セクシー田中さん

日テレの表記のドラマ見てます.いや,半分見てます.

どうもこれまで漫画が原作のドラマが面白かったためしはないのですが,木南晴夏の演技がその田中さんを良く表現できている(と思われる)ので,とりあえず録画していますが,飛ばしながらも半分見ています.

漫画が原作なのが面白くないのは,たぶん漫画家があまり世間のことを知らないからだと勝手に分析しています.もちろん,筆者を含めた世間並みの人が知る「世間」を超越した世界観を描く天才もいますが,統計的にはどうしてもそういう傾向になると思います.

木南晴夏とは別に,生見愛瑠(めるる)の演技が良いです.あくまで原作を読んだことがないですが,たぶん原作の人物像にズバリハマっているんじゃないかと思います.

今後も録画して半分飛ばして楽しみたいと思います.

ちなみにこのドラマ枠では繰り返しになりますが「城塚翡翠シリーズ」,「ブラッシュアップ・ライフ」が良かったです.それぞれ続編を大いに期待しています.

原作を読んでないので😅

映画評論とオーストラリアの思い出 〜Melissa George〜

メリッサ・ジョージ( “Melissa George” )はオーストラリア出身の俳優で,現在はイギリスで活躍しているそうです.

現在SNSでフォローしている人のうち2人が不定期的ですが結構頻繁に映画の感想を投稿してくれます.一人は日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」で見てからすっかりファンになっている滝沢カレンです.父はウクライナ人だそうですが本人は日本生まれの日本育ちなのに不思議な日本語を使いそれに魅了されています.彼女が出演した「伯山カレンの反省だ!!」は最後の1年分くらい,「NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語」は全話見ました.

多分今まで見た中で「伯山…」に滝沢カレンの良さが一番良く出ていたと思います.

その滝沢カレンは多い時は連日,そうでない時でも3日くらいの間隔て映画の感想をThreadsに投稿します.

彼女らしい表現で読んでいて面白いのですが,彼女が見る映画はほとんどホラーで,ホラーが苦手な私はたぶんどれも辛くて一話を通して見られないと思います.

最新の投稿で紹介されたのは, “Triangle” (邦題: トライアングル)というイギリス・オーストラリア合作の映画です.主人公がそのメリッサ・ジョージです.

私は1996〜1997年に家族とシドニーに暮らしていました.英語の勉強も兼ねてTV番組はよく見ていましたが,毎日夕方に放送されるホームドラマ “Home & Away” をよく見ていました.Wikipediaによれば,このドラマは,1988年に始まり新型コロナで2020年から中断しているものの,まだ終わってはいないようです.

ドラマは “Summer Bay” という架空の海辺ののんびりした街が舞台で,主人公的な人やフォーカスが当てられている人はシーズンによって変わっていきます.また,毎日・何十年間も続いているとは言え,オーストラリアの連続ドラマは年の半分くらいの週しか新作が放送されません.あとは,再放送や切替期の特番です.

ちょうどわが家がシドニーに暮らしていた頃のヒロイン的な役柄を Melissa George が演じていました.苗字が “George” というのが珍しくて強く印象に残っていました.

滝沢カレンが紹介した “Triangle” という映画についてWikipediaで調べてみると,主演がそのMelissa Georgeということで,なんか見たい気もしますがホラーなのでやめておきます.

もう一人,SNSで映画の感想を流してくれるのが,こちらは一般人ですが,高校の同級生で大学も同じだったN君です.その高校では学年にもよるらしいですがわれらの学年は毎年クラス替えがあり,N君以外で3年間同じクラスだった人はいないのです.最近の人はクラスや学校が違っても同じ学年の人を「同級生」というらしいですが,N君は正真正銘の同級生です.

そのN君は高校3年のとき学年トップの成績で,理系でありながら国語も好成績を取っていました.その理系的頭脳+国語力がSNSに投稿する映画評論にも遺憾なく発揮されています.

彼は邦画・洋画のジャンルも幅広く見ているようですが,どちらかというと日本の青春ものが好きなようです.

滝沢カレンの不思議な日本語による映画評と,論理的思考でスキがなく文章も intact な映画評の両極端を楽しんでいます.今のところはないのですが,いつか同じ映画の評を投稿してくれないかと期待しています.

ジェンダーなんとか前は “女優” .
たぶん,月〜金.
Wikipedia英語版によれば, “soap opera” .
個人の感想です.
Family name.
トップクラスではなくてトップそのもの.

カマキリ先生は見ないけど今年もクマバチが飛び始めた

カマキリ先生こと香川照之氏は,何か月かの謹慎期間を経て,昨年末には復帰して歌舞伎に出演したそうですが,カマキリ先生は当分復活しないか,あるいは永久に復活なしかも知れません.

そんな中でもカマキリ先生がカマキリの次かその次かその次くらいに好きなクマバチが今年も飛び始めました.

