その後もRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)および同+ (RPi3+)で,ATOM Tech社のATOM Cam 2が出力するRTSPを受信して地デジテレビに表示しています.
画質はきれいで暗視性能も良く,その辺は問題ないのですが,やはりあいかわらず不安定性にさいなまれています.まあ業務用の監視カメラに比べるとシステム全体の価格が2〜3桁も違うのでそこら辺はアイデアで対処していきます.
不安定性はいくつかあって,ATOM Cam 2に起因するもの,RPi3(+)に起因するものがあります.
ATOM Cam 2は連続運用していると,まずhackで動いているFTPクライアントが落ちます.次にRTSPサーバーが落ちます.また,1台だけ,1番古い個体ですが,これはWi-Fi接続が切れます.
それらを回避する方法として,いつの頃からか定期的にリブートする仕組みが取り入れられました.Wi-Fiが落ちる一番古い個体は毎日1回,その他は週に3〜4回リブートするように設定しました.これでしばらく様子を見たいと思います.
また,RPi3(+)のほうも,RTSPの視聴に使用しているVLCが時々落ちますので,これもリスタートしたいのですが,ChatGPTに嘘を教えられて遠回りしてしまいました.
結局,VLCを起動するrun_vlc.service, run_vlc.timerファイルとは別に,
systemctl --user restart run_vlc
を実行するための,rerun_vlc.serviceとrerun_vlc.timerを作りました.ATOM Cam 2がリブートする2分後に実行するように設定しました.
また,現状ではRPi3+のほうがよく固まるので,ATOM Cam 2のリブートの2分後に加えて,早朝にも一度実行するように設定しました.
これでしばらく様子を見ます.