やることないので英語の練習でもします

現役時代はどうしても英語である程度まとまった文章を書く必要がありました.まあ,年がら年中というわけではなかったですが.

かなり早い段階から自動翻訳ソフトなども買って利用しましたが,素人目に見てもこんな英語あるのかなというような出力が出てきたりしました.むしろ大体は自力で英語で書いて,英日翻訳を利用してとんでもない意味の違いがないか確認するのが主体でした.どうしてもどう英語で書いていいかわからない場合は日英翻訳も利用しました.今日では英日も日英も,無料でその当時よりも精度の高い翻訳ができるサービスが多数あります.

自動翻訳だけ頼りにしても仕上げ段階はどうしようもなく,ネイティブのある程度学術的な文章の読み書きに通じる人(たぶん,理系の大学院出のレベルの人)による校正を頼むこともありました.

今日ではスペルチェックはもちろんのこと,校正も無料で精度が高いものを利用できるようになりました.いい時代になりました.しかし誰かに読まれたり審査されるような英語を書く必要は全くなくなり少し寂しい気もします.

世間の日本人が書いた英語のWebページなどを見ると,書きたい内容は高度なのだけど,英語は高校どころか中学で習う文法すら満足していないというというものも散見されて,それが特に同じ趣味の人のページだったりすると残念無念です.

一方で,ノンネイティブが完璧な英語を書かなければいけないかというと,それには明確にノーという立場です.若干の文法間違いに加えて肝心なところに多少不自然な表現があっても論理的に間違っていなければ読む側が努力して理解すべきです.コミュニケーションは送る(書く)側と受ける(読む)側がそれぞれ努力するべきです.

そんなレベルの英語を書いてみようかと思いますが,さて,具体的に何をしようかな.