わが家からスーパーまでの田舎道の途中でホバリングしていました.ホバリングといってもあちこち動くので,ビデオでは追い切れませんでした.一瞬ピントが合ったところのスティルです.

いくつかのドラマの感想

ご注意: いわゆるネタバレが含まれますのでそういうの気にする人は読まないでください.

まずは,3月12日(日)が最終回だった,ブラッシュアップライフです.やはり全10話でした.

シリーズの後半は完全に心温まる友情物語で終わるのかと気楽に見ていたら,第9回で毒をもるなんていうサスペンスになってしまい,ひやひやしました.しかし,鍵を握る女とも言うべき三浦透子演じる元北熊谷市役所の後輩で第10話現在CAをしている河口美奈子の再びの登場です.彼女は主役の近藤麻美(安藤サクラ)たちが毒をもろうとしていた中村機長(神保悟志)を日頃から嫌な上司と思っていたところ,今回のフライトが中村機長の不倫旅行とわかり,そのことを奥さんに密告したとのことです.中村機長は毒をもられなくても搭乗できなくなったというなんともアクロバティックな展開となりました.

その後の展開は若くして機長になった麻美も宇野真理(水川あさみ)も最大の目的を果たしたことであっさりその職を捨てて故郷に戻り市役所職員と保育士にそれぞれ転職して,門倉夏希(夏帆),米川美穂(木南晴夏)となかよし4人組として幸せに長く暮らしましたとさという,安心して見終われる結びになりました.

もともとなのか,子供番組に長く出演して培われたのかバカリズムの優しさが現れたと感じました.

2つ目は相棒の最終回です.相棒はシリーズ化前からずっと見てきましたが,今回は正直なところがっかりです.日本をこんなにしてしまったのは団塊の世代で,渡辺いっけい演じる私塾「ながとろ河童塾」塾長のいうとおりです.それを杉下右京が,塾長に向かって筆者の世代を名指しして,何もしなかったのは同罪だ的な指摘をしました.これは的外れで,悪いのは団塊の世代で,我々の世代は犠牲者です.非常に気を悪くしました.右京さんには「僕としたことが」と反省してもらいたいです.

3つ目は,ここのところ毎日楽しみに見ている冬の輪舞(2005年にフジテレビ系で放送された連続ドラマのチバテレによる再放送)です.とにかく普通の人には一生に一度起こるか起こらない(起こらない方が多い)かのような大事件が何度も起こり,ありえない偶然が何度も起こるというフィクションの極みとも言うべきドラマです.

全62話のうち第6話くらいから見ています.たまたまその回を見てから続けてみているわけですが,バラいろダンディで遠野なぎこを見ていると,誰しも感じると思いますが何か普通じゃない影というか重たいものを抱えているように見えるのですが,この冬の輪舞はまだ26歳の作品で,若々しいけどしっかりした演技をしていて,関心を持ったわけです.

その後,ネット検索をすると,遠野なぎこの実際の人生は下手をするとこのドラマよりも壮絶なのかもしれないと知りました.

今日の放送は第47話で終盤に来てます.楽しい内容のドラマではないですが,ますます楽しみです.

ついでに河口美奈子(三浦透子)も.
河口美奈子はやはり北熊谷市役所職員.
Eテレ ビットワールド.

ブラッシュアップライフ (4)

昨夜の第8回を今朝見ました.

たしかに麻美(安藤サクラ)やまりりん(水川あさみ)の他に人生をやり直している人がいるだろうという予想は当たりましたが,そういうこて先の話だけではなくて,全体の印象は期待を大きく上回りました.

だいたいの驚きや感動のポイントはあちこちのSNSやBLOGやまとめサイトにあると思うので省略しますが,本当のヒーローは麻美ではなくてまりりんで,麻美はその生き方に共感してせっかく宿願の人間に生まれ変わることができるという来世を捨てて最後の5回目の人生を送る決意をしたところがなんとも良いですね.

ちなみに,受付係のバカリズムに老若男女何人か写っている写真を見せられた麻美が「どの人ですか」と問うとバカリズムが「これはフリー素材でどの人ということではなく,イメージです」との趣旨の回答をするところがまた何ともバカリズムらしいと感心しました.

むちゃくちゃな話なので,あちこちつじつまが合わないところがあってたいていのところは気にしませんが,一番大きな疑問で自分としては放置できないのは,「一周多く人生を送っているまりりんが最初の1周目で一緒に生きた麻美はどの麻美」というものです.

街でバッタリ遭遇した1周目の人生で市役所の後輩であった河口美奈子(三浦透子)はその説明のために再登場したのかも知れません.彼女は「麻美が途中で市役所にいなかったので人生を繰り返していると思った」との趣旨のことを語っています.つまり,人生を繰り返していない人は,何度目の人生で出会っても1周目と同じ生き方をするということのようです.

SF的コメディーから感動の友情物語の様相を呈してきましたが,(たぶん)残り2回が楽しみです.

2023年2月26日(日)夜.
あるいは「それぞれの周で出会う人たちは同じ人たちなのか?」