突如として速度が大幅低下・切断するルーター

いやー参りました.先日のLANのトラブル,どうもMesh Wi-fiルーターが原因のようです.

今日もLAN内の不具合が発生しました.接続は切れないけど,速度が1Mbps以下に低下する機器が何台か生じました.トラブルの概要は,

  • LANケーブルでつないでいる機器の速度低下はない
  • Mesh Wi-Fiルーターの親機近くのWi-Fi接続の機器がWi-Fiにはつながったまま大幅に速度を落としている(一部当該Wi-Fiとの接続が切れていたものもある)
  • 速度の低下したスマートフォンを,Mesh Wi-Fi子機の至近距離に移動したら速度が回復した
  • Mesh Wi-Fiの親機を電源リセットしたら,親機至近のWi-Fi接続機器の速度も復旧した

というものです.

これまでも,しばらく使っているとデータを転送しなくなるEthernet HUBや,Wi-fiルーターに当たってしまった経験がありますが,今回は上記のような状況からしてMesh Wi-fiのルーターがそれのようです.

素人の推測ですが,ルーティングテーブルや,健康状態のためのデータのカウントなどを保持していて,想定外の数値に達して,動かなくなるものがあるようです.

以前職場で使っていた国内有名Wi-fiルーターメーカーの品が,ある程度の時間使うと必ず止まってしまい,このときは客観的に判断して他の原因が考えられませんでした.

健康状態のカウントで,機能不全になるSSDがあるようですから,他の機器で起こらない保証はありません.

数日前に発生したトラブルでは,ギガビットHUBが怪しいとにらんだのですが,その推測は外れで,Mesh Wi-fiの親機の方のようです.今日のトラブルでは,LANのトポロジーは変えず,電源リセットも当該のWi-Fiルーターだけ施して,LAN内の全ての機器の速度は回復したので,たぶん間違いないと思います.

NuroにしてからLANからインターネットのアクセスが快調で満足していましたが,たぶんメーカーも想定してないデータ量なんだと思います.

もう少し様子を見て,原因の機器を確定させたいと思います.

BLOGには書かなかったようです.
家庭内ではもちろんWi-Fi (LAN)につないでいます.

仮想マシンのIPv6

そう,仮想マシンでIPv6が使えないというのは,3年前までのIPv6環境でも認識していました.

昨日1日,いろいろやってみましたが,その中で過去もこういうことをやってうまくいかなかったと思い出しました.しかし,BLOGや内部文書にも一切記述がありませんから,今回のようにまる1日かそれ以上費やしていろいろやったけど,成果が何も無いから記録も残さなかったようです.今回は,次回のため😓に,自分用の記録(データベースの1データ)として書いときます.

参考にしたのは,

です.この記事も見覚えがあるので,たぶん前回も参照したようです.

他も都度都度検索しましたが,やりたいことに直接結びつく情報はありませんでした.

それで,1日取り組んだ結果として,上記の記事を元に,IPv6のDHCP設定をすれば,仮想マシンがglobalなIPv6アドレスを取得して,LAN内のグローバルなサーバーにIPv6接続できるが,LANの外にはIPv6接続できない,という状況までたどり着きました.

外に出られない原因は推測ですが,

  • KVM / QEMU / libvirt のバグ,または仕様(または設定の問題)
  • LAN内のIPv6のマネージメントの問題
  • Nuroお仕着せルーターの仕様または,バグ,または設定の問題

のいずれか,または複合した問題と考えられます.もちろん,いずれのケースでも筆者がIPv6を理解していないための設定の不具合の可能性があります.

上記のGentoo Wikiの記事どおりにしても,DHCPを使わないとIPv6のグローバルなアドレスが降ってこないあたりに,libvirtの問題があるようにも思います.

おまけ: 仮想マシンのホストが飛びました

夜,そろそろ終わりにしようかと思ったら,KVM / QEMU / libvirtを動かしている仮想マシンのホストが飛びました.キーボードの操作に無反応ですが,GUIはそのままで,しばらくするとシステムをモニターしていたgkrellmの表示が止まり,時計も動かなくなりました.

やむなくリセットボタンを押しましたが,UEFIが認識されず,このサブworkstation(WS)のメインOSであるManjaroがブートできなくなりました.

