カセットテープの検出穴

そうでした.カセットテープには検出穴というのがあるのでした.

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左から,Sony HF Pro (Type I, Normal),Maxell UD-II (Type II, CrO2),Denon DX5, Sony Duad (Type III, Fe-Cr),Maxell MX, Sony Metal Master (Type IV, Metal)です.

ちょっと見にくいですが,左から2番目のType II Maxell UD-IIは,録音防止穴の隣が,Type II検出用にへこんでいます.左から3番目のDenon DX5 (Type III)は,ここが,欠けているようにも見えますが,ふさがっています.

といっても解りにくいのでこの2本だけアングル変えて撮り直しました.

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手前がType IIのUD-II, 奥がType III DX5です.黒いプラスチックは解りにくいですね^^;

Type IIIは独自の検出穴がなくて,Type Iと同じです.

同じType IIIでも,Denox DX5は,Type IIと金型の設計を共通化か何かしているように見えます.また,Metal Masterは,セラミックのケースのため,録音防止の爪が,爪ではなく,プラスチック部品の向きを変えて差し込むようになっています.

2 thoughts on “カセットテープの検出穴”

  1. こんにちは
    検出穴、メタルにあったのは憶えていましたが、クロームにも付いていましたね。
    それとセラミックカートリッジも知りませんでした、ケースの剛性が上がって音が良くなるのでしょうか^^;
    120分テープは薄くてすぐにジャムを起こすと言われて90分までしか使いませんでした。
    LPを録音するには45分がちょうど良かったでしたっけ、もうすっかり忘れています

    1. Takahashi@JE6LVE さん,こんばんは.
      セラミックはどうなんでしょうね.物珍しさで買いましたが,テープ自体はMetal ESと変わらなかったと思います.
      120分は確かに薄くてあんまり薦められませんでしたね.私も,45〜90を主に使っていました.60分が一番多かったと思います.
      LPは45分で収まるものが多かったですが,40分に満たないような暴利なLPもあったように記憶しています.

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