ソニ物買いの銭失い

ネットで調べても1件もヒットしないようなので,書いときます.

これはある方から聞いた言葉で筆者のオリジナルではありません.気に入って良く使っています😅

ソニータイマーと関連する “ことわざ” です.

Wikipediaの最近の気に入らない点

ウィキペディア(Wikipedia)を結構利用してますが,程度の差は色々ありますが編集の方向性に気に入らない点が多々あります.

最近特に気に入らないののNo.1が「コメディエンヌ」です.ちょっと調べればわかるように,コメディアン(comedian)の女性形 “comedienne” です.日本語版ウィキペディアでは,多くの女性コメディアンが「コメディエンヌ」と表されていますが,日本の普通の日常会話や文章ではめったに出現しない言葉です.

昨今のジェンダーレスの流れから言えば,いやそうでなくてもあえてコメディエンヌという馴染みがない言葉を使う必要があるんでしょうか.

Wikipediaの英語版では, “comedienne” は “comedian” にリダイレクトされ,そのページでは,リダイレクトの説明以外に “comedienne” という単語は1度も出現せず,男性も女性も “comedian” と表記されています.

また何人かの女性コメディアンの英語版の項目を開いても “comedienne”という語は見当たりませんでした.

日本語版Wikipediaで「コメディエンヌ」という言葉が多用されていて,とても不自然に思います.ガラパゴス現象といえるかもしれません.

気に入らないのの2番は「ヒロイン」です.中学高校で英語をちゃんと習いそこそこ使っている人はヒロイン(heroine)がヒーロー(hero)の女性形だということはご存知だと思います.つまりドラマで主人公が男性ならヒーロー,女性ならヒロインというだけのことです.

これもジェンダー絡みではあります.

日本語版のWikipediaの多くの映画やドラマや小説の記事において,「ヒロイン」という言葉は「(主役が男性だった場合の)準主役の女性」の意味で使ってることが多いです.本来のヒロインの意味を尊重すれば,そのまま「女性の準主役」と書くべきと思います.

“草食系”

人間を含めた多様性のある動物を蔑むようなラベル付けをするのってどうなのよ,とかなり前から思っていました.今日的に筆者が最も気に入らない言葉というか用法の1つが表記 “草食系” です.

草食系と聞いたら普通以上の常識のある人なら,ゾウやサイ,首を激しくぶつけ合って闘うキリン(足も速い),体重が500kg〜1tにも達するバイソン(足も速い),脚線美のインパラ(足も速い),オーストラリアの大地を高速で跳びはねるカンガルーなどを思い浮かべると思います.サラブレッドも草食です.

逆にたくましくない,なよなよした草食動物っているでしょうか.

そして,先日のNHKブラタモリでの宇和島の闘牛.ビバ,草食系!

草食系(闘牛の牛)©NHK 2023

他人に厳しく自分に甘い

今渦中の自民党議員の一人が某省の大臣時代,その省が所管する機関で情報漏えい事件がありました.

もちろん一番悪いのはハッカーですが,ずさんなパスワードを使用していた現場の職員が大臣側からの指示(圧力?)で処分されたそうです

管理責任がない一般の職員が,故意でなくそれほど重大でもない過失で処分されたのは異例で,当時同じような立場だった職員たちは憤慨したでしょう.

その議員は今回大きな疑惑というか疑獄の中心部にいますが,「職責を全うする」とか言って役職に居座るようです.

人を処分したり罰する立場にあってそれを行使したものが自分に甘くてどうするんでしょう.その議員には人気俳優の名言を捧げます.

「常に懐に辞表を」

大泉洋(水曜どうでしょう)
その筋からの情報では「どうしても処分しろ」とのお達しがあったらしいです.
破られるパスワードを使用していたら重過失なんてことになったら,日本中大騒ぎです.

「自己責任論者は “他者の自己責任” のみ追求し,自己の責任を追求されると逃げる」新たな事例

標記のちょっと長い “法則” ですが,今回の大阪万博の責任のなすり合いが非常にわかりやすい事例なので,記録しておきます.

特筆すべきは,自己責任論者の集団の一人の責任が追求されると,他の集団やその集団に属する人に責任転嫁するばかりではなく,逃げ場に窮すると自分の集団の他者をも責めるという,人としてどうなのということを平気ですることです.特に本法則の顕著な事例として永久に語り継ぐに値すると思います.