KVM回りのupdateに着手

結局,久しぶりに取り組んでみることにしました.しかし,なかなかたいへんです.

以前buildしたときと比較すると,

  1. 必要なライブラリーやツールが増えた
    • まあ,バージョンが進めばありがちなこと
  2. glib関係のライブラリーのバージョンが相当進んだ
    • それなのに,sbopkgでは一部のパッケージのupdateが止まっている
    • よりによって,GNOMEがlibtool archive (.la)の使用をやめたので大混乱
  3. Python2がobsoleteとなった

などの問題に遭遇しています..laがなくなったことは,訳解らずにbuildしている人間にとっては大混乱を引き起こしました.SDL2のように,すでに,.laがなくても大丈夫なライブラリーもありますが,libvirtなどは,xxx.laがない,って文句を言って止まります.今回のupdate作業では,glibは最新のものでなく,2.58.xを使用することにしました.

virt-mangerのbuildまでいきましたが,起動すると,”gi”というモジュールがないといって止まります.明日以降取り組むことにします.

追記(2020/10/14)

giの件は,大きな問題ではなく,

pip3 install pygobject

で解決しました.が,それだけの問題ではなかったです.

古今亭志ん輔

あいかわらず,関東地方の地上波で唯一の寄席中継(録画)である千葉テレビの「浅草お茶の間寄席」を録画してみてます.たいてい3人出演しますが,じっくり全部見ることはないです.

落語はまあ面白いですが,聞いたことある話ばかりで枕だけ聞いて後は飛ばすことが多いです.漫才,漫談,講談,紙切り,曲芸なども残念ながら鑑賞に堪えるものは少ないです.

漫才では,ロケット団と宮田陽・昇は見ますが,たいてい,既に何度も聞いたネタであんまり楽しくないです.

寄席(浅草演芸ホール)自体がしばらく休みだったそうです.中継は続いていたと思います.たぶん,再放送でつないだのだと思いますが,そもそも見たネタは飛ばすので,たしかな記憶はありません.

最近,入場客数を減らして再開したようです.

昨日の放送には,標記の古今亭志ん輔が登場しました.休業期間中ひげを伸ばして1.5cmにもなったそうです.この日の出演の後,そり落とすそうなので,珍しい姿を見ることができました.

志ん輔と言えばお母さんと一緒に15年間も出演したことが有名で,その後半はわが家の子育て時期とも重なり,すっかり親しみを持つようになりました.

何が良いって,声が良いですね.少し高めでよく通り,滑舌が良い.まあ,落語家はたいてい滑舌は良いと決まってますが,中にはそうでない人もいて,だんだん老人性難聴の領域に入ってくると,何を言っているかさっぱりで困ります.そんな状態なので,安心して聞けます.

また,子供番組を長年やったことが良いのか,そうだから子供番組を続けられたのか,因果関係がわかりませんが,噺家にありがちな下品さがなく,それでいて,鼻につく気取りがないのも良いです.

次回の,ひげを剃った姿での出演を楽しみにしています.

2020年10月11日(日)
WikiPediaによれば,1984年〜1999年
政治家も滑舌が良くてあたりまえの世界だと思いますが,何言ってるかさっぱりって人がいます😓

KVMが不安定

Slackware 14.2 (AMD64)ベースのサブWSですが,どうも最近KVMで動かしているdebianが不安定です.以前,再起動できないまで壊れてしまいましたが,そこまでひどいトラブルはないものの,よく固まります.仮想マシンなので,強制リセットすれば再起動しますが,ちょっと安心して使えない頻度で固まります.

原因は,KVM環境のライブラリーなどをupdateしないまま,Kernalだけ最新のものにupdateしているせいだと思います.あるいは,Linuxにありがちですが,新しいKernelにバグが含まれているのかも知れません.

たいていのソフトは,Kernelを更新しても影響はないのですが,KVM(Kernel-based Virtual Machines)は,その名の通りKernelに直結して動くので,影響が少なからずあるのでしょう.知らんけど😓

しかし,現実問題としてSlackwareで,自分でインストールしたKVM環境全てをup to dateにするのは,もはや気力がありません😓

そこで考えたのは,サブWSのメインOSをdebianにしてしまおうということです.debianにKVMをインストールすれば,ライブラリーなど関係のパッケージも最新に保たれるはずです.

仮想マシンのディスクイメージは独立したパーティションに置いているので,移行もそんなにめんどうではないと思います.

長年愛用してきたSlackwareをLinuxのメインWS(全体としてはサブWSだけど😓)のサブOSにしてしまうのは,ちょっと悲しい気もします.そして,debianの実マシンでdebianの仮想マシンを動かす意味があるのか😓 いや,そもそも,たまにしか電源を入れないサブWSで仮想マシンを動かす意義は?

まあ,考えてみれば,動かすことができる環境を維持していることのみが意義です.

そう考えると,時間をかけてもSlackwareのKVM環境を手作業でup to dateにするべきなのかもしれません.

「手作業」といっても,sbopkgに頼る部分がかなりあります.