「VLCでrtspを見る」は依然難航中

なんだか相変わらず断片的な書きなぐりなので,何をどうしたくて今どういう問題に直面しているのかというのを一旦まとめます.

最終目標としては,安いモニターカメラが出力するRTSP (Real Time Streaming Protocol)をRaspberry Pi 3 Model B (以下RPi3.Raspberry Pi 3 Model B+はRPi3+)にて視聴するというプロジェクトです.

昨年の段階ではRPi3およびRPi3+にManjaro ARMをインストールして,Manjaroが配布する(もとはArch Linux)VLCで視聴できていました.

しかし,その後一年間モニターカメラの運用を停止していた間にManjaroのVLCもDebianやUbuntu等と同様にRTSPのサポートを止めてしまったようで,RPi3(+)で視聴する方法がなくなってしまいました.

それで現在RPi3(+)でRTSPサポートの付いたVLCを動かす方法を色々探しています.

VLCについて明らかなのは,「本家のVLCはRTSPの視聴が可能」ということです.直接本家がバイナリーを配布しているmacOS版は問題なくモニターカメラからのRTSPを音声込みで再生できています.Windows版については確認していませんが,たぶん同様に問題ないと思います.

一方,Linuxについては,各distroのbuildを尊重しているようです.

SlackwareはdistroにはVLCは含まれていません.SlackBuildsにスクリプトがあるので,sbopkgでbuildできるはずですが,必要なパッケージが35もあってめげてしまいます.それでも気を取り直してまずVLC本体からbuildして,エラーが出るパッケージ(=必須のパッケージ)をbuild & installしていこうと方針を立て,

sbopkg -b vlc

とすると,ソースの配布サイトのアドレスがresolvできないというどうしようもないエラーが出てしまいます.

なお,前述のVLCのダウンロードサイトには,Slackwereのバイナリーのリンクもあります.これはSlackwareに貢献著しいAlienさんがbuildしたもので,試したところ,32bit版も64bit版も問題なくRTSPを再生できます.もし,Alienさんに限らずだれかがARM用もbuildして配布していれば解決なんですが😅

仮想マシンのSlackware 15.0 (32bit版)でRTSPを再生するAlienさんbuildのVLC

今年は蚊が少ない(3)

9月は少し蚊が増えた気がしますが,全般として今年は蚊が少なかったと思います.

昨年は8月下旬になって近所のホームセンターDCMでそのホームセンターとフマキラーがタイアップして販売しているベープリキッドが,ベープの普通の品よりうんと安いのを知ったのですが,たしか,9月になってから買いに行っても品切れだったと記憶しています.

今年もそのことは念頭に置いていて,6月頃一度買い,追加は早めに買おうと思っていたものの,蚊が少なく蚊取りの使用も多くなく,9月に蚊が増えたからまた少し使用していますが,たぶんこのまま足りそうな状況です.

たまたま先週の金曜日にホームセンターに別の用事ででかけて何気なく蚊取りの棚を見たら,まだあるではないですか.やはり,蚊が少なかったのはうちだけではないようです.今年の蚊はそろそろ終わりとは思いますが,来年のシーズン初めにすぐ対応できるように,また,今後値段は上がっても下がらないでしょうし,時間が経っても効果が落ちるとは思えないので買いました.

ちなみに,虫除けスプレーのほうはフマキラーSKIN VAPEが切れそう(写真中央)なので同じものかDCMブランドの安いのかを買いたかったのですが,いずれも品切れで,何もなくても困るので,あるの(写真左のサラテクト虫除け)を買ってきました.

2本分の値段で3本買えるDCMマークの付いたベープ(右)と,もうすぐなくなりそうで買いたかったけど品切れだったSKIN VAPE(中),しかたなく買ったサラテクト虫除け

監視カメラ再起動

その色々な事情です.

政府は監視カメラでなくて防犯カメラと言わせたいらしく,その意を汲んでNHKはじめメディアもたいてい「防犯カメラ」と呼称しています.

今回犬のモニター用にカメラを買いました.これはどう考えても防犯カメラではありません.他人の家に忍び込んで犬を盗む泥棒がいないとは断言できませんが,少なくとも設置主にはそうした犯罪を防ぐ意図は微塵もないから「防犯カメラ」であろうはずがありません.

