Linux Infrared Remote Control (LIRC)というのは,ポピュラーなパッケージで,名前の通り赤外線リモコンの送受信をするものです.
今回,受信のほうを試してみました.パーツとしては,秋月電子通商で取り扱っている赤外線受信器を,Raspberry Pi 3のGPIOのピンに直結するだけです.あちこちに情報があるので,敢えて詳しいことは書きません.
このソフトのインストールの最大の落とし穴は,古い陳腐化した情報がちまたにあふれていることです.
Raspbianの現行版は,Stretch(2018/06/28現在)で,一つ前がJessieです.このLIRCはJessie版とStretch版では,設定ファイルや起動用スクリプトの名前が変更になっていて,Jessie版にはあった設定ファイルがなくなったり,設定ファイルの置き場所が変わったりしています.
しかし,ネット検索すると,古い情報がどっさりヒットして,何の役にも立たないどころか,有害とも言える陳腐化情報をまき散らしています.
要点としては,まず,自分のOSが最新のStretchになっているかを確認します.apt-getの時にjessieとあると,OSはJessieなので,この辺を参考にして,Stretchにupgradeします.
そしたら,下記サイトの情報を参考にしてやってみてください.一番信頼できる情報です.
なお,上記サイトにはJessieでのやり方も書いてあり,混乱しないよう気をつけてください.
2018/06/28現在,当社調べ