LIRCで悩む

Linux Infrared Remote Control (LIRC)というのは,ポピュラーなパッケージで,名前の通り赤外線リモコンの送受信をするものです.

今回,受信のほうを試してみました.パーツとしては,秋月電子通商で取り扱っている赤外線受信器を,Raspberry Pi 3のGPIOのピンに直結するだけです.あちこちに情報があるので,敢えて詳しいことは書きません.

このソフトのインストールの最大の落とし穴は,古い陳腐化した情報がちまたにあふれていることです.

Raspbianの現行版は,Stretch(2018/06/28現在)で,一つ前がJessieです.このLIRCはJessie版とStretch版では,設定ファイルや起動用スクリプトの名前が変更になっていて,Jessie版にはあった設定ファイルがなくなったり,設定ファイルの置き場所が変わったりしています.

しかし,ネット検索すると,古い情報がどっさりヒットして,何の役にも立たないどころか,有害とも言える陳腐化情報をまき散らしています.

要点としては,まず,自分のOSが最新のStretchになっているかを確認します.apt-getの時にjessieとあると,OSはJessieなので,この辺を参考にして,Stretchにupgradeします.

そしたら,下記サイトの情報を参考にしてやってみてください.一番信頼できる情報です

なお,上記サイトにはJessieでのやり方も書いてあり,混乱しないよう気をつけてください.

2018/06/28現在,当社調べ

ニホンウナギを食べません

絶滅危惧種であるのに,夏になると,土用の丑の日だなんだと,マスコミがニホンウナギを食べることをあおります.

マスコミにしてみれば,毎年決まった日・時期に起こるイベントというのはニュースや新聞の埋め草として重宝なのは解りますが,象牙の鍵盤,印鑑,麻雀パイはとても良いからみんなで使いましょう,サイの角はとても高価な漢方薬です,とか,消費をあおる論調は決してしないのに,ニホンウナギだけは食べることを是認する姿勢で報道するのはどうかと思います.

私は,うなぎは好きですが,さすがに絶滅危惧種と聞いてはとても食べる気はしません.絶滅危惧種ではなくなるまで食べないことにしますが,現状からして,私の生きている間に数が増えることはないでしょうね.

8N1TKB QSL 7割発送

8N1TKBのQSLのデータ印刷ですが,なんやかんやありまして,私が一人でやってます^^;

これまたなんやかんや制約条件がありまして,日産100枚程度の遅いペースですが,地道に続けています.

先週末までに,全3,270枚のうち7割である2,300枚の印刷を終え,学園都市ハムクラブの会長に託し,いばらきハムの集いで事務局に渡してもらいました.

JARLビューロー推奨のソート順に印刷していまして,発送済みは,7L1からJL6までです.この範囲の皆さんには次回か次々回の配送時に届くと思いますので,もう少々お待ちください.

JM6からJAの残りと,DX分についても来月初旬には印刷完了して,JARLビューローに発送できると見込んでます.もうしばらくお待ちください.

久しぶりにPICいじり

下手な回路を組むより,PIC12F683を使っちまった方が楽,と考えて,久しぶりにいじってます.

開発環境MPLABの最新版をダウンロードしようと,Microchip社のサイトに行ったら,mbed同様にWeb UIの開発環境がありました(MPLAB Xpress).これを使えば,いちいちupdate/upgradeする必要がありません.

PICへの書き込みは,専用のUSB bridgeを使うことになります.これが唯一インストールが必要な部分です.

しかし,一番動いて欲しいmac OS High Sierraでは,PicKit3を認識してくれません.Linuxマシン(Slackware 64)とVMWare Fusionで動くWindows 10 (64bit)では,USB bridgeをインストールすると,Web UIのボタン一つ押すだけで,問題なくPicKit 3を介してターゲットのPIC12F683に書き込んでくれます.

なぜMacだけできないんだろう.ネットで探してもなかなか答えはおろかヒントにもたどり着けません.

追記(2018/06/17)

その後,別のMac miniで試したところ,USB bridgeが機能しました.同じHigh Sierraで,使っているブラウザも同じFirefoxだし,原因究明・解決は難しそうです.