Slackware ARMとRaspberry Pi OS 64bitのMariaDBはバイナリーコンパチ

標記の件確認しました.そうだろうとは思っていました.逆にそうでなかったなら何なんだろうとも思っていました😥

これで,Raspberry Pi 5導入時にサーバーのOSをRaspberry Pi OS 64bitにする最大の懸念が払拭されました.

一応確認した方法を書いときます.

Slackware ARMのMariaDBを,

/etc/rc.d/rc.mysqld stop

で停止させてから,/var/lib/mysql以下をtarで固めてsftpするか,rsyncを使ってRaspberry Pi OS 64bitのマシンの適当な作業ディレクトリーに置いときます

以下はRaspberry Pi OS 64bit側での作業です.

apt install mariadb-server

で,mariadbのサーバーをインストールします.これだけでMariaDBが動き出しますが,念の為動作を確認してからおまじないを実行します.

systemctl status mariadb
mysql_secure_installation

これで,rootだけログインできる空のデータベースが動き出します.ここで一旦,

systemctl stop mariadb

で,MariaDBを停止させて,

cd /var/lib
mv mysql mysql-empty

あとは,Slackware ARMから持ってきたデータを展開してから,/var/lib/mysqlとして置きます.念の為,/var/lib/mysql以下のオーナー・グループがmysql:mysqlになっているか確認してなってなければ修正します.

これで,

systemctl start mariadb

として起動を確認して,あとはSlackware ARMで使っていたユーザーでログインして中身を確認します.

コマンドラインだけでは不便なので,phpMyAdminをあとでインストールしたいと思います.

Slackware ARMのMariaDBは再起動しておきます.

一時的にWebサーバー止まります

当Webサーバーを入れているケースのクーリングファンが止まってしまいました.他のケースと入れ替えるので,7月30日のいずれかの時間帯に30分程度停止します.

追記: 作業は既に完了

見込みの30分を少々超過しましたが,作業は既に完了しています.

2022年7月30日(土) 18:55 記

よくあるベアリングの不良と思われます.

Manjaro ARMのAvahi解決 おまけ

firewalldを動かして,Avahi (mdns)を機能させる方法については,ネット検索するとすぐ見つかったので,firewalldを動かしたままにすることにします.

上記ページからの引用:

firewall-cmd --add-service=mdns --permanent
firewall-cmd --reload

元記事は,CentOSのケースですが,Manjaro ARMでも同じでいけました.BLOG主さん,ありがとうございます.

Manjaro ARMのAvahi解決

Avahiなんて,Zeroconfなんですから,インストールして何の設定もしないでも機能するはずですが,Manjaro ARMだけどうしても機能してくれませんでした.

昨日の段階で,

systemctl restart avahi-deamon

としてから,ほんの短い間だけ,他のAvahi / Zeroconf / Bonjourが機能しているマシンからssh xxxx.localで,接続できましたが,時間が経つと,

ssh: Could not resolve hostname xxxx.local: Name or service not known

になってしまう,というところまでわかりました.

この結果を元に,いろいろネット検索しましたが,解決に結びつく情報を見つけることができませんでした.

先程,ふと思いついて,Avahiが問題なく機能しているManjaro x86_64と,問題のManjaro ARMとで,

systemctl status

を実行して,動いているデーモン類を比較したところ,Avahiが機能しないManjaro ARMの方だけ,firewalldなるデーモンが動いていました.

適切に,設定してやればいいのでしょうが,x86_64では動いていないので,「不要」と判断して,

systemctl stop firewalld
systemctl disable firewalld

を実行したところ,めでたくAvahiが機能するようになりました.

2022年7月10日
たぶん,1〜2分間.

Manjaro ARMでAvahi/nss-mdnsが機能しない

注: 本件は解決済みです → Manjaro ARMのAvahi解決

筆者のLAN内では,複数台のmacOS機器と複数台のLinux機器が動いています.LAN内のDNSも動いていますが,大抵はBonjour / Zeroconf / Avahiで名前解決して接続しています.

前からどうもRaspberry Pi 4 Model B (RPi4) で動くManjaro ARM64だけ,他の機器につなぐことも,他の機器からつなぐこともできません.とはいえ,DNSを使えば名前解決できるので放置してました.

同じRPi4でRaspberry Pi OSを動かすぶんには,難なく相互に接続できます.また,Intel Core i7の第2workstationのManjaro AMD64(x86_64)版も相互に接続できています.

RPi4でManjaro ARM64を動かしているときだけ,Avahi-daemonも,nss-mdnsも機能していないということです.

自分でbuildして試してみようかな.

[2022年6月23日(木)]

追記: かつても経験

なんか😓 自分のBLOG内にかつてのAvahiの不具合が記してありました.

このときは原因不明のまま,問題となるLinuxマシンのKernelのバージョンが上がったら直りました.いや,このときは直ったようで直ってないようですね😓

しかし,時を経ていつの間にか直ってます.

今回もKernelの問題か,Avahi自体でないところに問題があるのかもしれません.知らんけど.

[2022年6月24日(金)]

追記2: 解決しました