絶望的な日本のICT

患者の全数把握が無理な理由が,「コンピューターへの患者のデータの手入力の手間」って,完全に終わってますね.

しかも,その対策は,「入力項目を減らす」とは😓

そういえば,ときどき通うあるクリニックでは,マイナンバーカード読み取り機があるのですが,その装置の正面の全面に,マイナンバーカードとは関係のない患者宛の何かの注意書きの紙を貼って,使えなくしてます.

ちょいと調べると,資格確認の義務化は来年4月からだから,文句は言えないのかな.

なんか,ICT技術を積極的に使って省力化したり,匿名化したビッグデータを活用していくって方向でないのが悲しいです.

2 thoughts on “絶望的な日本のICT”

  1. 最近,名称だけは重篤そうな疾病で,「紹介状がないと自己負担額が5000円上乗せになる」大病院に通っていますが,そこにはマイナンバー読み取り機なる装置は見当たりませんし,マイナンバーカードが健康保険証に利用できますという案内もされていないようです。
    健康保険証のかわりにマイナンバーカードを使うと自己負担額が上乗せという訳のわからないこともやってますし。

    1. JG3QQK/Kimura(自称重症患者)さん,コメントありがとうございます.そしてお大事に.
      さて,困ったものですね.かつての職場に電子メールが公式連絡ツールとして導入された頃,「俺は電子メールは読まない」って威張っていた管理職がいたことを思い出します.当時は電子メールが公式化されたとはいえ,まだ紙の回覧等も併用されていたので,たぶん服務規程違反にはならなかったと思いますが,なんといいますか,その「情弱猛々しい」って感じが,今日のそちこちの医療機関と重なる気がして残念に思います.

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