カセットテープの検出穴

そうでした.カセットテープには検出穴というのがあるのでした.

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左から,Sony HF Pro (Type I, Normal),Maxell UD-II (Type II, CrO2),Denon DX5, Sony Duad (Type III, Fe-Cr),Maxell MX, Sony Metal Master (Type IV, Metal)です.

ちょっと見にくいですが,左から2番目のType II Maxell UD-IIは,録音防止穴の隣が,Type II検出用にへこんでいます.左から3番目のDenon DX5 (Type III)は,ここが,欠けているようにも見えますが,ふさがっています.

といっても解りにくいのでこの2本だけアングル変えて撮り直しました.

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手前がType IIのUD-II, 奥がType III DX5です.黒いプラスチックは解りにくいですね^^;

Type IIIは独自の検出穴がなくて,Type Iと同じです.

同じType IIIでも,Denox DX5は,Type IIと金型の設計を共通化か何かしているように見えます.また,Metal Masterは,セラミックのケースのため,録音防止の爪が,爪ではなく,プラスチック部品の向きを変えて差し込むようになっています.

捨て残したカセットテープ

SNSで,カセットテープの話題が出て,捨て残しているカセットテープを思い出しました.もうかける機械はないのに20本だけ残っています.

カセットテープを買った最後の頃だったと思います.Type IV: Metal positionが一番多いですが,ブランドでは,Deon DX5 (Type III: Fe-Cr Position)が多いです.この他,Sony Duadもあって,ポジション別では,

  • Type I: Normal 1本
  • Type II: CrO2  1本
  • Type III: Fe-Cr 6本
  • Type IV: Metal 12本

です.これが,カセットを買っていた最後の頃の志向(嗜好?)のようです^^;

メタル全盛期であったわけです.Sonyのセラミックのケースのものは,珍品でしょうね.

Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)
Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)

Type III (Fe-Cr)は個人的なこだわりです.高域が素直で好きでした.

Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)
Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)

遠からず捨てます.