MTAへの激しい攻撃

2024年2月15日(木)あたりから,管理しているサーバーへMTAの認証を求める “攻撃” が続いています.攻めてきたIPアドレスをiptablesに登録してアクセスできないようにしていますが,次から次へと新しいIPアドレスを使って攻めてきます.今回の攻撃だけですでに1000近い数のIPアドレスが使われています.

同種の攻撃はこれまでもさんざんありました.目的はSPAMやPhishing, 脅迫などの犯罪行為のメールを拡散するための踏み台にすることだと思います.

実害はほとんどないし,認証を破られることもないとは思いますが,気持ち悪いのでしばらくはいつも以上に気をつけてみていこうと思います.

ネットの若干のバンド幅,サーバーのCPU使用,ログファイルのためのデータ領域とiptablesのための主記憶等の占有が実害といえば実害です.

幼児の虐待死事件に心痛む

本当にいつまでたっても後を立たない幼児の虐待死です。

昨日と今日は4歳の女の子が実の親たちに有毒物質を飲まされて殺害された事件、母親と交際相手に5歳の女の子が冷水をかけられて死亡した事件が報じられていました。いずれも普段から虐待されていたようです。概要を聞くだけでも本当に辛いです。

4歳、5歳と言ったら1番可愛い盛りです。

せめて亡くなった女の子たちが天国で楽しく暮らせたらと思うくらいしかできません。

RPi4でのサーバー構築がめんどう

現在,某サーバーはRaspberry Pi 4 Model B (RPi4) 4GB RAMで,Slackware ARM (32bit版)を動かしています.

サービス内容は表向きにはWEB (https)のみで,メール (MTAとIMAPサーバー),AFP, SAMBAなどプライベート用のデーモンがいくつか稼働しています.

RPi4はもう一台持っていて,サーバーのハードウエアが故障した時の予備的な意味もありますが,RPi4がどれだけworkstation (WS)として使い物になるかの評価に使用してきました.

今年のはじめにRaspberry Pi 5 Model B (RPi5)を中国から買って,WSの評価用はこちらを使うようになりました

ということでこれまでWSの評価用に使用していたRPi4が1台浮いて,懸案のサーバーのソフトをRaspberry Pi OS (RPiOS) 64bitに切り替える作業に着手することにしました.ちょうど1TBのSSDも1台浮いています.

それでRPiOSの64bit Lite版(GUIなし)をダウンロードしてマイクロSDカードにコピーして起動し,ひととおり設定してからSDの内容をSSDにコピーしてcmdline.txtと/etc/fstabの内容を書き換えたらブートしました.

早速kde-plasma-desktopのインストールを仕掛けて昼食を摂り戻ってみるとファイルシステム関係のエラーがどっと出てシステムは無応答になっていました.

SSDにUSB経由で供給できる電流が足りずにdisconnectしてしまったと推測されます

これ,5V5Aの電源に繋いでいるRPi5では起こらないです.RPi4にもRPi5用の5V5Aの電源を繋いでいますが,USBへ供給可能な電流は増えないようです.

WorkarroundはUSB-HUBをRPi4とSSDの間に入れることですが,これだけは浮いているのがないんです😅

テストのためにUSB-HUBを買うべきか,いっそもう1台RPi5を買ってしまおうか迷っています.

まだRPi5は技適を取得してなく技適マークがついていませんからWi-FiとBluetoothの使用は控えています😅
これまでも何度かやってます😅

親を扶養する義務

子供の頃から親を子が扶養するなんておかしな話だと思っていました.日本では民法でそう決まっているようですが,そのことを習うのは小学校高学年だったでしょうか,中学に入ってからでしょうか.

親が子を扶養するのは当たり前で,法律で決まってなかったとしても自然の摂理です.反対に自然の摂理で親を扶養する動物がいるでしょうか.

また高齢者の多くが「子に迷惑をかけたくない」と口にするのも,子が親を扶養することの不条理さを感じているからだと思います

親を扶養しなければならないとなると,自分の子も親も扶養することになり,経済的にゆとりのない層が増えている現状ではかなり厳しい話です.また,子がない人はどうしろっていうんでしょう.

扶養されることが必要と想定される人は,それまで社会や経済に貢献してきたわけですから,扶養の義務は第一に国にあります.

もちろん親が好きで経済的にも時間的にも体力的にも余裕がある人は面倒を見ればいいですが,今どき親の面倒を見る頃には経済的にも肉体的にも余力がないことのほうが多いですから,共倒れになることは目に見えています.全く現実的でないです.

筆者自身も全く同じ気持ちです.

パナソニック食器洗い機 NP-TH2 トラブル回避法

ちょうど5年前(2019年2月)にわが家で2台め(2代目)となる食器洗い機Panasonic NP-TH2を買いました.初代も同じPanasonicのものでドアを支えるパーツが錆びて朽ちてしまい廃棄としましたが,それまでは故障知らずでかるく5年以上は動いたと記憶しています.

