iPhoneとMacの同期はWifiのほうが速い

ネット検索すると,Lightningケーブルを使って有線接続した方がiPhoneとMacの同期やバックアップは速いという言説がナントカ袋をはじめ多く見受けられます.

私も長いことそう信じていましたし,正確な計測などはしていませんが実際ときどき試して経験的にもそう感じていました.

しかし,iPhone 14と高速なWifi環境ではWifiを使ったほうが速く感じます.

ざっと調べてみると,最新の最高級なiPhoneであるiPhone 14 Proでも,LightningコネクターのスピードはUSB2.0の規格だそうです.

USB2.0は規格上最大転送速度は480Mbpsです.

一方,わが家のWifiにiPhone 14を接続して外部の計測サイトによる実測値は,

2023年1月21日(土) iPhone 14からWifi接続でinonius.netに接続して測定

このくらい出ます. “実測値” がUSB2.0の論理的な最高速度を超えています.LAN内の接続はさらに速い可能性があります.

ということで,最近,Wifi接続で同期やバックアップをした方が速いなという体感は正しいようです.

外部接続が高速な必要はなくLAN内だけ速ければ良いので,もし,比較的新しいルーターと新しいiPhoneをお持ちの方は,「有線のほうが速い」という固定観念を捨ててWifiでのバックアップと同期を試されると良いと思います

追記: うまくいなかくなる(2023/02/28)

その後ですが,Wifi接続で同期をかけると途中でiPhoneとの接続が切れてうまくいかなくなりました(iOS 16.3.1, macOS 13.2.1現在).

Notes:
1. たまたまの最高新記録ではなくてコンスタントに出ます.iPhone 13も同じくらいの値です.
2. そんな固定観念を持っていたのは筆者だけかも😓
たまたまの最高新記録ではなくてコンスタントに出ます.iPhone 13も同じくらいの値です.
そんな固定観念を持っていたのは筆者だけかも😓