古いMacに最新OSのインストール (3)

だいたい必要なアプリのインストールもできました.

  • File Vault ON
  • Google Noto Fontsのインストール
  • Xcode〃
  • MacPorts (rsyncなど) 〃
  • GnuPG〃
  • GIMP〃
  • Thunderbird〃
  • Pages, Numbers, Keynote〃
  • LibreOffice
  • VLC

この際,いつもお世話になっているVLCと今回捨てようと思っていたMac miniを蘇られてくれたOpenCore Legacy Patherの開発チームに少ないながら寄付をしました

インストールした中で困難があったものがいくつかありました.一つはMacPortsによるrsyncのインストールです.macOSのデフォルトでGUIを使わないとスリープになるので,寝ている間にインストール完了のつもりが,朝起きたら寝る前と同じでした.

また,いつも使うターミナルの設定をするのもいろいろ面倒だなと思いましたが,設定をexport / import する機能があることに気が付き,ほんのちょっとの手間でメインWSの設定を複製することができました.

こうして思うのは,長い間設定もいろいろチューニングしてきたのだなあということです.移行アシスタントでうまく移行できていれば,こうした設定の積み重ねも一気にコピーできてしまいます.

またThunderbirdに関しては,GMail (Google), iCloud (Apple)を含む4つのサイトに接続しているので,手で設定するのはまあやりたくないので,メインWSであるMac mini 2018の~/Library/Thunderbird/以下をrsyncでコピーしました.これでたいていうまくいきますが,OSが違うときなどたまに失敗しますが,今回は同じIntel Macの同じOSなので難なくThunderbirdが動きました.

このやり方は一つだけ問題があり,iCloudについては,app passwordという仕組みで接続しているので,同じパスワードで繋いでくるクライアントが増えたということです.たしか2台くらいでは問題ないですが更に増えたとき接続が切られたような記憶があります.その場合はそれぞれにapp passwordを設定し直す必要があります.

これでとりあえず日常的な業務😅に使用できるので,書斎のインストール用ドック😅から,実用の場であるリビングに持ってきました.

このあとは,音楽と写真のデータをrsyncでメインWSから引っ張ってきてみます.手元にあると便利だし,バックアップの意味合いもあります.たぶん,OSもCPUも同じIntelなので,データは完全互換だと思います

いずれもPaypal経由ですが支払いに使用したクレジットカードは初めてPaypalに使用したので,クレジットカード会社から,支払いは本人かの確認SMSがほんの1〜2分で来ました(2回目の支払いには来ませんでした).監視を良くしてくれて安心です.
サブWSであるこのMac miniが最新OSにupgradeできた頃までは同様な運用をしてきました.

古いMacに最新OSのインストール (2)

JE6LVE Takahashiさんのコメントへの返信にありますように,とりあえずMac mini Late 2012 (Macmini6,2)へ最新OS macOS 15 Sequoiaのインストールに成功しました.

しかし,一気に自分が常用している環境にしてしまおうと移行アシスタントを使い,Macbook の内容を移したところ,起動しても毎回「移行が完了しました」のダイアログが出て,再起動ボタンを押すと,また同じダイアログが出るとという,使えない状態になりました.

何度再起動してもこのダイアログが出て先に進めない.

そこで,手間はかかりますが,手作業で必要なアプリの追加,設定をすることにしました.そうすれば問題が生じた場合も,どのアプリ(機能拡張)や設定が悪さしたかわかります.

古いMac miniへのSequiaのインストールは次のようにしました.

  1. インストール可能な最新OSであるmacOS 10.15 Catalinaをクリーンインストールする
  2. Firefox 最新版をインストールして,Firefox syncが機能するようにログインする
  3. OpenCore Legacy Patcherを使って,Sequoiaにupgradeする

2は,普通の人には関係ないかもしれませんが,Firefoxでブックマークを同期することにより,自分の蓄積したリソースへのリンクがすべて得られます.

以下,手でアプリのインストールと環境設定をしていきます.

  1. Apple IDのログイン これしないと色々うるさいのでしときます
  2. Google日本語入力のインストール とりあえず不便だと文句を言いつつも使っているGoogle日本語入力をインストールします.その過程でGoogleへのログインもします.
  3. Google Driveのインストール

2024年9月23日(月) 19:25現在はここまで来ました.今後の予定としては,

  • File Vault ON
  • Google Noto Fontsのインストール
  • Xcode〃
  • MacPorts (rsyncなど) 〃
  • GnuPG〃
  • GIMP〃
  • Thunderbird〃
  • Pages, Numbers, Keynote〃
  • LibreOffice
  • VLC

などを予定しています.

さらにその先の予定として,

  • ミュージックのライブラリーをメインWSであるMac miniからrsyncでコピー (日常的にシンクロできるようにスクリプトを書く)
  • 写真のライブラリー〃

まで行けばたぶん十分でしょう.

次回捨てるもの

今回のOpenCoreによるmacOS 15 Sequoiaのインストールには,容量が20GB以上のUSBメモリースティックが必要です.それに適合するUSBメモリーの持ち合わせはないので,SDカードを差し込むUSBアダプターでやりました.

