シドニーでの最初の写真

表題は厳密ではなくて,シドニーにはじめていったのは1983年で,その時写真を撮りましたし,1988年11月,1995年3月,1996年2月にも公私でシドニーを訪れて写真を撮っていますから,「1996年3月からの長期出張で最初にシドニーで撮った写真」ということになります.

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前述の様に,1996年3月10日に成田を発ち,翌11日にシドニーに着き,オフィスに行ったのはその日か,さらに翌日の12日だったのようです.この写真は,12日に与えられたデスクを記念に撮ったものです.日本から持ち込んだ,Macbookや時計,240V→100Vの変圧器などがあります.

私が派遣された組織は,私が帰国した1997年から程なくして,このオフィスから他に移りました.建物はまだあるようですが,当時の職員がまだ在籍しているとしても,ここを訪れてもいないわけです.

一番最初にしたのは携帯電話を買ったことです.とにかく独り身で,家探しをしなければいけないですから,必須用品ですね.国営から民営化されたTelstraの店に行ったら,パスポートを見せるだけで簡単に買うことができました

次に,個人の銀行口座を開いたんだと思います.ANZ Bankという大手銀行のLindfield支店です.職場の住所で簡単に開くことができました.

これらはどれもあっさり行きましたが,なかなか家が見つかりません.家族が来る4月に間に合うくらいの長期戦を覚悟しました.

ということで,とりあえず一週間ほど取った宿Killara Innが,あまり職場から近くなく,しかも,バスタブもないのに料金が高い,ということで,安いホテルはないか,秘書の人に相談して,Lane CoveのComfort Innに移りました.半地下で、湿気が抜けにくい部屋で,こちらもバスタブはありませんが,安いし,レストランが良いので気に入りました.

ただし,ここのレストランは,旅行ガイドブックなどによく書いてあるBYOレストランでした.で,家が決まった日かなんかに,ミックスグリルを注文して,ビールを飲もうと(普段は部屋でビールを飲んでいました)係の人に聞くと,ここはBYOレストランだからビールはないというのです.で,どうすれば良いか聞いたら,部屋の冷蔵庫から持ってくれば良いということで,なるほどと部屋に戻って缶ビールを取ってきたのでした.

バスタブが無いと辛いということは,1995年の出張の時に痛感しました.オーストラリアの私が泊まるようなランクのホテルは普通シャワーはあってもバスタブはありません.しかもシャワーヘッドが壁に固定されていて,上から落ちるお湯で体を全部洗わないといけません.一番困るのは,おしりです^^; 上から落ちてくるお湯だけではなかなか気持ちよく洗えません.

ということで,このときは日本から,携帯式のウォシュレットを持ち込んだんだったと思います.それはなかなかの正解だったと記憶しています.

思い出しはじめると止めどないです.

Notes:
1. 既出ですが,私の職場では1年以上は長期出張と呼んでいます.
2. 20年前のセキュリティーが緩い時代とはいえ,たぶん,1年ちょっとの滞在VISAがあったから,買えたのだと思います.
3. 最初は1Fか2Fの普通の部屋で,途中から値段の安い半地下の部屋に変わったのかもしれません.
既出ですが,私の職場では1年以上は長期出張と呼んでいます.
20年前のセキュリティーが緩い時代とはいえ,たぶん,1年ちょっとの滞在VISAがあったから,買えたのだと思います.
最初は1Fか2Fの普通の部屋で,途中から値段の安い半地下の部屋に変わったのかもしれません.