今回買ったのはアトムテックのATOM Cam2とATOM Cam Swing各1台です.実は3年前程にATOM Cam 2を買って玄関に取り付けていたのですが,途中で動かなくなり,サポートに連絡し症状を説明したら故障のようなので交換しますとのことで交換品を受け取りました.その交換品も数か月して動かなくなりましたが,また交換してもなあとあきらめて放置していました.いや放置でなくて「ダミーカメラ」として設置したままにしていました.

そのワン子ですが,昼間はたいていいい子で昼寝をしているので,この時間なら大丈夫だろうと庭仕事をして戻ると大変な状況になっていることが最近しばしばあります.前から,モニター用のカメラはあれば便利かなと思っていましたが,これは至急買わなければということでSwingを買うことに決めましたが,2台でも送料は変わらないと思うので玄関に付けているCam 2のほうも新しいのと交換することにしました.

なお,ATOM Cam 2でこりたはずなんですが,その後代わるカメラを探してもなかなかいいのがなく,おもちゃみたいな値段なのでおもちゃだと割り切って買うことにしました.

先にATOM Cam Swingの方を起動させてみました.設定方法は既にATOM Cam 2で何度も実行しているのでなんの支障もありませんでした.付属してきたUSBケーブルとUSB電源アダプターを接続してリセットスイッチを押すと設定モードに入ります.強いて困難を探せば,アプリのログインパスワードを忘れてしまい某重要機密メモを参照しないといけませんでした.

また設置についても屋内なので適当にあいているテーブルタップに付属のUSB電源とケーブルを繋いだだけです.ただし,firmware updateがあり少々を時間を取られました.

ATOM Cam 2の交換は翌日に行いました.まずは設定を室内で行いました.同じく付属してきたUSBケーブルとUSB電源アダプターを接続してリセットスイッチを押して設定モードに入り,firmwareのupdateまで済ませました.

次にまだ暑い中,玄関ポーチの屋根に逆さまにぶら下がっているもともとあるATOM Cam 2の木ネジを外して新しいのに取り替え,2階の書斎まで引いてある電源ケーブルをATOM Cam 2専用のUSB電源アダプターにつなぎました.しかし,動いてくれません.

原因を見つけなければいけません.まずUSB電源アダプターにLightningケーブルを繋いでiPhoneをつなぐと充電が始まりますから,AC電源〜USB電源アダプターまでは問題なしです.次にUSB延長ケーブルをUSBアダプターにつないで,玄関ポーチの側のUSB microコネクターに他の機器をつないでみても電源を繋いで反応なしです.となると,延長ケーブルが疑わしいです.

延長ケーブルは2メーターほどのUSB Type-Aのオスメスのついたケーブルで,長さが足りないから間に5mほど適当なキャプタイヤーケーブルを繋ぎ込んでいます.キャプタイヤーケーブルは8芯ですがATOM Cam 2は電源の+/-の2芯しか使っていませんのであとは風で揺られないための重しみたいなもんです.

そういうわけで2か所はんだ付け箇所があるわけですが,ダメージを受ける可能性の高い屋外部分の方(カメラに近い方)を先に調べてみました.

USB Type-AのレセプタクルとATOM Cam 2専用USBケーブルの接続部分の自己融着テープを開いてみると,なんと完全に錆びています.はんだ付け部分は関係ありませんでした.

錆びたUSB Type-A R/P

ブレーキ&パーツクリーナーで洗浄したあと,正常なUSBコネクターに接続してテストしましたが,どちらもも全く導通しませんでした.

困るのは,ATOM Cam 2用のUSBケーブル(写真の左側)は特殊で,カメラに差すmicro USBコネクターの外装がカメラの穴とぴったり合うようにできていて,それで防水効果を持たせている構造になっています.ですから,前回と同じことをしようと思ったらケーブルを購入する必要があります.そして延長ケーブル側のUSB Type-Aレセプタクルについても入手する必要があります.

しかし,それぞれを入手したとしても完全な防水処理を施せるかは甚だ疑問です.

そこで最終的に考えついたのは,「切ってつないでしまえ」ということです.切ってはんだ付けでつないでしまえば仮に雨水が染み込んだとしても簡単には接触不良は起きませんし,仮に腐食してもまた数センチずつ切ってつなぎ直せば良いだけの話です.

まあ,考えてみれば,これまでは必ず「切ってつなぐ」を王道として採用してきたのですが前回何故それをしなかったか思い起こすと,たぶん専用のUSB電源ケーブルを傷つけたくなかったと考えたのだと思います.

