Manjaroの弱点

筆者の愛用しているManjaroはrolling release modelというバージョンアップの方法を採用しています(ベースのArch Linuxがそうであるため).

まあ,GentooSlackware-currentも同様ではあります.この手のdistroの弱点は,しばらくupdateをしないで放置しておくと通常のupdateの手段ではupdateができなくなってしまうことです.

実マシンから作ったディスク仮想イメージとして存在させている仮想マシンは,もとの実マシンのバックアップ的な意味合いなので存在感が薄く,気がつくと最後の更新が何か月も前だったりします.

筆者のLinux第一WSであるManjaro AMD64も,ときどきバックアップのためにディスクを仮想化して仮想マシンに仕立ててます.仮想マシンとしても実は一番気に入っているので,Mac mini2台と実マシンであるManjaroのWS自身の中で仮想マシンとして “飼って” います.

気に入っているとは言えバックアップなので新し味がなく,ときどきupdateが何か月ぶりになってしまうことがあります.そんなときは他のupdate可能なイメージをコピーしたり,新たに実マシンから仮想化しました.パックアップの更新としての意義があります.

たまたま,前日updateができなくなった状態をあるSNSに投稿したら,親切な方が,

pacman-key --refresh-keys
pacman -Sc

を試してみてはと教えてくださいました

一台目はそれで復活しました.しかし,別の仮想マシンが同様の症状になっていましたが,上記の方法では復活できませんでした.1勝1敗です.

NGなほうはさらに別のマシンで動いているupdate可能なManjaroのディスクイメージをコピーして差し替え,動くようになりましたが,バックアップの意味を込めて後で久しぶりに実マシンから仮想化しようと思います.

筆者はシステムのメンテはrootでログインした状態で行うことをポリシーにしています(Slackware流)ので,コマンドごとにsudoを使う事はしません.

Mac3台は要らない😓

OpenCore Legacy Patcherを使い,既にAppleから見捨てられたMac mini late 2012Macbook 2017 にmacOS 15.x (Sequoia)をインストールして使える様にしました.

これとAppleがまだサポートしているMac mini 2018と合わせて現在わが家,というか筆者個人用のパソコンは3台になりました.

Mac miniは持って歩くわけに行かないので,書斎とリビングに置いています.この他家の中で作業空間がとれる場所はなく,家の中ではMacbookの出番はありません.

Macbook 2017にOpenCore Legacy Patchを使用して最新OS, macOS 15.1を走らせている.

たまに外出もしますが,日帰りでちょこちょこっと用足しに出る場合スマートフォンがあればたいてい十分です.

ここのところないし,今後もなかなかなさそうですが,出番があるとすれば泊まりで出かけるときくらいでしょうか.

このMacbookは何年か前にバッテリーが膨らんで交換したので,バッテリーもあまりへたっていないですし,その際無償交換対象になっていたキーボードも新しくなりました.引退させるのはもったいないです.なにか活用できる方法はないか,考えていきたいです.

Wi-Fi (筆者の家庭内LAN)でこのピードが出るので,まだまだ十分です.

その後もネットが速くてすみません

今日,インターネット接続って電気ガス水道と同じで普通に使えてあたりまえ,空気と同じ,という感じですね.

しかし,インターネット接続に関しては2019〜2022年の3年間,10Mbpsを割り込むようなことがたまにではなくそれこそ1週間に何日も起こるような劣悪なインターネットプロバイダーを利用せざるを得ない状況に耐え続けました.

家族はそのスピードの不満だけ(とはいえ在宅勤務をする家族には深刻な問題でしたが)ですが,筆者にとってはIPv6がまともに使えないという2重苦でした.

一昨年ようやく劣悪プロバイダーと無料で解約できる期間になりさっそく解約してかつて利用したうちでスピードが速くIPv6も使えるNuroと契約しました.

それから2年が経ち今後はキャッシュバックもないのでかつてのマインドでしたらキャッシュバック目当てにプロバイダーを変えるとことでしたが,少なくとも今回は変えないことにします.

日曜日の朝のたぶんネット的には閑散期だと思いますが,Fast.comではこんなスピードが出ます.

NuroのONU+お仕着せルーター→1Gbps 8ポート HUB経由で,Mac mini late 2012 (OCLP + SequoiaのSafari)で測定しました.家庭内LANは1Gbpsなので,この計測結果はかなり盛ってますね.

ちなみに,iPhone 14のSafariで測定したのがこちらです.Deco X60のWi-Fi 6も十分活かされていると思います.

これもかなり盛られた結果ではあると思います.

インターネットアクセスのスピードが速いことのありがたみをかみしめつつ毎日暮らしていきたいと思います.

ATOK Passport 再契約

去年の7月にATOK Passportを解約して,無料で使える日本語入力ソフトのうち一番まともそうなGoogle日本語入力を使ってきました.Google日本語入力はMozcとも共通部分があるから,使い勝手がLinuxのいくつかのWSと通じるという利点も期待しました.

それから1年3か月ですがもう限界なので再びATOK Passportの契約をしました.

何が悪いかというと,連文節変換がバカすぎです.なかなか実例が思い出せませんが,連文節の変換で前後何の関連性もない変換をします.これが一番の理由ですが,ATOK Passportで複数のクライアント間のユーザー辞書のシンクロも,失ってみるとかなり大きな存在であったと感じます.

あと,多少の誤入力を自動的に修正してくれるのも,やはり失うとその機能のありがたさを感じます.

だいたいそのくらいでしょうか.もちろん,Google日本語入力でも,手動でユーザー辞書の同期(具体的にはユーザー辞書を書き出してクラウドにおいて他のマシンでダウンロードして辞書ツールでマージする)はできますが,これを自動的に毎日やってくれるのはそれだけでも価値があります.

今回もベーシックプランとしました.今後試しにプレミアムにしてみる可能性は排除しないことにします.

Workstation.
これは当初から解っていたことでもありますが.

古いMacに最新OSのインストール (9) 捨てようとしていたMacの実力

OpenCore Legacy Patcherで復活したMac mini (Late 2012 (Macmini6,2), Core i7 quad-core)ですが,ネット関係については1GbpsのLAN内で使用するには十分な実力を持っています.

いろいろ思うところはあります.まだ十分使えるのに,OSのサポートが切れたからといって捨てなければいけない現状,12年も前のCPUを搭載したコンピューターが今でも使えるというその10年間の進歩の停滞.