バックアップ用ディスクにメインのディスク(SSD)の別パーティションにインストールしてあるDebian (サブWSのサブOS)がブートできるようにしてあり,そちらからはブートできましたので,メインのSSDがハード的に故障したのではなさそうです.

また,Debianから飛んだManjaroのパーティションをfsckすると,エラーなしです😓

これも思い出しましたが,以前も仮想マシンいじりをしていたら,ディスクコントローラーがおかしなことになり,ソフト的にディスクを破壊したことがありました.

今日は,メインOSの復旧に費やしそうです.

仮想マシンもネットが速い

LinuxのKVM/QEMUはよくできた仮想マシン環境だと思います.仮想マシン(Manjaro AMD64のlibvirt / KVM / QEMUの環境)でiNoniusのスピードテストをすると,この結果です.ゲスト(仮想マシン)は,Ubuntu x86_64です.

一方,macOSのVMWare Fusionではこのスピードです.こちらもゲストはUbuntu X86_64です.

問題としては,どちらもIPv6に対応してない点です.これは,3年前までのIPv6環境でも認識していて,多少調べたり試したりしましたが,全く力及ばずでした.

Manjaro ARM でサーバー (1) 当面の方針

Slackware ARMはあきらめてManjaro ARMに移行する方針を定めましたが,その方針にそって,Manjaro ARMでサーバーを動かすためには,まずMariaDBをインストールというか,Slackware ARMで動かしている内容をクローニングしなければなりません.

しかし,Raspberry Pi (RPi)でいろいろやるのはスピードが遅いので大変ですから,ここは,Manjaro AMD64 (x86_64)でいろいろ試して,最善手・最短経路を見出してから,RPiへの移行を実践するのが良さそうです.

手順としては,システムやWordPressが送り出すeMailの配信関係の整備が必要なのでDovecotとPostfixをインストールして,最低限の設定をするのから着手しようかと思いましたが,Postfixはデータベースと連携するようなので,MariaDBが先のようです.

せっかくいい感じのworkstation (WS)に仕上げてきた,Manjaro AMD64をグシャグシャにするのも嫌なので,空いているSSDにクローニングして,そちらで試すことにします.

目標達成のための当面の手順は次のようになります.

  1. MariaDBのインストールと初期設定.
  2. MariaDBにメインサーバーのバイナリーデータをコピーして正常動作するか試す.
  3. うまく行けば,5へ.
  4. うまく行かない場合は,データベースごとにexport / importを繰り返してデータの移転をする
  5. Postfixをインストール(MySQLを使うオプション)
  6. 最低限の初期設定を行う.
  7. Dovecotをインストールして設定(Dovecotはいくつかのマシンにインストール&設定して使えているので問題はないと思う)
  8. Postfixのチューニング

ここまでうまく行ったら,Manjaro ARMの方で同じような設定を行うことにします.

Slackware ARMはあきらめてManjaro ARMに移行する方針

Slackware ARM 15.0にupgradeした某サーバーですが,色々細かい不満があるので,Manjaroにしようかと考えています.

不満のひとつめは32bit OSであることです.かつての当社調べによると,同じハードウエアで同じOSの32bit版と64bit版を比較した場合,アプリのパフォーマンスの比は1:1〜2であり,平均すると1:1.3〜1.4です.この差を大きいと見るか小さいと見るかですが,体感速度が明確に向上する程ではないです.

それで,これまでそんなに64bit化にはこだわって来ませんでしたが,3割方パフォーマンスが抑えられているということをいつも認識しながら使うのは,細かい不満の一つにはなります.

2つ目はGUIが使い物にならない点です.ときどき,slackpkg update / upgrade-allをして,最新のパッチレベルにしていますが,Konquerorでは相変わらずwebの閲覧ができません.他にwebを閲覧する手立てがなくそのことはGUIが必須のworkstation (WS)としては致命傷です.とはいえ本来的にはGUIはいらないサーバーなので,これもひとつの細かい不満です.

64bit OSでGUIが使えるとなると,Raspberry Pi OSか,Manjaro ARMということになります.どちらがいいかとなれば,個人的にはKDE Plasma Desktopの使えるManjaro ARMとなります.

サーバーのSlackware ARMからManjaro ARMへの移転に関して,鍵になるのは,MariaDBの移転がうまく行くかどうかです.これがうまく行けばほかは楽勝だと思います.

気力がみなぎっているときに,試してみたいと思います.