対ドイツ戦勝記念局

報道系バラエティーで盛んに言われていますが,5月9日はロシアの対ドイツ戦勝記念日です.アマチュア無線を長年やっているから知っていました.毎年もう少しするとコールサインに1945年からの経過年数を入れた,ロシアのドイツ戦勝記念局が出てきます.今年は77年周年なので,RP77AA的なコールサインになると思います

今年は,そこに対ウクライナ戦勝記念の意味も当然入ると思います.

自由と民主主義を守り抜く決意のアマチュア無線家としては,間違っても交信するわけにいきません.

しばらく無線の運用をやめることにします.

国内外の記念局と交信するのは好きなのですが,いつまでも過去の戦勝を祝うのは未来志向ではなく好ましく思わないので,ここ数年は積極的には交信しませんでした.

1度サーバーをガチャンと切り替えてみます

LAN内で,新しいサーバーの準備をしています.デフォルトのmail transfer agent (MTA)がsendmailからPostfixに変わったとか,httpdはたぶん動くだろうとか解りましたが,実際に外からアクセスできるようにしてみないと,動くかどうか解りません.

2022年4月6日(水)の午前中に切り替えを予定しています.あんまりひどかったら元に戻します.

以後しばらくは当サイトの運用が不安定になるかもしれませんので,ご承知ください.

安定しましたら,またお知らせします.

MH 370が “消えた” 地点をWSPRnetで特定

3月8日に放送されたフジテレビの「世界の何だこれ」で,2014年に消息を絶ったマレーシア航空370便(MH 370)の消滅地点を,最近になって特定したとの内容が放送されていました.

番組終盤で核心に入るところでCMになり,こういう場合CM自体が長い上CMあけにうんと引っ張るのがみえみえなので,録画をかけて他の番組を見ていて,しばらく忘れていましたが,2日経って思い出して見てみました.

な,なんと,消息不明になった点を特定するのにWSPRnetのデータを用いたGDTAAAという手法が用いられたというので,びっくりです(番組では “GDTAAA” という名称は紹介していません).

ただ,特定された場所はオーストラリアから西に2000kmのインド洋(以前から大体そのあたりとは推定されていました)で,水深は4000mあるというので,捜索は難航すると思います.

検索すると多数情報があります.

他多数.

追記

Godfrey氏の手法に疑念も呈されているようです.いずれにしても早く機体が発見されることを願っています.

詳しくは自分で調べて下さい😓

ロシアと交信する気がしない

さすがに正気の沙汰とは思えない軍事侵攻をしているロシアですが、一般の市民にはどれだけ責任があるのかなぁと言うと難しいですよね。あんなまともじゃない指導者を選んだと言うところは国民総体としては責任があると思います。

しかし国民それぞれについては、プーチンに1票も投じたことない人もいるでしょうし、今でも逮捕覚悟で戦争反対運動してる人も少なくないと思います。

そんなこんなもちろんわかっているんですが、気持ちとしてロシアのアマチュア無線局と交信する気が全くしません。

逆に現在アマチュア無線が禁止になってしまったウクライナですが、アマチュア無線を再開して交信できる平和な日が1日も早く戻ることを祈ってます。 

エレメント切れの修理

24日に冬の間に枝打ちした枝葉の後始末をしていたところ,4エレクワッドの第1導波器の14MHz用エレメントが切れて垂れ下がっているのに気がつきました.

第1導波器から切れて垂れ下がる,14MHzエレメント

昨年はさいわい1年間エレメント切れはありませんでしたが,このクワッドも上げてから21年が経過して,近年は年に1〜3回エレメント切れを起こしています.

もともと柔軟性のあるグラスファイバーのポールに結びつけられた裸銅線は,一年中ゆさゆさ揺れていて,角の部分は疲労してきます.24日まで4〜5日間,寒波の影響で季節風が強く吹き荒れていたので,最後の一撃となったのでしょう.

この時期はタワー下の木々の葉は枯れ落ち下草もないので,アンテナエレベーターをフルダウンできました(翌日).

前回フルダウンしたのは昨年3月で,その時の作業メモから要点検箇所を確認したところ,問題なしでした.

修理作業はさらに翌日行いました.第1導波器のスプレッダーを取り付けているX字型の金具を,スプレッダーを付けたまま抜こうとしましたが抜けませんでした.

やむなくプランBで,柱上でスプレッダーをクランプから外して下ろします.この方法の最大の欠点はどうしてもワイヤーエレメントがこんがらがるので,ストレスがかかってダメージのある部分を余計に傷めてしまうことです.実際,14MHzのエレメントが,自然に破断した部分の他2か所で切れました😓

このあとクランプを外しましたが,ネジの圧力でブームが変形して抜けにくくなっていたようです.

地面でスプレッダーを組み立てて破断した3か所をはんだ付けして,残る1つの角の部分もかなり削れていたので,補強しました.

つなぐのも補強も同じで,つなぐ場所に5〜10cmの銅線の端切れをあてて,スズめっき線で巻いて,その上からはんだ付けします.

気温はまあまあ上がりましたが,風もあるので,とてもじゃないけどガス式はんだごてでは無理なので,100Wの普通のはんだごてを使いました.

完成したエレメントの取り付けは,クランプに針金で2.5mほどの長さの太めのアルミパイプを縛り付けて,ガチャンとはめるという机上の空論とも思える方法なのですが,これは,過去にも成功していて実績のある方法です.今回も面白いように簡単にはまりました.

X字金具に太いアルミパイプを縛り付けて,ブームにガチャンとはめ込む

前述のようにブームが変形して滑りにくいので,当て木をしてハンマーでたたいて押し込みました.

今回第2導波器の18MHzのエレメントが痛んでいるように見えましたが,特に手当てできませんでした.たぶん次に切れると思います.

日没までには全て作業完了しました.

5band 4ele Quadのフルアップ状態.
2022年2月24日(木)
5band 4ele Quad.
パーフェクトクワッドは,その角の処理に工夫がなされていて,疲労しにくい構造になっていますが,それでもいつかは切れます😓
2022年2月25日(金)
2022年2月26日(土)
スプレッダークランプ?