Raspberry Pi 3 でRTSPを見る(結論)

使い道のないRaspberry Pi 3 Model B (RPi3) やRaspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+)で,RTSPを視聴する方法の結論としては,

ffplay (FFMPEG)で見る

で最終決定しました.唯一懸念されていた時間遅れの蓄積は,その後半日ほど連続運転したところ,不思議と解消されました

FFMPEGが使えるならばRaspberry Pi OSでも行けるはずですが,いまさら面倒なので,RPi3ではManjaro ARM xfce, RPi3+ではManjaro ARM KDE Plasmaでこのまま行きます.

自動起動については,

#!/bin/sh
sleep 30
DISPLAY=:0 /usr/bin/ffplay rtsp://ユーザー名:パスワード@ホストのFQDN/指定された文字列 -loglevel quiet -fs > /dev/null 2>&1 &

というスクリプトを実行可能にして適当な場所に置いて設定からAutostartに指定したら,xfceもKDE Plasmaもうまくいきました.sleep 30については要調整です.フルスクリーンオプション-fsはお好みで.

なお,xfceでは設定のScreen saverをOFFが機能しますが,KDE Plasmaはそのスイッチが効かないようなので,ワークアラウンドとして,.xprofile

DISPLAY=:0 xset -dpms
DISPLAY=:0 xset s off

を書いてます.

たぶん,下記のスクリプトのように,コンソールにlogを出さないようにしたためかもしれません.それでも多少は遅れます.
と言いつつ後日試しました.ffplayだけのためにインストールするなら,Raspberry Pi OSが一番楽で,起動も早いのでお勧めです.
一年前にそうだったのですがその後確認はしていません😅

macOSとiPhoneの同期が終わらない

どうもiPhone 14のiOSを17.0.xに上げてからだと思いますが,Mac mini (Intel, macOS 13.6)と同期しようとしても,最後の「項目がコピーされるのを待っています」が終了しません.iOSのほうはとっくに同期の処理が終わっているようで,バッテリーの表示のところをプルダウンしてもぐるぐるは見えませんし,写真アプリでもMac側にしかない写真が送られないままで「同期中」のサインもありません.

ながらくMacとiPhone (iPod touc, iPad)を使ってきて,同期がうまく行かないことはこれまでもありました.非常に不便でなかなかAppleは直してくれませんが,あんまり気にするとストレスになるので気にしないことにします.

追記: 動きました

何回か試したら同期処理が完了しました.しばらく様子見ます.

Manjaro ARMでもVLCでRTSPはNGに

ここだけの話にしておいてください.2023年10月3日(火)現在ですが,Manjaro ARMの配布しているVLC最新版(3.0.18-16)は,RTSPの視聴が可能です.Raspberry Pi 4 Model B (RPi4)で確認しました.

で,めでたしめでたしと行きたかったのですが,他の2台のManjaro ARMを最新版にしたところ,VLCによるRTSPの視聴はできなくなりました.

どうも,視聴できる方がどこかおかしいようです.パッケージ管理のデータベース上は最新版にアップデートされているはずが実際は古いままだとか.

FFMPEGも微妙

かつて,VLCでなくコマンドラインのmplayerPython3のライブラリーを試したことがありましたが,いずれも遅延がどんどん大きくなって,実時間の監視用には使えないことがわかりました.Raspberry Pi 3 Model B (RPi3) とRaspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+) でのテストでした.

今回,FFMPEGを試してないことを思い出し同じくRPi3, RPi3+でFFMPEGのコマンドラインプレーヤーffplayを試してみましたが,mplayer, Python3のライブラリーほどではないものの微妙に遅延していきます.

RPi3でffplayを動かしていると,一時間に数十秒遅れて,数時間で数分遅れという状況になります.一時間ごとに再起動すれば良いかもしれませんが,あんまりスマートではありません.

いろいろ試すとVLCがよくできているのが解るばかりで弱ります.

