子供のころ,科学雑誌などには20年後に石油が枯渇するってことで,未来予想図なんかがでていました.プラモデルが木になる,とかそんな子供だましの話だったと思います.
その後,大規模な油田がたくさん見つかって,少なくとも私が生きている間に石油資源が枯渇することはなさそうです.
また,最近ではレアメタルの問題もありましたが,あれは,資源の量が問題というよりは,他国での環境破壊は知ったこっちゃないという態度で,とにかく安く買おうとするからいろいろ問題が発生するわけですね.
昨夜のNHK「所さん! 大変ですよ」では,砂利の枯渇についてやってました.
リニア中央新幹線の建設にも影響が出てくるんじゃないでしょうか.
シンガポール政府の態度も,なかなか興味深い^^; まあ,買う側にも道義的責任があるとはいえ,国内での砂利の違法採掘,そして密輸を取り締まれないインドネシア政府が一義的に悪いわけです.シンガポールとしては国も,国民ものどから手が出るほど欲しい砂利を,市場価格で買っているんですから,「適正に買っている」と言い張りたくなるのは解ります.
案外,文明社会の崩壊って,こんなところ(砂利不足)から始まるのかも知れない,と感じました.