なんか,参加した記憶がないのに,WPX CWのサマリーが届きました😓 200ちょっとのQSO数で,コールサイン間違いはなし,ナンバーのコピー間違いは2で,エラーは1%未満という出来でした.Runはほとんどしてないと思います.まあ,このくらいの交信数だと集中力もそこそこ保てるのだなと思いました.
さてそれで,先日のUkrainian DXコンテストで, “Dupだからさようなら” という仕打ちを久しぶりに受けたのを思い出しました.
未だにこういう不合理な交信手順をとる人がいるのだなと悲しい気持ちになりました.
今どきコンテスト参加局は,パート参加の局を含めてみんなログソフトを使っていると断言していいと思います.特にDXコンテストでは,変なコールサインがいっぱい出てくるので,コールサインのチェック(交信して良いのかどうか,マルチになるのか等)をログソフトを使わないで脳内だけでするというのではお話になりません.
ログソフトを使っていながら,dupで呼んで来ると言うことは,その局のログに呼ばれた局は記録されていない,ということになります.
そこでdupでナンバー交換を断った場合,呼ばれた局(dupを断った局,以下A局とします)は,もし呼んだ局(断られた,B局)がログを提出したら,A局がB局と「交信」したとする記録は B局のログにはありませんから “not in log”で無得点となります.B局もナンバー交換できませんでしたから,A局との交信は無得点です.
もし,A局がdupと思いつつも「2度目の交信」をして記録していたら,1度目の交信は無効で,2度目の交信は有効にたぶんなるでしょう.B局の側でも実はdupだった場合でもそれぞれ1度目の交信が得点になり2度目は無効になります.
ということで,dupを断って双方良いことはひとつもありませんし,dupと思いつつ交信して損はありません.
ちなみに,呼ぶ側の立場としてdupで呼んでしまうのは,
- 実際交信していない(最初の交信の際,コールサインをとり違い,あるいは近い周波数の別の局との交信がたまたまとられた)
- 交信したけど何らかのハプニングで記録できなかった(宅配や家庭の事情その他で急にシャックを離れなければならなくなり,戻った時に記録し損なう.ソフトやPCの不具合など)
- 完全にdupなのに,勘違いなどでもう一度呼んでしまった
などが考えられます.人のやることですから,頻度は少なくても避けられないと思います.
国内コンテストはログの型式や得点の計算方法が海外主催のコンテストと異なるし,コンテストごとに,クロスチェックのやり方がずいぶん違うのでどういうことになるかは解りません.
知らんけど.
「知らんけど」と書いて終りにするつもりが,もうひとつ思い出しました.交信対象から呼ばれても返事しない局も残念です.例えば,そのUkrainian DXコンテストは,Ukraina以外の参加局は,自国を含めてどこと交信しても得点になるのですが,呼んでも返事してくれない局が多くはないけどいました(このときはJAではなかったです).
ちゃんとしたコンテストログソフトを使えば,交信して良いのかどうかソフトが判定してくれるし,仮に対象外でも上記のdupと同様,交信して損はないのにと思った次第です.