ATOKの代わりにGoogle日本語入力が使えないか評価したところ,結論的にATOKを解約しました.
Google日本語入力は,
- 連文節変換がタコ
- 誤入力の自動修正機能がない
- 他のディバイスとのシンクロ機能がない
など,ATOKと比較すると,今流行の表現で「周回遅れのデジタル技術」です.特にATOKの良いのは,ユーザーが手入力した単語や,自動学習したユーザー辞書が一日一度クラウド経由で各ディバイスでシンクロされるところです.
筆者の利用環境では,
Mac mini : Macbook : その他のWindows全部 = 9 : 1 : 0.1
くらいの利用比率です.Windowsでまとまった文章を書くことはないので無視して良いですが,全体の1割程度利用するMacbookにおいて,このシンクロ機能が非常に有効です.
ほとんど常日頃使うMac miniに手で登録したり自動学習したユーザー辞書が,たまに使うMacbookに完全に反映されるわけで,たまに使うからこそこのシンクロが活きてきます.
このシンクロ機能だけでも月々300円を払う価値はあると思います.
また,Google日本語入力の連文節変換のタコさ加減は,全く文節間の関連を見ていないかのごとくです.例えば,直上の文の「払う価値」は,最初の変換では「払う勝ち」になりました.「払う勝ち」なんて日本語どこにもないでしょう.
全体として,Google日本語変換は10年以上前のATOKと同等かそれ以下と思います.
多分,一定以上の収入がある人で,複数のパソコンを使う人は絶対に使うべきソフトだと思います.
しかし,収入が一定以下の現状では,贅沢品の位置づけで解約します.人間が不便さを克服するよう努力することにします.あんまりきつかったら,また契約するまでの話です😅
仮想通貨か暗号資産のばく大な運用益の一部をサブスクリプションに回しましょう。
それはともかく,以前の「ことえり」に比べれば,Google日本語のほうがはるかにマシです。
JG3QQK/Kimuraさん,コメントありがとうございます.
毎年収入を支出が大幅に上回るSDGsでない生活を続けています.
たしかに,使いにくいもの(昔のもの)と比べればGoogle日本語変換は悪くはないと思います.