いずれもあくまで当社調べです.

ちなみにCore i7のデスクトップ機ではffplayでも遅延が増大することはありません.

「VLCでrtspを見る」は依然難航中

なんだか相変わらず断片的な書きなぐりなので,何をどうしたくて今どういう問題に直面しているのかというのを一旦まとめます.

最終目標としては,安いモニターカメラが出力するRTSP (Real Time Streaming Protocol)をRaspberry Pi 3 Model B (以下RPi3.Raspberry Pi 3 Model B+はRPi3+)にて視聴するというプロジェクトです.

昨年の段階ではRPi3およびRPi3+にManjaro ARMをインストールして,Manjaroが配布する(もとはArch Linux)VLCで視聴できていました.

しかし,その後一年間モニターカメラの運用を停止していた間にManjaroのVLCもDebianやUbuntu等と同様にRTSPのサポートを止めてしまったようで,RPi3(+)で視聴する方法がなくなってしまいました.

それで現在RPi3(+)でRTSPサポートの付いたVLCを動かす方法を色々探しています.

VLCについて明らかなのは,「本家のVLCはRTSPの視聴が可能」ということです.直接本家がバイナリーを配布しているmacOS版は問題なくモニターカメラからのRTSPを音声込みで再生できています.Windows版については確認していませんが,たぶん同様に問題ないと思います.

一方,Linuxについては,各distroのbuildを尊重しているようです.

SlackwareはdistroにはVLCは含まれていません.SlackBuildsにスクリプトがあるので,sbopkgでbuildできるはずですが,必要なパッケージが35もあってめげてしまいます.それでも気を取り直してまずVLC本体からbuildして,エラーが出るパッケージ(=必須のパッケージ)をbuild & installしていこうと方針を立て,

sbopkg -b vlc

とすると,ソースの配布サイトのアドレスがresolvできないというどうしようもないエラーが出てしまいます.

なお,前述のVLCのダウンロードサイトには,Slackwereのバイナリーのリンクもあります.これはSlackwareに貢献著しいAlienさんがbuildしたもので,試したところ,32bit版も64bit版も問題なくRTSPを再生できます.もし,Alienさんに限らずだれかがARM用もbuildして配布していれば解決なんですが😅

仮想マシンのSlackware 15.0 (32bit版)でRTSPを再生するAlienさんbuildのVLC

今年は蚊が少ない(3)

9月は少し蚊が増えた気がしますが,全般として今年は蚊が少なかったと思います.

昨年は8月下旬になって近所のホームセンターDCMでそのホームセンターとフマキラーがタイアップして販売しているベープリキッドが,ベープの普通の品よりうんと安いのを知ったのですが,たしか,9月になってから買いに行っても品切れだったと記憶しています.

今年もそのことは念頭に置いていて,6月頃一度買い,追加は早めに買おうと思っていたものの,蚊が少なく蚊取りの使用も多くなく,9月に蚊が増えたからまた少し使用していますが,たぶんこのまま足りそうな状況です.

たまたま先週の金曜日にホームセンターに別の用事ででかけて何気なく蚊取りの棚を見たら,まだあるではないですか.やはり,蚊が少なかったのはうちだけではないようです.今年の蚊はそろそろ終わりとは思いますが,来年のシーズン初めにすぐ対応できるように,また,今後値段は上がっても下がらないでしょうし,時間が経っても効果が落ちるとは思えないので買いました.

ちなみに,虫除けスプレーのほうはフマキラーSKIN VAPEが切れそう(写真中央)なので同じものかDCMブランドの安いのかを買いたかったのですが,いずれも品切れで,何もなくても困るので,あるの(写真左のサラテクト虫除け)を買ってきました.

2本分の値段で3本買えるDCMマークの付いたベープ(右)と,もうすぐなくなりそうで買いたかったけど品切れだったSKIN VAPE(中),しかたなく買ったサラテクト虫除け