RPi3でRTSPを見る: Reboot 3 難航中

その後難航しています.その主な理由は2つあって,

  • Manjaro ARM xfce版が安定しない
  • CPUの冷却問題

です.Manjaro ARM xfceは,rtspを見ることができるVLCが利用できるdistroの決定版と思ったんですが安定してくれません.VLCを動かしていても動かしていなくても,ちょっと目を離すとスクリーンが消えていて(映像信号が来ていない),キーボードやマウスを操作してもロック解除の画面が出ません.

スクリーンセーバー機能をOFFにしても状況が変わらないので,スクリーンロックもOFFにしてみましたが,何も変わりません.

スクリーンが消えた状態でも,sshで他のマシンからつながりますので,生きてはいるのですが,その状態でrebootをかけても画面表示が復活しません.

そこで,これはxfce版がぶっ壊れていると判断して,RAM 1GBのRapsberry Pi 3 Model B (+)には厳しいと思いつつもManjaro ARM KDE Plasma版のインストールをはじめました.

CPUの冷却問題については,まず前提を書きますと,CPUの温度が85℃未満ならば良いのです.しかし,CPUの温度は刻々と変化しますから,安定動作を望むならばVLCでrtspをモニターした状態で,80℃以下に保つことが必要と思います.

先日購入した,強制空冷のガジェットをRaspberry Pi 3 Model Bに装着してうまい具合にRaspberry Piのオリジナルのケースに収めることができました.

ケースに収めた状態で,VLCにてrtspの監視カメラのストリーミング映像を見ていると,効果絶大と思った強制空冷の効果も限定的で,じりじりCPUの温度が上がり,25分後には80℃を超えてしまいました.

考えてみれば,いくら強制空冷といっても空気がケースの中でぐるぐる回っていては,温度が上がって行くのはあたりまえです.そこで,ふたを外したら,70℃前後で安定するようになりました.

強制空冷の場合,ケースの穴にファンが付いて,確実に吸排気できるタイプ(あるいは,Ice Towerのように,ケースがないタイプ)でないとだめなようです.ただし,Raspberry Piのケースに付いているファンは必ず遠からず止まりますので,その際はおそらくケースごと交換となります.

そこで,パッシブで大きなヒートシンクはないかと探せば,ケースをヒートシンクにしているタイプがいろいろあります.そのひとつをAmazonの出店者から買いました.

xfceに見切りを付けて,KDE Plasmaをインストールし始めたところで,まだVLCの連続テストはできていませんが,ケースが良い感じに暖まっているところを見ると,放熱もよくなされているのだと思います.

RPi3でRTSPを見る: Rebootシリーズ

Raspberry Pi財団に寄るのか,日本のディストリビューターの1つRSオンラインに寄るのかは不明.

RPi3でRTSPを見る: Reboot 2 強制空冷なら可能

しばらく停止していたRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)でReal Time Streaming Protocol (rtsp)で配信される監視カメラ画像をモニターさせるプロジェクトのリブートですが,停止していた主な理由は,RPi3およびRPi3+ (Raspberry Pi 3 Model B+)の冷却機能強化のためのパーツ待ちでした.

それで,中国の通販サイトに2種類のものを注文して先日届いたのですが,どうにもこうにもで,使い物にならないかとあきらめかけましたが,ようやくひとつがRPi3のほうに装着できました.

強制空冷の効果は絶大です.

ファンなしで,ケースのオマケに付いてきたヒートシンクを付けた状態で,ManjaroARMのxfceのデスクトップが表示され安定した状態でCPUの温度は80℃を超えます

VLCを起動してrtspのカメラに接続したら,しばしば画面がブラックアウトして使い物になりませんでした.

この強制空冷の装置を付けたら,デスクトップが表示されて安定した状態でCPUの温度は60℃前後です.VLCでrtspのカメラに接続して,ライブ映像をモニターしても,CPUの温度は60℃台半ばで,85℃まで十分余裕があります.

ただ,問題はこの手のファンは遅かれ早かれ早かれ必ず止まりますので,注意して使い,ファンが壊れたあとのことも考えておかなければなりません.

結局なんだかんだでRPi3+用は買い直さなければならないので,中国から買うより割高になりますが,Amazonの出店者に,パッシブなケース全体で放熱するタイプのものを注文してみました.

RPi3でRTSPを見る: Rebootシリーズ

元の記録が見つかりません😓 ManjarARM xfceでなくて,KDE Plasma Desktopを使用したときの話かもしれません.
CPUの温度が85℃を超えたと思われます.

一時的にWebサーバー止まります

当Webサーバーを入れているケースのクーリングファンが止まってしまいました.他のケースと入れ替えるので,7月30日のいずれかの時間帯に30分程度停止します.

追記: 作業は既に完了

見込みの30分を少々超過しましたが,作業は既に完了しています.

2022年7月30日(土) 18:55 記

よくあるベアリングの不良と思われます.

仮想マシンのIPv6現状 〜6年前と同じ😓〜

今日は暑いけど,死ぬほどは暑くなかったので,懸案の畑の除草耕耘をしました.1時間ちょっと運転して,ローターから草を取るためエンジンを止めたら,2度とかからなくなりました.想定の範囲内ではありますが,明日に回す領域が多く残ってしまったので,もうちょっと耕したかったです.

さて,一番進めたい,監視カメラのモニターをRaspberry Pi 3 Model B(+)でしようというプロジェクトですが,中国の通販サイトに手頃なヒートシンク付きケースを注文したのに発送されません.5日延期しましたが,だめみたいで返金になる見込みです.

で,まあかなりどうでもいい部類の仮想マシンのIPv6化プロジェクトに取り組んでいますが,これも壁に当たっています.

自分のBLOGを調べたら,6年前に同じことをやって同じところで頓挫していたことが解りました.

さてどうしたもんでしょう.

Manjaro ARM でサーバー (1) 当面の方針

Slackware ARMはあきらめてManjaro ARMに移行する方針を定めましたが,その方針にそって,Manjaro ARMでサーバーを動かすためには,まずMariaDBをインストールというか,Slackware ARMで動かしている内容をクローニングしなければなりません.

しかし,Raspberry Pi (RPi)でいろいろやるのはスピードが遅いので大変ですから,ここは,Manjaro AMD64 (x86_64)でいろいろ試して,最善手・最短経路を見出してから,RPiへの移行を実践するのが良さそうです.

手順としては,システムやWordPressが送り出すeMailの配信関係の整備が必要なのでDovecotとPostfixをインストールして,最低限の設定をするのから着手しようかと思いましたが,Postfixはデータベースと連携するようなので,MariaDBが先のようです.

せっかくいい感じのworkstation (WS)に仕上げてきた,Manjaro AMD64をグシャグシャにするのも嫌なので,空いているSSDにクローニングして,そちらで試すことにします.

目標達成のための当面の手順は次のようになります.

  1. MariaDBのインストールと初期設定.
  2. MariaDBにメインサーバーのバイナリーデータをコピーして正常動作するか試す.
  3. うまく行けば,5へ.
  4. うまく行かない場合は,データベースごとにexport / importを繰り返してデータの移転をする
  5. Postfixをインストール(MySQLを使うオプション)
  6. 最低限の初期設定を行う.
  7. Dovecotをインストールして設定(Dovecotはいくつかのマシンにインストール&設定して使えているので問題はないと思う)
  8. Postfixのチューニング

ここまでうまく行ったら,Manjaro ARMの方で同じような設定を行うことにします.