購入したばかりの頃のNP-TH2 (2019年2月撮影)

現用である2代目は買って割と早い時期にトラブルが起きました.運転すると途中で「ピピピピピピピ」といかにも警報音的な音が出て,パネルの操作ボタンを受け付けなくなりました.

最初のトラブルは多分購入してから1年は過ぎていてメーカー保証期間は切れていましたが,販売店の延長保証に入っていて無償で修理をしてもらいました.修理員によるとエラーの原因は「微量な食器洗い機専用でない洗剤が混入するなどして泡がセンサーに着いたため」とのことでした.

以後,食器洗い機に入れる前に食器を予備洗いする場合には食器用洗剤を使わないようになど気をつけましたが,その後も何度も同様のトラブルが起き,2〜3回販売店経由で修理を依頼しました.しかしいずれも修理の日の朝にもう一度動作確認すると直っていて,修理はしないで済ませました.

ところが,昨年末からこのトラブルが頻発して,エラーのあとコンセントからプラグを抜いておいておくと速いときで5分で回復し,遅くても3日で回復するという状況が続きました.動いている時間と動かない時間が半々な感じです.

延長保証もまる5年の2024年2月に切れますので,もう一度修理を依頼して,センサー類をいくつか取り替えてもらいました.しばらくは正常に動いてくれましたが,また2週間位して,ピピピピピピピピのエラーが出て5分から3日で回復するを繰り返すようになりました.

トラブルの真相

色々観察したところ,エラーは「お湯を吸い込みすぎる」ことが原因とわかりました.なぜお湯を吸い込みすぎるかは構造も知りませんし,内部を見ることもできないので解りようがありません.あくまで見える部分の観察結果です.以下お湯を吸い込むことを「吸湯」と記します.

そこで現在行っている回避策は次のような手順によります.

  1. 食器をセットする
  2. 洗剤はセットせず,運転モード “スピーディー” または “1” でスタート
  3. お湯が吸い込まれる音を聞きながら5秒待つ(正確でなくていいです)
  4. 一時停止してから電源をOFFにする(いきなり電源OFFでもいいです)
  5. 数秒待ってから電源をONにして,スタートを押す
  6. 先に吸い込まれたお湯が排出されて,しばらく後に吸湯がはじまります
  7. 約30秒の吸湯ののち,洗浄が始まります
  8. 洗浄はすぐ止まり数秒後にまた洗浄が始まります
  9. 洗浄が再開したところで一時停止を押してドアを開けて洗剤を投入します
  10. ドアを締めてスタートを押してあとは完了を待つ

といった手順です.「排水した直後の吸湯は正常」とするために,5秒ほどお湯を吸い込ませてそれは捨てる形になります.

2024-02-14追記: この方法で洗うようにして一週間経ちますが,トラブルなく洗浄できています.

諸々の観察結果

わが家の給湯システムとNP-TH2の組み合わせでは,初回の吸湯は28〜33秒間が正常範囲です.45秒までならばエラーが出ずに洗浄が行われますがなんかゴボゴボ重たい動作音がします.

45秒を超えると,何も洗浄せずに排水します.このときエラーが出る場合と出ない場合があり,先に洗剤をセットしているとエラーになる確率が高く,その後の復帰も数日かかります.

洗剤がセットされていない場合はエラーになっても5分〜1日以内に回復することが多いです.

また,45秒を超えても50秒以内だとエラーにならずに,お湯を捨ててから正常に運転を続けることがあります.その場合,先にセットされた洗剤の大半はお湯と一緒に捨てられ,洗浄のあとの短いすすぎから続けられるので食器が十分に洗われせん.

最初に来た修理員は洗剤を少なめに使うことを勧めていきましたが,それを真面目に続けたところ,機内の見えるところや修理員しか確認できない隠れたところに油がかなりこびりついた状態になってしまいました.

吸湯の量が守られれば(わが家の条件で30秒前後)多少洗剤を多く入れても問題ありません.しばらく洗剤を多めに入れて洗浄していたら機内のべとつき感が取れて白さが戻りました.

また,洗剤は粉末タイプのほうが断然良いです.特に機内の油の落ちがいいです.液体のほうが使いやすいので家族は液体を使っていますが.

免責事項

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あとがき

毎回少しお湯を無駄に捨てるのはちょっともったいないと思いますが,手で洗えばあっという間にその捨てられるお湯よりも多くのお湯が費やされますので,このまましばらくNP-TH2を使い続けます.更に短く5秒程度の吸湯でうまく行くか現在検証中です.

あとがき2 (2024/02/10)

事前の吸湯は5秒で安定に動くので本文の記述を修正しました.

あとがき3 (2025/7/8)

この回避策が効かず常にエラーが出るようになり,買い換えました.

あとがき4 (2025/7/24)

な,なんと,

内部の湯量を図るためのフロート(浮き)の固着かもしれないなと推測しています.
他のモードでも動作する可能性は高いですが,確認していません.
この一旦止まったところで,エラーの警告音が出てお湯が排出されることがあります.
他で同時にお湯を出していない場合です.他で使っていたらうんと延びます.
当初は “10秒間” 吸湯していました.