Monterey: DBD::MySQLで難航

ときどき書いてますが,全ての交信データ(ログデータ)は,MariaDBに入れてます.そのマネージメントは,自作のPerlスクリプトと,PhpMySQLでやってます.

MariaDBはMySQLに完全に置き換え可能なもので,バイナリーコンパチということになっています.つまりMariaDBですが,コマンドはmysql(関連アプリはmysql_*)で,MySQLを利用するアプリも,MySQLで使用していた時のまま使えます.

そのため,MySQLとMariaDBは普通は共存させません.

しかし,MacPortsでは,何をどう考えてそうしているのか解りませんが,MySQLとMariaDBを共存させることができます.そのため,MariaDBを使うためには,明示的にMariaDBを指定しなければなりません.

自作のPerlスクリプトはMySQLと接続するため,CPANのDBD::MySQLというモジュールを使っています.このモジュールをMacPortsでインストールしようとすると,依存性のあるmysql57をbuildしようとしますが,cmakeがエラーを出して失敗します.ためしに,mysql56, 55も試しましたがダメです.

MacPortsでMariaDBのインストールは何の問題もなくできました😓

普通はMariaDBがあれば,DBD::MySQLで接続できるんですが,DBD::MariaDBなどというおかしなモジュールを介さなければならず,自作のスクリプトを書き換えなければなりません.それはたやすいことなんですが,移植性ががぜん落ちます

さて困りました.問題点を書き出せば,解決が見えてくるかなと思いましたが,今のところ何にも見えません😓

他に試したけど効果がなかったこと

  1. Oracle MySQL community serverのインストール(macOS版 v8.0.x)
これまで,Slackware x86_64, ARMと,macOSどちらでもパッチなしで動いていました.

NHKはまちの声垂れ流しをやめろ

今朝のNHKニュースを見ていたら,ボードに一般市民からのコメントと称して,現在の生活の苦しさを訴える丸い紙が貼られていました.そのなかに,

年金生活の60代

所得は現役時代の半分の400万円台

というのが,目に付きました.

ちょうどつい最近,自分の年金支給額を知らされて,少なさに驚愕しているところです(詳しくは書きたくないけど,上の丸い紙に習えば現役時代の1/4〜1/3レベルでしょうか😓).年金が全額支給されるようになっても,サステナブルな生活は到底できそうにない(=貯蓄の切り崩しから脱せない)見通しです.

定年退職してからここ数年の無収入の状態で,低年金生活に備えて支出を把握し,減らすよう努力してきました.その実感として,年額400万円も収入があれば楽々生活できます(少なくとも地方都市でローン返済済みの持ち家の場合).数年に1度車を買ったり,家の改修をしたり,豪華な海外旅行にも行けるでしょう.

年収400万円台で苦しさを訴えている人は60代とはいうものの70歳に近いのだと思います.そのくらいから上の世代は湯水のように年金をもらっているようです.

かつて話題になった,「老後2000万円必要」の資料に,

2014年における65〜74歳の世帯(主)の収入は約460万円

と記されていますから,これとも概ね整合します.

また,NHKはじめ日本のメディアは,ジャーナリズムを標榜するなら,「まちの声」を垂れ流す(インタビューを含めて,本当にそういう意見を持つ人がいるのかどうか検証のしようがなく,取捨選択ややらせによる「印象操作」が容易)という無責任な行為はやめて自分の意見を言いなさい.

メインWSのMontereyも使えそう

前回の失敗を受け,メインWSであるMac mini 2018について,Catalinaの状態で,

  1. Wacomのドライバーをアンインストール
  2. FTDIのドライバーを最新版に更新

を実施してから,Montereyへのupgradeを試みたところ,無事成功しました.

Montereyにupgradeしたあと,Xcodeを実行しようとすると,Xcodeのupgradeを促され,upgrade後Xcodeを最初に走らせると,必要なコンポーネントのインストールを促されて,それを実行すると古い機能拡張がはじかれます.

FTDIのCatalina〜Big Sur対応のβ版のドライバーは,Montereyでも使えて,WSJT-Xで無事交信もできました.

でたらめにもほどがある

今年の春でしょうか,中国からはやりのCO2メーターを買いました.増減の傾向と生活状況との関連性がいろいろ見えてきて面白いなと感じていました.

冬になるので,石油ファンヒーターを主な暖房に使用しているリビング用に,もう一つ買うことにして,10日前くらいにAliexpressに注文したのが昨日届きました.灯油が高いので,CO2が低い限りは換気しないことにしようなどと考えていました.

ひとつで使っていたうちは,精度については確認のしようがありませんでした.しばらく並べて使うことにしましたが,バラツキどころでなくて,でたらめと思えるほど表示に差があります.

春に購入した空気汚染計(左)と最近購入した二酸化炭素計

写真はでたらめを象徴するかなり極端な状態ですが,外気に曝すとどちらも400ppm台前半に落ち着きます.息を吹きかけるとどちらも上昇しますが,右の方が早く上がり,3回くらいがんばって息をかけると,最大値の5,000ppmまでいきます.左のはフルスケールまで上げるのは至難の業です.

まだ半日ですが,見てきただいたいの感じとして,ベースラインである400ppm台前半からの増分が,同じと思われる条件で,右の新しく買った方が3〜10倍多いです.

正しい二酸化炭素濃度を知るには,あと何台かいろんなブランドのものを買って並べて比較するか,専門機関に依頼して,実際の二酸化炭素濃度と表示値の関係を調べてもらうしかなさそうです.

少なくとも,外気に曝したら400ppm台前半に落ち着き,息を吹きかけたら数値が増えるということで,ラジケーターみたいなものと思って増減だけ見ることにします.

これ使って石油ファンヒーターの換気の目安にしたら,健康を害する危険性がありますね😓

ちなみに温湿度はこれまたどちらもあてにできないレベルです😓

アマチュア無線の近況

久しぶりに無線ネタというか,近況報告です.

今年を含めたここ5年間のQSO数の推移のClubLogのグラフです.

このグラフの区間より前の2012年がQSO数のピークで,年間1万QSOを越えました.これは生涯でもbestというか,mostです.翌2013年も8千QSOしましたが,その後は急減して,上のグラフの2017年がここ10年間の最低の1,160QSOとなりました.

コンテストにほとんど出なくなったのが大きな原因だと思います.もともと設備や技量やその他の事情から,入賞するほど交信はできないので,コンテスト参加の主な目的はアクティビティー(交信局数)の維持という特にゴールのない漠然としたものです.その中でもいろいろ工夫もあって,楽しかったのだと思います.

その漠然としたモチベーションが低下したのですが,特に最近辛いのは,一番好きなバンドである14MHzのもやっとした環境的というか雰囲気的な混信です.これは大昔からありましたが,胆力や聴力や集中力が低下して苦痛になっています.それをアクティビティーの向上などという弱いモチベーションでは跳ね返せません😓

別稿にあります,部分参加者にとって楽しくない事情もあります.

そんな中で一昨年から本格的に運用し始めたFT8は,どのバンドでも機械頼みなので,聴力はほとんど関係ないし,胆力や集中力もあまり関係ないので,去年と今年は8割がたFT8/FT4の運用という状況になりました.

コンテストはすっかり出なくなってしまいましたが,年末のRAEMだけは出たいと思っていますので,参加局はよろしくです.なお,ルールで不要とされている “599” は送らないで下さい.

少なくとも14MHzでrunする気力が全く出ません😓