1度サーバーをガチャンと切り替えてみます

LAN内で,新しいサーバーの準備をしています.デフォルトのmail transfer agent (MTA)がsendmailからPostfixに変わったとか,httpdはたぶん動くだろうとか解りましたが,実際に外からアクセスできるようにしてみないと,動くかどうか解りません.

2022年4月6日(水)の午前中に切り替えを予定しています.あんまりひどかったら元に戻します.

以後しばらくは当サイトの運用が不安定になるかもしれませんので,ご承知ください.

安定しましたら,またお知らせします.

Slackware 15.0 はPostfix

いや〜,びっくりです.Slacware 15.0 (64もARMも)では,mail transfer agent (MTA)は,sendmailでなく,postfixになってました.

そういう流れならば,先々postfixに移行することを考えます.しかし,バイナリーコンパチのMySQLから,MariaDBへの移転とは訳が違ってきますので,今回の14.2から15.0へのupgradeでは,トラブルの要因を減らすため,sendmailを使うことにします.

移行後,落ち着いたらpostfixへの切り替えを考えます.

SlackwareARM 15.0 install 4 停滞中

せっかくSlackwareARM 15.0をrsyncして一式そろえたので,何度かクリーンインストールを繰り返してみました.

残念ながら,3回クリーンインストール(思いついた設定を変更しながら)しても,sddmとKonquerorの不具合は直りませんでした.

この「品質」だと他にも不具合のあるソフトがあるような気がします.

いちおう決めたように,GUIはあきらめて,CUI(別のマシンからsshで接続して)でサーバーの設定をしていくことにします.

SlackwareARM 15.0 install 3 方針変更

sddmが動かないのは,xdmを使う事でごまかしましたが,Konquerorも動いてくれません.

SlackwareARM 15.0にはFirefox-ESRがついていませんから,Konquerorも動かないとなると,Web browsingのアプリがありません.

ということは,SlackwareARM 15.0(SARPi4)では,GUIを立ち上げて自分で調べて設定していくという普通の方法をとることができません.

これは,SARPi特有の問題なのか,SlackwareARM 15.0全体の問題なのか,知りたいところですが,調べません😓

他のWeb browserのあるマシン(たいていマクドですが)からsshでつないで設定していくほかありません.

ということで,SlackwareARM 15.0のテストマシンのGUI整備は放棄して,CUIでいろいろ設定していくことにします.

Raspberry Pi 4 Model Bで,GUIが使いたく,しかもKDE Plasma Desktopを使いたい人(あるいはRaspberry Pi OSを使いたくない人)は,Manjaro aarch64を使う事をお勧めします.知らんけど

関東ではマック,フランスではマクド.

SlackwareARM 15.0 install 2

Install 2回目

SDカードでは無理ということで,以前Manjaro aarch64をインストールしてWSの可能性を調べていた500GBのSSDにインストールすることにしました

SSDは,USB3.0接続できるケースに入れてあり,別のLinuxマシンでパーティションを切り直して準備しました.gptパーティションで,1GB vfat, 8GB swap, 残りext4です.vfatのパーティションにSARPiのインストーラーの中身をコピーしました.

このSSDをRaspberry Pi4 Model B 8GB RAM(RPi4)に直接接続しましたが,供給電流の容量が足りないようで,RPi4が認識しません.手持ちのUSB 3.0 HUBを探しましたがないのでとりあえず,USB2.0 HUBを使ってつないで起動したところ,うまくいきました.SDカードの時と同様にsetupを使ってインストールを始めました.

しかし,USB2.0がボトルネックで,SDカードよりは遙かにましですが明らかにSlackwareのインストールのスピードではありません.近所の電気店にUSB 3.0 HUBを買いに行きました.ちょっと高かったんですが,通販で頼んで1〜2日待つより早いので買ってきました

近所の電気店で急きょ購入したUSB3.0 self-powered HUB

USB 2.0でつないだ時よりもブートパーティションの認識も,kernelの起動もかなり速いです.で,またsetupからやり直しです.

このように何回かやり直す場合,ftp/http接続よりもwgetかrsyncでまるまるダウンロードしてUSBメモリーにコピーしておいた方が良いかなと思いましたが,インストールを始めてしまったので今回はこのままhttpで行きます.

初期設定

後のインストールはSlackwareと何ら変わりありません.またvfat内のinitrd.gzをrenameするか削除します.しかしそのままでは,起動を掛けた時,SDカードをルートとして探しに行くので,vfat内のcmdline.txtのroot=を

root=/dev/sda3

としておきます(筆者のパーティションの場合).

これでめでたく起動しますが,時計が1970年になっているので,/etc/rc.d/rc.ntpdを実行可にして,/etc/ntp.confの0〜2のpool.ntp.orgのコメントアウトを外します.

SARPi4パッケージをインストール

SARPi4のページの最初の表にあるSystem Packagesの,5つのパッケージを何らかの方法でターゲットのRPi4にコピーして,pkgtoolで,インストールします.

これをしないと,システムはブートしますが,moduleを必要とするサービスが動きません.

Greeter

初期設定を終えた段階でSlackware64であれば,/etc/inittabのDefault runlevelを4にすれば,KDEのgreeter(login画面)が立ち上がりますが,SlackwareARM 15.0ではどうしたものかNGです.

SlackwareARM 15.0の標準のgreeterはsddmです.これが機能してくれません.xdmも着いていて動きますが,シンプルすぎてコンソールログインへの切り替えができないのでちょっと困ります.とはいえ,ないとどうしようもないので,当分xdmで行くことにします

rsync

遅ればせながら,3回目以降のインストールもあろうかと,SlackwareARM 15.0を別のマシンローカルにコピーします.空のディレクトリーを作ってその中で,

rsync -artlvd slackware.uk::slackwarearm/slackwarearm-15.0/ .

です.ソースなどもあるので一晩くらいかかりそうです.

関連ページ

Manjaro aarch64は潔く消すという選択です.
その1〜2日のうちにやる気が萎えてしまう可能性が大です😓
筆者は,USBメモリーにコピーというベタな方法をとりました.
確認していませんが,sddmと思います.
具体的な方法はいくつかありますが,rc.4.local内に,rc.4のxdmを起動する部分をコピーしました.sddmが実行できないようにchmodしたほうが簡単かもしれません.