切ってつなぐと決まれば話は簡単で,適当に切ってはんだ付けして熱収縮チューブでカバーしました.ガス式はんだごてのバーナー用の先端金具を紛失してしまい,熱収縮チューブの収縮ムラがどうしてもあるので,たぶんまた雨水は侵入すると思いますが,まあ,大丈夫でしょう.

カメラは問題なく起動しました.

古い「ダミーカメラ」のほうも,電源が来てないだけで活きていましたので,これは予備機として活用する予定です.

GoProもどきのアクションカメラを使いました.

ManjaroのVLCもRTSP NGか

色々事情がありまして,しばらくRTSPを視聴せずに来ましたが,また必要にかられて再開しました.

macOSでVLCの本家からdownloadしたVLC media playerは,従来どおり難なく視聴できます.たぶんWindowsでも本家からdownloadすれば使えると思います.

ところが,Manjaro (AMD64版)では視聴できなくなっていました.Debian同様ソースコードにライセンス上の問題があるとかそういう関係でRTSPの機能を除外してしまったのでしょうか

ManjaroでRTSPが視聴可能というのは,Raspberry Piでも視聴可能にできるという大きな意義があったのですが,それができないとなると,Raspberry Piでの監視カメラシステム構築に大きな支障となってしまいます.

さてどうするか

ManjaroのVLCでRTSPの再生ができないことを他のいくつかの環境からテストしてみます.それで確定となれば新しいdistroを探さなければなりません.

Slackwareではsbopkgでbuildできることが解っています.しかし,slackbuilds.orgに登録されているスクリプトは,すべてのアーキテクチャでエラー無くbuildできるとは限りません.特に最終ゴールはRaspberry Pi 3なので,AMD64やx86環境はOKでもaarch64環境でbuildができる可能性は低いと考えています.

それと,依存ファイルの多さです.35もあります.オプショナルなモジュールならば無くてもVLCのbuildスクリプトがその機能を除外して先に進んでくれるようですが,必須のライブラリーがbuildできないとそこでアウトです.一番成功の可能性が高いAMD64でのbuildも躊躇してしまいます.

筆者にはその辺の事情は関係ないので調べません😅
日本の政府やメディアは「防犯カメラ」と呼ばせたいようですが.

1円を笑った覚えはないのに1円切手に泣く

この夏晴れて高齢者の仲間入りをした関係からか,昔の職場関係から手続きの書類が2回前後して届きました.

最初に来た方は当然のように「返信用封筒の切手は自分で貼れ」となっていて,切手を探したのですが,84円切手は手持ちがないのでいつものように82円切手を貼って1円切手を2枚貼ることにしました.82円切手と1円切手1枚はすぐに見つかり,もう1枚の1円切手もすぐ見つかると見込んで返信用の封筒に見つけた83円分を貼り,書類を確認して封筒詰めして封をして,もう1枚の1円切手を探しましたが,出てきませんでした.しつこくあちこち心当たりを探しましたが,やはり出てきません.

困りました.ここから最寄りの郵便局まで徒歩で30分,自転車で15分,自動車で10分弱(いずれも片道)かかります.他についでがあれば良いのですが,いずれの交通手段にしても1円切手だけのためにでかけたらどれだけコストがかかるでしょうか.昔の笑い話にありそうですが,1円玉をテープで貼り付けたくなります.

困り果ててダメ元で一番切手に縁がなさそうな同居家族に聞いてみたら,「1円切手はないけど2円切手なら持っている」というではないですか.そこで2円切手を譲ってもらい先程の封筒に貼ることにしましたが,83円のところに2円切手を貼ったのではもったいないので,1円切手をはがすことにしました.幸い封筒の封はそっとはがしたら剥がれました.そこで中身を出して,封筒を水につけて頃合いを見計らって1円切手だけ剥がし,よく乾かしてから中身を詰めて封をして2円切手を貼りました.

あとから来た封筒も「切手は自分で貼れ」なので63円+10円x2+1円(前回はがしたもの)を貼りました.

どちらの書類ももともと先方がこちらの個人情報を記入してあって,変更がなければほとんどそのまま返信するような代物でした.なんかWebでちゃかちゃかっとできるようにならないもんでしょうか.どうせ先方では返信されてきた書類をIT土方の皆さんが手入力なさるんでしょう.

2番目に来たのも同じです😅
印刷されたのと同じ住所氏名を手書きで記入.
IT奴隷かな😅