Raspberry Pi 3 Model B (+) (RPi3(+))にて,RTSPを見るプロジェクト,一応成功して終了とします.
RAM 1GBモデルでないと多分無理だと思います.
使用するdistroはManjaro ARMで,その “KDE Plasma Desktop” のRapsberry Pi 4版です.問題なくRPi3(+)にインストールできます.micro SDカードは32GBのものを使用しましたが,16GBでも大丈夫だと思います.
設定では,起動時にSDDM (greeter)は使わず直接ログインするようにしたほうがいいと思います.
swapについては,デフォルトのままで1.3GBのzramが設定されるのでこれが丁度いいと思います.
初期設定が完了して起動して,Wi-Fiなどネットワークへの接続設定が完了したら,パッケージのupdate/upgradeが必要ですが,これはかなり時間がかかるので,root権限で,
pacman -Syu
をかけて一晩ほったらかしたほうがいいと思います.
このあと好みでいくつかソフトをインストールすればいいですが,systemdで動くものが増えると,メモリーが圧迫されるので,本来の目的であるVLCを動かすことの支障にならないよう,追加アプリは程々にしたほうがいいと思います.
そして,
pacman -S vlc
で,vlc本体と必要なライブラリーなどをインストールします.
これでGUIのVLCまたは,CUIのcvlcを動かせばよいわけで,Real Time Streaming Protocol (RTSP)の画像を見ることができます.
冒頭で「一応成功」としたのは,CPUの冷却が必ずしもうまくいっていないためです.
写真左の黒いケースは,パッシブなヒートシンクとケースが一体化したもので,安定していますが,右側のプラスチックケースの中に組み込んだ,中国製強制空冷装置は,ケースの外に排熱できないためあまり効果的ではありません.
新たにパッシブなヒートシンク一体型のケースを買えばいいんですが,中国製強制空冷装置への投資が全く無駄になってしまうので,しばらく考えます😥
RPi3でRTSPを見る: Rebootシリーズ
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