ACEのかばん

またしても,「思い出の品」です.

通勤用のかばんは,いつ頃からか,Samsoniteのものを使っていました.国内外の出張にも持っていきました

非常に気に入っていましたが,どこがどう壊れたわけではありませんが,全体に古くなってしまい,何年か前に買い換えました.記憶は定かでありませんが,10年以上使ったと思います

買い換え前のSamsoniteのかばんは,当時提携していた日本のメーカー,ACEが製造していました.買い換える時には,SamsoniteとACEの提携は解消してしまったようで,Samsoniteから直に買うか,ACEや別の日本のメーカーのものを買うかの選択となりました.

Samsoniteの現品を展示しているところが近くにない,というのが問題でした.かばんについては実物を見ないで通販で買うのはリスクがあります.そこで,スーパーで見て,ACEのWorld Travelerというブランドのものを買いました.ACEは,Samsoniteとの提携時に,良いところをいろいろ吸収したものと期待していました.実際見た目もよく似ていました.

廃棄予定のAce World Traveler
廃棄予定のAce World Traveler

しかし,取っ手を覆っている人工皮革が買ってそう時が経たない頃からぼろぼろはがれ落ちて期待外れな感じを受けました.その後は大過ありませんでしたが,最近になって取っ手の取り付けか所の根本が1か所が裂けてしまいました.これは致命的なので,買い換えることにしました.こちらは10年持たなかったと思います

img_4664

今回買ったのは,TOPVALUのものです^^; 隣に陳列されていたWorld Travelerよりも2割くらい安くて,見た目の作りは大差ありません.たぶん,ACEか同レベルの会社に作らせているのだと思います.

新しいTopvaluのバッグ
新しいTopvaluのバッグ

さて,何年持ってくれますか.

思い出しました.1993年のアメリカ出張の時に,成田空港で買ったのです.
旅行などの写真にちらっと写っていることがあるので,アルバムの写真を精査したところ,2008年3月の無線クラブのイベントにはSamsoniteのかばんが写っていました.1993年から15年間使用したことになります.
アルバムの写真から,2008年6月のクアラルンプール出張が,デビューだったようで,8年ちょっとということになります.同じACEが作ったのに,残念でした.

カセットテープの検出穴

そうでした.カセットテープには検出穴というのがあるのでした.

img_4662

左から,Sony HF Pro (Type I, Normal),Maxell UD-II (Type II, CrO2),Denon DX5, Sony Duad (Type III, Fe-Cr),Maxell MX, Sony Metal Master (Type IV, Metal)です.

ちょっと見にくいですが,左から2番目のType II Maxell UD-IIは,録音防止穴の隣が,Type II検出用にへこんでいます.左から3番目のDenon DX5 (Type III)は,ここが,欠けているようにも見えますが,ふさがっています.

といっても解りにくいのでこの2本だけアングル変えて撮り直しました.

img_4663

手前がType IIのUD-II, 奥がType III DX5です.黒いプラスチックは解りにくいですね^^;

Type IIIは独自の検出穴がなくて,Type Iと同じです.

同じType IIIでも,Denox DX5は,Type IIと金型の設計を共通化か何かしているように見えます.また,Metal Masterは,セラミックのケースのため,録音防止の爪が,爪ではなく,プラスチック部品の向きを変えて差し込むようになっています.

捨て残したカセットテープ

SNSで,カセットテープの話題が出て,捨て残しているカセットテープを思い出しました.もうかける機械はないのに20本だけ残っています.

カセットテープを買った最後の頃だったと思います.Type IV: Metal positionが一番多いですが,ブランドでは,Deon DX5 (Type III: Fe-Cr Position)が多いです.この他,Sony Duadもあって,ポジション別では,

  • Type I: Normal 1本
  • Type II: CrO2  1本
  • Type III: Fe-Cr 6本
  • Type IV: Metal 12本

です.これが,カセットを買っていた最後の頃の志向(嗜好?)のようです^^;

メタル全盛期であったわけです.Sonyのセラミックのケースのものは,珍品でしょうね.

Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)
Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)

Type III (Fe-Cr)は個人的なこだわりです.高域が素直で好きでした.

Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)
Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)

遠からず捨てます.

使い物にならなかったカーワックス

オーストラリアにいた頃(1996〜1997年),テレビを見るのも英語の勉強と言うことで,通販番組もよく見てました.買ったことはほとんどなかったと思います.その中で特に印象に残っていたのが,Dura Shine(デュラシャイン)というカーワックスです.そのうたい文句は,

これまでのワックスは水をはじく強さを追求していため,はじききれなかった水玉がそのまま乾燥して跡が残る.このワックスは逆転の発想で,親水性のよいワックスのため水はけがよく,水玉として残ることがなく,跡が残らない.

というのです.この説明にはいたく感心しました.しかし,買うか買わないか迷っているうちに帰国してしまいました.日本に帰った時点では売られていませんでしたが,数か月したら,なんと通販番組で取り上げられました.そこで買ってみました.ゲル状のワックス2本と「専用」洗剤のセットです.ワックスにしてはけっこう高かったと思います.

1本はほとんど使ったんですが,不具合があって,以後使用をやめました.それは,このワックス一度塗りで拭きあげは不要と言うことなのですがゲル状のためむらができます.ところどころですが,”ワックス”が水玉状に盛り上がります.

私のクロノスは,よかったんですが,妻のファミリアのシルバーメタリックの塗装が,このワックスの水玉が乾燥した時,塗装にひび割れができることが解りました.近くで見なければ解らない小さいひび割れで,それも確認したのは1か所でしたが,塗装との相性によってはこういう副作用があるのだなと言うことが解り,以後使用するのをやめました.

古い品物を整理していたら出てきました.ワックスなので燃えるゴミでよかろうと,捨てました.

d0256af2-512f-492f-af42-d23e745c4b86-jpeg

旅行にPCをもっていかなかった

そう言えば,ここ10年以上,出張でも私的な旅行でも1泊以上の旅行には必ずPCをもっていきました.

最初がいつだったかがよく解りません.記憶では2001年のオスロ出張だったように思いますが,写真などの決定的な証拠がありません.写真があるのは2004年のクアラルンプール出張が最古です.

img_3528

で,何が言いたいかというと,先週末会津若松に2泊3日で行ってきましたが,このときは,この十数年来初めて,PCを持っていかなかったということです.iPhone1台で済ませられると判断しました.

今まで何のためにPCを持っていってたかと言うと,撮った写真のバックアップをすることと,現地からBLOGに記事を書き込むと言うのが主な目的でした.

バックアップを取らずにカメラやSDカード(昔はスマートメディアやコンパクトフラッシュ)を紛失したり盗まれたら,全部おしまいですから,日ごとにPCに読み込んでいました.

BLOGも,昔は現地のvividな情報を発信する唯一の方法でした.

今日では,ホテルなどのWifi環境に入ればiCloudで自動的にバックアップされますし,SNSでライブな情報を書き込めるので,あえて現地からBLOGまで書く必要はないかなと思います.まあ,書ければ書いたでいいですが.

他にも出納の記録なんかもつけていました.長い旅行だと,何にいくら使ったか全く分からなくなってしまうので.これも今日的にはiPhoneで十分用が足ります.

今回の旅行も,結果的にiPhoneだけでそんなに不便はなかったですが,iPadくらい持っていっても良かったかなと思っています.

もはや,旅行にPCは要らないですね.