わが人生で結果として最悪のパソコン選びとなってしまった,Intel Macの最後のMacbookですが,最近諸々の事情があって夏の間はメインWSとなっています.
もう廃棄寸前の17インチ1280×1024の液晶モニターを繋いでみたところ,案外使えます.
ただ,最近復活した箱庭遊び(仮想マシン遊び)では,CPUが自然空冷のCore i7-7Y75 Kaby Lakeという非力な2-core 4-threadのためちょっと頑張るとすぐにクロックが下がりかなりストレスになります.
横断歩道での一時停止は善意ではなく義務 (Powered by WordPress)
わが人生で結果として最悪のパソコン選びとなってしまった,Intel Macの最後のMacbookですが,最近諸々の事情があって夏の間はメインWSとなっています.
もう廃棄寸前の17インチ1280×1024の液晶モニターを繋いでみたところ,案外使えます.
ただ,最近復活した箱庭遊び(仮想マシン遊び)では,CPUが自然空冷のCore i7-7Y75 Kaby Lakeという非力な2-core 4-threadのためちょっと頑張るとすぐにクロックが下がりかなりストレスになります.
仮想マシンの仮想ディスクからの復旧に続き,実マシンからの復旧も成功しました.ただし,若干の紆余曲折がありました.
一年前のDebian Bullseyeのバックアップに最新のManjaroからchrootしてもgrub-install /dev/sda
でエラーが出てしまいます.エラーはネットで調べればよく出てくる,
grub-install: error: unknown filesystem.
というやつです.ターゲットのkernelやfirmwareが古すぎるのが原因のようです.手っ取り早い解決策としては,ターゲットのDebianを先にbookwormにupgradeすればよさそうです.
このupgrade作業は幸いなことに,ターゲットのDebian bullseyeから可能でした.
bookwormにupgradeできたら,あとはgrub-install
とgrub-mkconfig
で完了です.
まめにbuckupを取ろう.
もとの実マシンでなく仮想マシンから持ってきたので,厳密な意味での “復旧” ではありません.しかし,Debianの実マシンが復活したので,広い意味での復旧ということにします.
結局最終的に成功したのは,Manjaroの実マシンにDebianのパーティションを適当な場所(たとえば/mnt/hd
)にマウントして,
root #mount --types proc /proc /mnt/hd/proc root #mount --rbind /sys /mnt/hd/sys root #mount --make-rslave /mnt/hd/sys root #mount --rbind /dev /mnt/hd/dev root #mount --make-rslave /mnt/hd/dev root #mount --bind /run /mnt/hd/run root #mount --make-slave /mnt/hd/run
という具合にお膳立てしてから,
root #chroot /mnt/hd /bin/bash root #source /etc/profile root #export PS1="(chroot) ${PS1}"
として,さらにDebian実マシン用のEFIにしている/dev/sda1を/boot/efi
にマウントしてから,UEFI+Grub2の手順にしたがって,EFIとGrubをインストールしました.
一年前の実マシンのバックアップからの復旧も試してみます.
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昨夜も2時間ほどあがきましたが進展なしです.
まずはぶっ壊したパーティションに,生きているDebian AMD64 bookworm (12.1)の仮想マシンの仮想ディスクの内容をコピーしました.これは内容量があまり多くなかったこともあり思ったより短時間ですみました.
引き続き自分で書いたメモに従い,DebianのインストールDVDイメージをUSBメモリーに焼いてレスキューモードからターゲットパーティションをchrootでマウントするという手軽な方法をとりましたが,それから先が進みません.EFIの設定もGrubの設定もエラーが出てできません.
お手軽なchrootがいけないのかもしれないので,手で設定してからchrootするManjaroの方法を今夜試してみます.
昨夜,なんにもしてないのにDebianの実マシンを壊してしまいました.
Debianの新しい安定リリースbookwormが6月にリリースされていたのに今頃気が付き,まずは仮想マシンからupgradeしてみました.Debianの仮想マシンはAMD64版とx86 32bit版の2つを飼っていて,特になんにも考えず,/etc/apt/sources.list
内のbullseyeをbookwormに書き換えて,apt update; apt upgrade; apt full-upgrade
や,apt autoclean; apt autoremove
をしたらbookwormになりました.
楽勝だったので実マシンもupgradeすることにしましたが,かけがえのない実マシンなのでより慎重にとsources.listを書き換える前にapt update; apt upgrade; apt autoclean; apt autoremove
をしてから,sources.list
を書き換え,仮想マシンと同じ手順を施しましたが,ぶっ壊れて再起動しなくなりました.updateの過程でファイル関係のエラーメッセージが出ていたようですが,気にせずやったのが良くなかったようで,Manjaroを起動して,Debianのrootパーティションをfsckすると,修復不能と出ました😓
これはいったんパーティションをフォーマットし直すしかないので,バックアップを確認すると,ちょうど一年前の7月のものが最新でした😓 それでも動かないのではしょうがないので,パーティションをフォーマットしてからrsyncで1年前のバックアップをコピーバックしました.
しかし,grubの設定の仕方をすっかり忘れてしまい,昨夜のうちには起動できませんでした.
自分の記録を見ると,インストール用DVDイメージからレスキューモードでgrubの設定をするようです.一年前のDVDイメージを探すのも面倒なので,bookwormにupgradeできた仮想マシンのディスクイメージをDebianのパーティションにコピーして, 最新のDVDイメージからrescueすることにします.この仮想マシンはもともと実マシンから移転したものです.
まあバックアップの意味もあって仮想マシンを飼っているわけです.ただし,仮想マシンの仮想ディスクからコピーバックするのはかなり時間がかかります.今回実マシンの復元に成功したら,今後はまめにバックアップを取ることにします.