沈む中流

今朝のNHKのニュース内のレポート「沈む中流」は身につまされました.

例として出てきた人は年齢もほとんど同じで,いろいろ共通するところがあります.入社した時は年功序列があたりまえだったのに,これから給料が上がるという年頃に「成果主義」導入の名の下に,大多数の普通の社員にとっての実質的な賃金凍結〜賃下げが行われました.退職金も年金も期待したほどの額ではありません.

割を食った世代だと思っています.

それでも例の人より本質的にましだと感じたのは住宅ローンが現役時代に完済できたことです.月々10万円など,到底払えそうにありません.

年金生活でありながら,世帯年収460万円の団塊の世代がうらやましいというか,うらめしいです.

野党は批判ばかりで良い

頭がすっきりしているうちにまとめておく,第2段です.

「野党は批判ばかり」とは,与党の品のない幹部が吐露する常套句で,虎の威を借るマスコミもそのまま肯定的に流したりします.
しかし,野党は批判ばかりでいいのです.与党の幹部からそういう言葉が出てくるというのは野党の追求に窮しているからに他なりません.

また,「野党は批判ばかり」と批判的にいう政治家・マスコミ以外の人に問いたいのは,それでは批判をしないで何をすればよいのか,ということです.まさか,某野党のように与党にすり寄るような言動をしろとでも.

まあ,「対案を出せ」とのなんとかのひとつ覚えが返ってきそうですが,絶対に採用されない対案を作り続けることほど非生産的なことはなく,聖人君子でもなけりゃ無理な話です.政治以外の仕事でも,提案をし続けても全部却下じゃやる気がなくなり,その人の能力まで低下してしまうことは自分の狭い経験からでも解ります.

だから野党は非生産的な対案作りなどせず,批判ばかりで大いにけっこうです.批判すべきところを批判しないで与党にすり寄るような野党こそ不要です.

全く採択されないので,生産性はゼロです.

軍拡は果てしがない

まだ頭がすっきりしているうちに,自分の考えを書きまとめておくことにします.

基本的には自衛隊は必要悪と考えています.必要悪扱いに対して「継子扱いの不憫な子」などとただ感傷的で政治家としての資質を疑わざるを得ないような形容をする筋もありますが,不憫な子にしてここまで成長できたのです.

軍隊でなくて自衛隊と聞くと,軍隊よりも一桁くらい弱い様な印象がありますが,軍事費(日本は防衛費)の世界ランクで,1990年頃は日本は3位を維持していました.その後中進国の経済発展や日本の経済の低迷など経済が主な理由で順位を9位まで落としていますが,依然世界では上位の国の軍隊と伍しています.

一部の筋の人たちはより自衛隊を強くしたいから,憲法に存在を明記して継子から実子にしたがっています.しかし,古今東西の事例が示すようにいくら軍事力を増強しても絶対に安全・安心ということはなく,果てしなく軍拡が続けられます.この状態に陥ると,アメリカでいう軍産コングロマリットにとって一番都合がよいだけです.結果的に財政を圧迫して国民が不幸になります

そんなこんなで継子でここまで育った自衛隊はこのまま継子でがんばって欲しい,というのが個人的な考えです.

これも古今東西そうですが,軍隊にお墨付きを与えたら増長するばかりで,国民に最大限の不幸をもたらします.

防衛費を増やしたい人たちにはむしろ好都合.
ソ連が崩壊した時は,一時期ですがアメリカに次いで2位にまで順位を上げました.
堤未果さんの書籍などに記されているように, “貧富の差を利用” した兵士集めも行われます.

マイナポータルの使いにくさ

スマホアプリ「マイナポータル」は,起動する度にマイナンバーカードの暗証番号の入力を求め,さらにマイナンバーカードをスマホにくっつけなければなりません.

こんなの,1度認証してひも付けしたら後は省略できないんでしょうか.いちいちやってられません.

あくまで「ポータル」の名の通り,認証だけしてあとはWebブラウザーに移行するのですが,iOSに関してはFirefox対応にできていないため,マイナポータルで認証する前に,デフォルトのブラウザーを一旦Safariにしておく必要があります

また,サイト内の機能についても,おおよそ使いやすいとはいいがたいです.

今日は,あとどういうことをすればポイントがどのようにもらえるのか調べたかったのですが解らないままとなりました.

また,マイナンバーカードが保険証として使える申請が通っているのに,もう一度申請してしまいました.

困ったもんです.

Chromeではどうなるか知りません.

貧乏人に厳しい政策

逆累進制と言われる消費税は貧乏人に特に厳しい政策ですが,後期高齢者の医療費自己負担2割というのも厳しいものです.

何度も引用しますが,「老後2000万円必要」とした金融庁の審議会の報告書(2019年6月3日)には,2014年における65〜74歳の世帯(主)の収入は約460万円となっています.7年前のデータですから,そのデータの母数となった人々の7割は現在後期高齢者になっています.

この数字って,現役世代が冷静に見ることができるんでしょうか.

そんなに収入があるのなら2割くらいいいじゃないか,ということで,引き上げが決まったと思うのですが,年収200万円の2割負担と,460万円の2割負担では,厳しさは月とすっぽんほど違います.

負担増はやむを得ないと思いますが,なぜ収入に応じた負担にしないのか.計算しないので,具体的な妥当性は解りませんが,300万円以上は2割負担,600万円以上は3割負担のような形にすべきだったと思います.

年収200万円のような,ぎりぎりの生活をしている後期高齢者は,現政権にとってはどうでもいいっていうことなのでしょう.