SNSでたまたまたAppleのサポートが切れた古いMacに最新のmacOS 15 Sequoiaをインストールした,という投稿を見ました.
そうかそんな事ができるのか.そういえばかつてx86 PCにmacOSをインストールするハックがあって自分も売られているMacよりも安い値段で高速に動く似非Macを使っていた時期がありました.だから,インストーラーにパッチを当てれば古いMacに最新のOSをインストールすることも可能だろうと思いました.
早速ネット検索すると,OpenCoreというハックを使用するようです.
いつものように,ドキュメントを読み込んだり,理解したりするのは飛ばしてやってみました.手持ちのMacBook (Macbook 10,1)は,最新のmacOS 15 Sequoiaがサポートしていない最新のMacですので,すんなり行くかと思いましたが,なかなか敵もさるもので3回も失敗してしまいました.
昨日丸一日やってましたが,仕方ないのでここは一旦体制を立て直そうと,Macbookにはバックアップからの復旧をかけて寝ることにしました.
寝る前に,古いMac miniでやってみようと思いつきました.今実際に使用しているMacbookでやるのはリスクもあるし色々厄介です.
その点その古いMac miniは使えないSSDを内蔵させて,何かの機会に廃棄しようと考えていたものです.早速使えるSSDと換装し,対応する最新のOSである,macOS 10.15 Catalinaのインストーラーをダウンロードして,インストールをかけてから寝ました.寝ている間にMacbookの復旧と,Mac miniへのCatalinaのインストールが進行しています.
今朝起きたら,Macbookはほぼもとどおり,でこれはそのままにしておきます.
Mac miniは外部ドライブからブートできるという最新のMacにはない優れた特徴を持っていますので,これを活かせば試行錯誤が楽です.そこでまず,インストールが完了したところで,Carbon Copy Clonerのversion 6をダウンロードして,USB-3.0で外付けしたSSDにブータブルなコピーを作り,それからOpenCoreを試しています.
いまそれでSequoiaのインストール中です.果たしてうまくいくかどうか.
あっさり成功
一回目の試行でうまくいきました.一番新しい古いMacよりももう少し古いほうがやりやすいようです.
MacMini(2012)のMacOS15インストール成功おめでとうございます!
体感速度やメモリーの消費状況などいかがでしょうか?使い物になる感じでしょうか。
JE6LVE Takahashiさん,おめありです.
しかし,なかなか世の中甘くなくて,日常的に使っているMacbook (Retina 12-inch 2017, macOS 13.7)の内容を「移行アシスタント」でコピーしたところ,
再起動→「移行が完了しました.再起動してください」→再起動→「移行が完了しました.再起動してください」→…
の無限ループとなりました.移行アシスタントを使ったのは安易すぎるといえばそうなんですが,手作業で必要なアプリをインストールしたり設定を変更していくのはなかなかたいへんです.
もう一度クリーンインストールからやってみます.今度は仕方ないので移行アシスタントを使わず,手作業でアプリのインストールと設定の変更をしていきます.
スピード感は今のところなんとも言えませんが,第3世代のモバイル版Core i7 (4-core)なりだと思います.