自前のサーバーで動くLet’s Encryptの証明書をupdateしてからどうもクライアントであるThunderbirdの挙動がおかしくなりました.
TLSのimap (=imaps)でつないでいます.ログインはできて新着メールは読めるのだけれど読んだメールをサブディレクトリーに移そうとしてもうまく操作ができません.
Appleの iOSやmacOSの “Mail” では正常に動作します.
サーバーのログを見ると,
というのがあり,たぶんこれだと思います.ネット検索した所,どうもDovecotのSSL/TLS設定が良くなかったようです.これまで,/etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
のssl_certの設定は,
ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/cert.pem
としていました.これでこれまでAppleの “Mail” (iOS, macOS)もThunderbirdもつながっていましたが,
ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/fullchain.pem
としないといけないようです😅
これで,サーバーのDovecotのログにエラーは出ず,Thunderbirdも正常にサブフォルダーをアクセスできるようになったようではあります.
しかし,違うマシンのThunderbirdでアクセスすると見えないサブフォルダーが存在するなど今いち動作の信頼に欠けます.
Distroによっては番号が違う場合があります.