そういう訳で,インストールを始めました.あいているRaspberry Pi 4 Model B RAM 8GB(以下 “RPi4″)をターゲットマシンにして,32GBのマイクロSDで行きます.
今回は,「マニュアルを読まない」「How toを検索しない」を大まかな方針とします.とはいえ,絶対にしないのでは無理なので😓 動いているSlackwareARM 14.2のマシン(RPi4 4GB RAM)の設定などを参考にします.
まず,RPi4用のインストーラーをダウンロードします.
このページの最初の表に,“Slackware ARM installer”とあり,2つのファイルのリンクがありますが,中身は同じです.zipの方が扱いやすいと個人的には思います.
Slackware的には,まずディスクのパーティションを切りますから,SDカードを別のSlackwareマシンに差して,fdiskを使いgptで初期化して,1GB vfat, 4GB swap, 残りlinux file systemとしました.そして,それぞれをフォーマットします.
最初のvfatのパーティションに,ダウンロードしたzipを展開して中身をコピーして,RPi4にSDカードを挿して起動します.
setupを起動していつものSlackwareの通りにしますが,パッケージをダウンロードしていないので,ftp/httpを選んで,
http://slackware.uk/
/slackwarearm/slackwarearm-15.0
をそれぞれ入力します.それ以外はいつも通りですが,SDカードへのインストールは何時間もかかりますので,ほったらかして寝ました.
朝起きたらインストールは完了していて,ネットや自動起動させるデーモンなどいつもの設定をして完了です.
このまま再起動してはまたインストーラーが起動してしまうので,/bootにマウントするvfatのパーティション内にあるinitrd.gzをrenameするか消します.
無事起動して,メインとなるユーザーを作って,kdeを起動して,いろいろ設定作業をしたいところですが,やはりSDカードベースでは,忍耐の限界を遙かに超える遅さですので,すぐ作業をやめました.
Slackware(64) 15.0に付属しているFirefox-ESRはSlackwareARMには付属してなくて,インターネットのブラウズは相変わらずKonquerorで残念です.
以上を踏まえ,実用的な速度になるようにSSDをルートにしていきます.インストール完了したSDカードの中身をSSDにコピーして,設定をちょこちょこっといじれば良いのですが,せっかくなので,練習2回目として,SSDにインストーラーをコピーして,SSDに直にインストールするのを試します.