拡張子が変わる(写真の続き6)

最近解ってきたことがあります.それは,写真の拡張子が変わることです.変わると言っても”JPG”が”PNG”に変わるんじゃなくて,”JPG”が”jpg”になるのです.

これが,写真がダブる原因か,と思いましたが,拡張子の大文字・小文字まで,全く同じファイル名でも2枚写真が存在し得ますので,関係ないようです.

久々に腰痛

昨日、床のワックス掛けをしました。開始早々ちょっと重いイスを動かすのに,あまり考えずに適当に持ち上げたら、いきなり腰を痛めてしまいました。

ワックスがけはやめようかとも思いましたが、やめると次はいつになるか解らないし,腰痛もそれほどひどくなかったので、作業を続け2時間ほどでざっと終了しました。

腰を痛めた以後は,ほとんど家具を動かさずに、見えている床だけにワックスを掛ける手抜きモードでした

作業を終えた時点で,腰痛は悪くなっていませんでした.日常生活に大きな支障はありません。ベッドから起き上がろうとした時とか、ズボンをはこうとして足を上げる時などズキッと痛みます。

一晩寝たらほんの少し良くなりました。

明日は畑の草取りをしたいので、もう少し良くなってくれないと困ります。

床ワックスがけ

本気モードは,動かせる家具などは全部動かして行うので,2倍くらい時間がかかります.

iCloudがシンクロしない

まあ^^; 5台のMacと,3台のiOSディバイスを使用しているんですが,iCloudがシンクロしなくなることがしょっちゅうあります.

これが,検索しても出てこないんですよね^^; きっとフォーラムで質問すると,「設定をこうしろ,ああしろ」という嘘情報や,「同じアカウントでログインしているか」などと行った低レベルな確認と戦わなければならず,時間の無駄なので,やめときます.

たいてい,1台のMacがのけ者になって,他のMacとiOS機器はちゃんとシンクロされますが,1台には写真もPagesのドキュメントもかたくなに届きません.

iCloud-no-sync

この上が,シンクロしてないときの様子で,2015年05月.pagesというドキュメントは,別のMacで,19:15に編集しているのに,それが伝わってきていません.点線の雲のマークが,同期していないことを示しているんじゃないかと思います.

1台のMacがこんな状態なんですが,あるとき突然そのMacがシンクロするようになるのです.しかし,その代わりなのか,じきに他のMacがのけ者になります.

Mac5台は全部Core i7で,Mac OS X Yosemiteです.iOS機器は問題ないですが,最新のiOSにしてます.

Forumに質問するとしたら,たぶん,回答者は,Mac5台以上,iOS機器3台以上を自分のアカウントで使用している人限定にしないといけないですね.

以前,GoogleDriveでがシンクロしないときもさんざん困りましたが,同期しないクラウドほど始末の悪いものはありません.

追記(2015年5月5日)

就寝前に,シンクロしてないMacの電源を落とし,翌朝(先ほど)起動したら,シンクロしてました.

訳解らん.

原田実「江戸しぐさの正体」

Edoshigusa-no-shoutai

どうも,ここのところ,本が読み続けられない^^; 根気もないんでしょうけど,なかなかおもしろい本に出会わないです.そこで,気楽に読めそうな本を読もうと思い,たまたまSNSで見聞きした,えせマナーである「江戸しぐさ」を糾弾する内容の本書を買ってみました.

「江戸しぐさ」については,多くの皆さんと同じと思いますが,公共広告機構のCMで見たのが最初だと思います.あまり深くは考えませんでしたが,嫌なCMだと感じました.古今東西,マナーを押しつけるCMほど嫌味な物はありません.これがマナーなんですよって言うってことは,あなたはマナー違反をしてますよと指摘するのと同じです.

そして,そういうマナーの指摘は,本当に必要な人には届かない^^;

それと,こんなマナーがほんとに江戸時代にあったんだろうかとも漠然と感じていました.

最近になって,SNSなどで,そもそも江戸しぐさなどというものは,江戸時代には存在しないものだという情報を見聞きして,逆に関心が強まりました.

そんな状況だったので,さくさく読み進みました.研究者の本だけに,わかりやすい組み立てになっています.

前半では,江戸しぐさについて,史実との不整合性を挙げ,いずれも本当の江戸にはあり得なかったことを指摘します.

中には素人の知識でもおかしいと感じるものもあります.たとえはトロです.落語なんかに出てきますが,冷凍技術のなかった昔は猫またぎと言って,食用にはならなかった.それを江戸時代の食事マナーの引き合いに出すのはヘンな話です.

続いて,江戸しぐさを発案し,普及させてきたキーパーソンである人たちの経歴や時代背景から,オカルトともいえるこのえせマナーがどのように発案され普及させられてきたのかを考察します.

江戸しぐさの「発案者」である,芝三光氏は,子供の頃は横浜で軍国教育を受け,成人したら今度は民主主義に切り替えさせられ,GHQの会員制クラブでアルバイトをして西洋的マナーに心酔したようです.そうした経歴と江戸しぐさとの関係が本書ではよく考察されています.その芝氏の脳内に描かれた理想郷が,江戸しぐさにあふれている現実にあった江戸ではなく,パラレルワールドの江戸だったわけです.

今日では,この史実に基づかない江戸しぐさが,自民党と文科省の働きで,教育現場に持ち込まれてしまいました.

こういうえせ史実を本当のこととして教育現場に持ち込むことの危険性を主張し,結ばれています.

実は,私自身は,著者のいう危険性について,そこまで危険なこと,とは現実問題としてはとらえていなかったのです.しかし,今日の北朝鮮で行われている指導者たちの神格化についても,わが国で戦前行われた軍事教育についても,ねじ曲げた史実に基づいていますから,こういう段階から注意していく必要があります.

小さい嘘に嘘を積み重ねてやがて大嘘になる.

そして,自民党と文科省といった,権力側が関わっているところが,なんともうさんくさい.