一括借り上げの罠(その2)

一括借り上げについて,その後,ざっとネット検索してみました.もう何年も前から問題点を指摘している人がかなりいます.

その中で,特筆すべきは,「一括借り上げしているアパート販売業者は,”借り主”なので,立場が非常に強く,契約解除に応じない」ということです

仮に家賃を30年間変更しないという契約書を取り交わしたとしても,借り主(サブリース会社)からの家賃引き下げ請求は有効だそうです.

契約時,「家賃を改訂することはない」という営業の発言を録音して裁判にでも臨まない限り,勝ち目はなさそうです.いや,それでも勝てないかも.

別の情報などから,そもそもアパートの販売価格(建て主に対する)が高すぎるようです.

業者は建て主に対して建てて売った時点で相当な金額を儲け,あとは,一括借り上げでも損は出さない

こんな阿漕な業界ですが,いつまでこんなことを続けられるでしょうか.規制がなされず,今のペースで行ったとして,農地はいくらでもある状態です.社会的な批判が高まらないとだめでしょうね.しかし,”だまされて”アパートを建ててしまった人たちを「被害者」だと見る人もそんなに多くないようです.

なんか,オレオレ詐欺よりも始末が悪いように思います.

参考リンク

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普通の不動産業者の手数料は5%が相場だそうですが,一括借り上げでは10%もとるそうです.

一括借り上げの罠

本日(2015年5月11日)放送のNHKクローズアップ現代を見ました.

一括借り上げのアパート販売は詐欺的な行為が横行しているようです.30年間借り上げるけど,家賃は10年後から隔年で見直すという契約になっていて,その契約条項は買い主に説明する義務はないそうです.説明しないどころか,30年間変更しませんって嘘を堂々とつく営業もいるようです.

うちにも,一括借り上げを売りにしている某大手のアパート販売業の営業が何度か来ました.不愉快なのでもう2度と来ないでくれときっぱり言ったのにまた1か月後に来たので,本社に連絡しました.そしたらさすがに来なくなりました.その程度のコンプライアンスはあるようです^^;

うちの近所も新築アパートだらけです.10年後には,家賃引き下げを通告されて,あちこちで破綻するでしょうね.

知ったことじゃありませんが^^;

しかし,金を貸す銀行も全部知っていて貸すんですから,阿漕ですよね.

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高齢者が7割

そういえば,連休最後の5月6日は腰痛もあって,いつも以上にだらだらテレビを見ていました.この日は振替休日と言うこともあって,テレビは平日モードでした.で,見るともなく民放のワイドショー的番組を見ていました.

その中に出てきた話題で,「高速道路を逆走するドライバーの7割が高齢者」というものがありました.司会者やコメンテーターたちは異口同音に,高齢者は気をつけなければいけない,ということを言っていました.

ですが,逆走ドライバーの3割は高齢者ではない,ということのほうが私には衝撃です.このデータは前から聞いていたのでこのときはそれほど衝撃ではありませんでした.というか,テレビの向こう側の人たちはその程度のデータの解釈しかできないことが,このときは衝撃でした^^;

振込先名義

銀行振込は,オンラインでやることがほとんどになりました.

これまで,オンラインで振り込んで失敗したことが2回あります.1度は国内,もう1度は海外向けです.

海外向けのは詳細を忘れてしまいましたが,口座の情報が不十分だったためだと思います.国内よりも必要とされる情報が多いです.

国内向けの失敗は,ある方の記念パーティーで,賛同者一同から贈る記念品のための寄付だったんですが,その口座名義は「誰々さんの何々記念のなんとか」とか言う長たらしいもので,ちゃんとカタカナで教えてもらったんですが,結果的に,その教えてくれた口座名が間違っていました.

ほんの一文字のことだったんですが,振込は成功せずに何日かして差し戻されてしまいました.振込手数料は戻りませんし,瞬時に済むはずの送金が,結局何日も遅れてしまいました.

以来,振込先情報には神経質になっているんですが,先方から教えてくれる口座名義は,読み方が何通りかある漢字だったり,やたら長たらしかったりで,振り込む人間の立場に立ってないなぁと,いつも感じる次第です.

金をスムーズに払ってもらいたいんだったら,半角カタカナでちゃんと知らせなさい(ごくまれに,ちゃんと半角カタカナで知らせてくれるところもあります).