20GB以上となると最小のSDカードは32GBで,nano SDカードの32GBはちょうどRaspberry Piのブート用などで出払っていて適当なのがなく,探してみたら随分前に買ったWi-Fi機能付きのSDカードが出てきました.

これはSDカードに保存されているデータをWi-Fi経由でダウンロードできるという機能のあるSDカードですが,あんまり使い勝手が良くないのてとっくの昔に戦力外となっていました.ただ容量が32GBあるので,今回のように普通のSDカードとしての出番は時々ありました.

それで今回使用したのですが,データの書き込み途中でエラーになってしまうというトラブルを2回起こし,こりゃだめだなということで廃棄することにしました.次回の不燃ごみの日に出します.

ついでに随分前から使えないSSDも捨てます.Buffalo製です.macOSのサポートが終わったMac miniに入れてあって,いずれ一緒にPCリサイクルに出そうかと思っていたものです.Mac mini本体のほうは今回Sequoiaのインストールに成功したのでしばらくは使用する予定です.

古いMacに最新OSのインストール

SNSでたまたまたAppleのサポートが切れた古いMacに最新のmacOS 15 Sequoiaをインストールした,という投稿を見ました.

そうかそんな事ができるのか.そういえばかつてx86 PCにmacOSをインストールするハックがあって自分も売られているMacよりも安い値段で高速に動く似非Macを使っていた時期がありました.だから,インストーラーにパッチを当てれば古いMacに最新のOSをインストールすることも可能だろうと思いました.

早速ネット検索すると,OpenCoreというハックを使用するようです.

いつものように,ドキュメントを読み込んだり,理解したりするのは飛ばしてやってみました.手持ちのMacBook (Macbook 10,1)は,最新のmacOS 15 Sequoiaがサポートしていない最新のMacですので,すんなり行くかと思いましたが,なかなか敵もさるもので3回も失敗してしまいました.

昨日丸一日やってましたが,仕方ないのでここは一旦体制を立て直そうと,Macbookにはバックアップからの復旧をかけて寝ることにしました.

寝る前に,古いMac miniでやってみようと思いつきました.今実際に使用しているMacbookでやるのはリスクもあるし色々厄介です.

その点その古いMac miniは使えないSSDを内蔵させて,何かの機会に廃棄しようと考えていたものです.早速使えるSSDと換装し,対応する最新のOSである,macOS 10.15 Catalinaのインストーラーをダウンロードして,インストールをかけてから寝ました.寝ている間にMacbookの復旧と,Mac miniへのCatalinaのインストールが進行しています.

今朝起きたら,Macbookはほぼもとどおり,でこれはそのままにしておきます.

Mac miniは外部ドライブからブートできるという最新のMacにはない優れた特徴を持っていますので,これを活かせば試行錯誤が楽です.そこでまず,インストールが完了したところで,Carbon Copy Clonerのversion 6をダウンロードして,USB-3.0で外付けしたSSDにブータブルなコピーを作り,それからOpenCoreを試しています.

いまそれでSequoiaのインストール中です.果たしてうまくいくかどうか.

あっさり成功

一回目の試行でうまくいきました.一番新しい古いMacよりももう少し古いほうがやりやすいようです

あとから思えばクリーンインストールであったことが成功の大きなファクターだと思います.

iPhoneがMacから見えない

iPhone 14のiOSを17.6 にあげてから,Mac mini にLightning-USB-Aケーブルでつないでも,あるいはWi-Fi経由で見ても,iPhoneがMac miniのFinderから見えない(同期・バックアップができない)状態が続いていて困っています.

macOSのiPhone同期設定のウインドウ.本来 “A” のあたりにiPhoneが表示され,そこをクリックするだけで当ウインドウが表示されるはず.

Mac miniの「写真」アプリからはiPhoneは見えて写真を取り込めます(USB接続時).また,「ミュージック」アプリのサイドバーにもiPhoneが見えます.

接続法もこれまで常用してきた,Lightning-USB-AのケーブルをUSB3.0 HUBに接続する方法以外に,Lightning-USB-Cケーブルで直接Mac miniにつなぐ方法も試しましたが結果は同じです.

Lightning-USB-Cケーブルは,iPhone 14購入時に着いていたのを忘れて,危うく通販でオーダーするところでした😅 箱を確認したら入っていたので今回始めて使ってみました.

さて話は戻りますが,ようやく今日ワークアラウンドを見つけました.USB-CでもAでもいいのでMacにつなぐと,Macのアプリ「ミュージック」ではサイドバーに当該のiPhoneが見えますので,そこをクリックすると,iPhone内に保存されている曲のリストが出ます.そのリストの右上に「同期設定」というボタンが有り,それを押すとiPhoneの同期ウインドウが表示されます.

念のため,Wi-Fiで接続したらiPhoneを表示するチェックボックスをOFFにしてONにしましたが,相変わらず見えません.

当分は面倒ですが,ミュージック経由で同期ウインドウを開くことにします.

ネット情報は見つからず

もちろんネットでも日本語と英語で検索してみましたが,iOS 17.6以降に同様の症状に見舞われているという情報すら見つかりませんでした.

もうみんなMacで同期やバックアップしてないのかな😢

現在は17.6.1.
macOS 14.6〜14.6.1.
Mac miniは2018, 3.2 GHz 6コアIntel Core i7.