LDAPの移転で難儀する

LDAPは,データベースの内部ファイルをバイナリーコピーしても新しいマシンでうまく動かなかった記憶があるので,旧いマシンから正攻法でテキストダンプ(ldif型式)して,新しいマシン側でimportします.

長いこと,phpLDAPadminを便利に利用さてもらってきました.このldifエクスポートは完璧に使えます.しかし,phpLDAPadiminも,もう7年くらい前でメンテが終わってしまっているようで,バージョンアップの度にAPIに少なからぬ変更のあるphpのサポートされている一番古いバージョンでも全くもって動かなくなってしまいました.

そこで,ネット検索すると,Apache Directory Studioなるソフトがあり,macOS版もあると言うことで,喜んでダウンロードしました.

しかし,Big Sur(macOS 11.x)以降では動かないようです😓

ldap browserという大昔のソフトは動くのですが,ldifのエクスポートでエンコーディングされた長い行は改行が入ってしまい,インポートできないのです.

さて困ったと思ったら,仮想マシンのWindows 10があるのでした.Apache Directory StudioのWindows版を試してみます.

WindowsもNG

なんだかよく解らないけれど,Windows版も長ったらしいエラーを出して動きませんでした.

ldapsearch

ふつうに,ldapsearchを使うことにします.長いコメント行が改行される不具合はありますが,-Lオプションでコメントの出力を止められることが解りました.

Slackware 15.0でsendmailを使う

既報の通り,Slackware (64, ARM) 15.0では,mail transfer agent (MTA)がpostfixに変更されていました.Slackware 14.xからのupgradeの場合,sendmailからpostfixに乗り換えるなんてことは設定がそのまま使えないのでめんどうです.特にサーバー用途の場合は,蓄積されたいろいろな設定があるので.

Postfixには,sendmailという名前のバイナリーが入っていて,これが混乱の原因でした.rc.postfixを実行できないようにするだけではダメです.そこで,

removepkg postfix

で,根こそぎ消しました.そして,extraに入っているsendmailとsendmail-cfをinstallpkgなどでインストールします.これで,rc.sendmailを実行可能にすれば,Slackware 14.xのメール環境コンパチに戻ります.

知らんけど😓

1度サーバーをガチャンと切り替えてみます

LAN内で,新しいサーバーの準備をしています.デフォルトのmail transfer agent (MTA)がsendmailからPostfixに変わったとか,httpdはたぶん動くだろうとか解りましたが,実際に外からアクセスできるようにしてみないと,動くかどうか解りません.

2022年4月6日(水)の午前中に切り替えを予定しています.あんまりひどかったら元に戻します.

以後しばらくは当サイトの運用が不安定になるかもしれませんので,ご承知ください.

安定しましたら,またお知らせします.

Slackware 15.0 はPostfix

いや〜,びっくりです.Slacware 15.0 (64もARMも)では,mail transfer agent (MTA)は,sendmailでなく,postfixになってました.

そういう流れならば,先々postfixに移行することを考えます.しかし,バイナリーコンパチのMySQLから,MariaDBへの移転とは訳が違ってきますので,今回の14.2から15.0へのupgradeでは,トラブルの要因を減らすため,sendmailを使うことにします.

移行後,落ち着いたらpostfixへの切り替えを考えます.

iCloud マイフォトストリームが同期しない (6) 15.4.1で改善なし

iPhoneで撮影した写真(HEIF型式=拡張子がHEICのもの)が,iCloudのマイフォトストリーム(無料)にjpegに変換されてuploadしてくれない件ですが,今日リリースされたupdate iOS 15.4.1でも改善されてないようです(当社調べ).

15.4.2まで,iPhoneのカメラ設定を,フォーマット > 互換性優先 にしとくしかなさそうです.15.4.2で直る保証もないんですが😓