なんでも一通り動けば,あとはいじることもなくなるので,設定ファイルについてはじきにその場所すら忘れてしまい,次に必要となった時またゼロからはじめるというのが世の常です😓
少なくとも検索が自己完結できるように,メモっておきます.というか,既に忘れはじめているので復習です.
内容
共通事項
共通のユーティリティーとしては,zramctlがあります.zramの動作を確認する場合は,
zramctl
ファイルのswapを含む,swapのすべてを表示するには,
swapon
です.
Debian
Bullseye現在の話です.一番解りやすいです.インストールはapt install zram-tools
で良く,デフォルト設定で動き出します.
設定をカスタマイズする場合は,/etc/default/zramswap
を編集します.
動作確認は,
systemctl status zramswap
です.
また,/var/swapを使ったswapを止めるには下記を実行します.
systemctl stop dphys-swapfile systemctl disable dphys-swapfile rm -v /var/swap
Slackware
Slackware64, SlackwareARMの15.0で動作確認してます.インストールは,ここら辺を参考にしました.
上記の内容の通りですが,/etc/udev/rules.d/10-zram.rules
と,/etc/rc.d/rc.local
に起動と設定を自分で書くことになります.
Manjaro
udev
Manjaroでも筆者はその後,Slackwareと同じくudevでの設定を採用しています.
[この項2024年6月20日追記]
zram-generator & systemd-swap
これは,x86 64bitでも,ARM 64bitでも使えます.
設定ファイルは,/etc/systemd/swap.conf.d/
内の,任意.conf
で,テンプレートは/etc/systemd/swap.conf
です.
動作確認は,
systemctl status systemd-swap
です.
ARM64 (zswap-arm)
zswap-armは下記の理由から使わないほうがいいと思います.
設定ファイルはなく,敢えてカスタマイズするとしたら,/usr/lib/systemd/scripts/zswap-arm-ctrl
をいじるしかなさそうです.