RTSPの視聴が不調 (2) マクドもffplay

関東ではマックといいますが,フランスではマクドというらしいです.

VLC macOS版の3.0.20 (Intel 64bit版)も,うちのカメラのRTSPを表示してくれなくなりました.ずっとこのバージョンのままのような気もするので,カメラ側の仕様が変更になってコンパチビリティーが失われたのかもしれません(少し前にカメラのfirmwareのupdateがありました).

Raspberry Pi OS版のVLCも含めて症状は同じで,カメラに接続したその時の画像が静止したままです.システムもVLCも生きていて,

killall vlc

で止められます.

それでマクドミニの方でもffplayを試してみようかと思ったら,当然ですがX用しかなく,まずXQuartzをupdateしてからMacPortsでFFMPEGをインストールしました.

その結果大きな問題なく動きました.

正常に動いた場合のVLCと比較して,Raspberry Pi OS版と同様に小さいブロックノイズが時々出ます.また時間遅れがかなりあります

VLCでは出ません.
遅れが蓄積していくかは検証してません.

macOSのインコンパチによる不具合

2台使っているMacのうち,一台だけSonoma (14.1.2)にupgradeしたところPagesは問題なかったのですが,「写真」(以下「写真」アプリを「写真」と表記します)がだめでした.

iCloud無料版が最新の「写真」のシンクロ機能を止めてしまったため,主に写真を集約しているMac miniからMacbookへはrsyncで “写真Library” を一方向に同期していました.

ところが「写真」がSonomaでupgradeされたため,データの構造も変わり,rsyncすると,Ventura (13.x)にとどめていいるMacbookの「写真」では読めなくなりました.

やむなくMac miniをupgradeする直前の写真LibraryをMacbookにコピーしました.今後Macbookに新しい写真を手軽に加えることができなくなりました.

困りました.

Pagesのmajorなupgradeはなかったため.
ほとんどiPhone 14で撮影した静止画・動画.

macOS Sonomaにします

これまでmacOSは,13.xで粘ってきました.一番の理由はMacbookが14に上げられないためです.Mac miniとMacbookとでOSのmajor versionが違うと,クラウドで共有してそれぞれから編集するデータに互換性の問題が生じかねません

しかし,まあ頃合いだろうということで,Mac miniを現在の13.6.1から14.1.2にupgradeすることにして,現在作業中です.

できればMacbookをM2にしたいですが,13インチでメモリーは増設無しでもSSDは500GBほしいので,20万円近くになってしまいます.

Pagesは同じバージョン

互換性の問題ありと思いきや,Pagesは同じバージョン 13.2でした.いずれ,14に上がるときにmacOS 13.xの方は切り捨てられるでしょうけど.

macOSのversion upに伴い,Pagesなどの主要ソフトもupgradeされますので.

macOSとiPhoneの同期が終わらない

どうもiPhone 14のiOSを17.0.xに上げてからだと思いますが,Mac mini (Intel, macOS 13.6)と同期しようとしても,最後の「項目がコピーされるのを待っています」が終了しません.iOSのほうはとっくに同期の処理が終わっているようで,バッテリーの表示のところをプルダウンしてもぐるぐるは見えませんし,写真アプリでもMac側にしかない写真が送られないままで「同期中」のサインもありません.

ながらくMacとiPhone (iPod touc, iPad)を使ってきて,同期がうまく行かないことはこれまでもありました.非常に不便でなかなかAppleは直してくれませんが,あんまり気にするとストレスになるので気にしないことにします.

追記: 動きました

何回か試したら同期処理が完了しました.しばらく様子見ます.

ManjaroのVLCもRTSP NGか

色々事情がありまして,しばらくRTSPを視聴せずに来ましたが,また必要にかられて再開しました.

macOSでVLCの本家からdownloadしたVLC media playerは,従来どおり難なく視聴できます.たぶんWindowsでも本家からdownloadすれば使えると思います.

ところが,Manjaro (AMD64版)では視聴できなくなっていました.Debian同様ソースコードにライセンス上の問題があるとかそういう関係でRTSPの機能を除外してしまったのでしょうか

ManjaroでRTSPが視聴可能というのは,Raspberry Piでも視聴可能にできるという大きな意義があったのですが,それができないとなると,Raspberry Piでの監視カメラシステム構築に大きな支障となってしまいます.

さてどうするか

ManjaroのVLCでRTSPの再生ができないことを他のいくつかの環境からテストしてみます.それで確定となれば新しいdistroを探さなければなりません.

Slackwareではsbopkgでbuildできることが解っています.しかし,slackbuilds.orgに登録されているスクリプトは,すべてのアーキテクチャでエラー無くbuildできるとは限りません.特に最終ゴールはRaspberry Pi 3なので,AMD64やx86環境はOKでもaarch64環境でbuildができる可能性は低いと考えています.

それと,依存ファイルの多さです.35もあります.オプショナルなモジュールならば無くてもVLCのbuildスクリプトがその機能を除外して先に進んでくれるようですが,必須のライブラリーがbuildできないとそこでアウトです.一番成功の可能性が高いAMD64でのbuildも躊躇してしまいます.

筆者にはその辺の事情は関係ないので調べません😅
日本の政府やメディアは「防犯カメラ」と呼ばせたいようですが.