光電話切り替えに6000円かかった^^;

昨年ISDNから光電話に切り替えましたが,その請求が出そろいました.光のプロバイダーの「工事」名目の料金が約4,000円,そして,払う必要のないはずのNTTへの支払いが2,000円の合計約6,000円となりました.

これまでNTTヘの月々の支払いは,約4,000円でした.それが,月々1,000円くらいになるはずなので,まあ,2か月で元は取れると考えるしかないでしょうね.

光電話の切り替え工事も,全部局内工事なのに,適正といえるか疑問です.

安さを売りにする光電話の切り替え時に1度限りだからと言ってなんだかんだと費用がかかるのは消費者感情をはなはだしく害されます.

ISDNで2番号でした.

LAN構成変更

ほんとうは,図解して説明すると面白いのですが,クラッカーに関心を持たれたりするとナニなので,字だけのつまらない記事といたしました^^;

さて,わが家がインターネットの接続を光(10Mbps)に切り替えたのは,2000年頃で,当時はルーターは自分で用意しなければなりませんでした.そこで,これまでISDNのダイアルアップルーターとして使ってきたLinuxマシン(当時は,PowerMacでLinuxPPCを動かしていました)をゲートウェー・ルーターとして機能させました.

それから,末娘の大学受験が終わるまで,子供たちのPCに,曜日や時間によって接続制限をかけるような工夫をしてきました.

最初は,ルーターは自分で用意しなければなりませんでしたが,2番目のプロバイダー(100Mbps)は,ルーターを送ってきました.要らないので送り返して,これまでと同じように,自前のゲートウェー・ルーターを運用しました.

3番目のプロバイダー(1Gbps)でもルーターを送り返そうとしましたが,プロバイダー提供のルーターを使わないとだめ,というので,仕方ないのでプロバイダーのルーターはほぼブリッジとして働かせ,自前のゲートウェー・ルーターだけを接続して,今まで通りの運用をし,現在の4番目のプロバイダー(2Gbps)でも同様にしています.

このブリッジ的運用では,ルーターが一段よけいに入るので^^; スループットの低下が心配でしたが,全然影響ありませんでした.

この間,AirMacを取り入れたりしていまして,非常に複雑なネット構成となっています.

しかし,末娘も大学に入り,もはやこの複雑な運用形態を維持する意味がなくなりました^^;

そこで,本日,プロバイダーのお仕着せルーターを本来のルーターとして使うようなLAN構成に変更しました.

いままで,iptablesとか駆使して結構面白いことをやってきたんですが,今後,スキルや経験値はがた落ちとなる見通しです^^;;

また,家庭内LAN内をIPv6化しようとLinuxルーターの設定などについて調べ始めたところなのですが,今回の構成変更により,労せずIPv6化が完了しました.

やっと光電話開通

So-netからは,11/9に開通,とメールが来ましたが,実際に切り替わったのは,10日の午後でした.

ISDNのほうは,アナログポートにつないだ電話機に話中音は出ますが,かけられません.意味がないので,TAの電源を切りました.わが家の18年におよぶISDNの歴史が閉じられました^^;

そして,金属導線による原始的な通信もこれでおしまいです.こっちは,自分が生まれて以来半世紀以上と言うことになります.

ISDNよさようなら

わが家がISDNを引いたのは、シドニーから帰国した1997年の秋でした。以来18年間、使ってきたわけですが、2002年頃に光ファイバー(10Mbps)を引いたので、デジタル回線として活躍したのは5年ほどで、以降は事実上アナログ専用となりました。

それでも、あえてISDNのままにしていたのは、

  1. 通信の秘匿性
  2. 2番号(FAX専用番号)
  3. syslog
  4. 迷惑電話拒否

の4つの積極的な理由がありました。ISDNは暗号化したデジタル回線なので、電話線に盗聴装置を付けても通話内容を盗聴することはできません。一時期「町中盗聴器だらけ」っていうような番組をよくやっていて、それなりの危機感はありました。もっとも、室内の音を拾うような盗聴をされてしまったら、どうしようもありませんが。

また、一時期はFAXをかなり頻繁に使っていました。オプションで2番号にして(iナンバー)、片方をFAX専用にして便利に使っていました。それも、mgetty+sendfaxについていたスクリプトを改良して、FAXを着信すると、

  1. Fax modemがmgettyによってG3を受信する
  2. G3をpbmという形式に変換する
  3. pbmをpngに変換する
  4. pngをpdfに変換する
  5. pdfをmime化する
  6. sendmailで妻と私のメールアドレスに送る

という、アクロバティックなオン・ザ・フライ変換をして自動的にメールとして受け取っていました。

最近になって、どうもFAXの発着信がうまくいかなくなりました。調べてみると、FAX用に使用していたISDN-TAの寿命が来たようで、アナログポートががさがさノイズを出します。

3番目のメリットですが、ISDN-TA(MN128SL11)が、syslogに対応していたことです。リモートのサーバーにログをはき出せますので、そこから電話番号等の情報を取り出して表示するというというスクリプトを作って、家庭内からも外からも電話の発着履歴が確認できるようにしていました。

20151105mn128

そして、迷惑電話対策ですが、着信拒否として登録した番号に対しては、「話中」を返すので、違和感なく着信の拒否ができました。アナログ専用となり、FAXもほとんど使わなくなってからは、この機能が一番ありがたかったです。

NTTの言うところのINS64.

電話機準備完了

IMG_1751

電話機(VE-GD72W)はすぐ届きました(写真左).昨日は,今までISDN-TA (MN128SL11.同右)に登録してあった電話帳と着信拒否番号をせっせと新しい電話機に登録しました

本体と,受話器子機(写真に写っている受話器は独立したコードレス子機なのです),そして,もう1台の子機が独立した電話帳(都合3組)を持っている,というとても変態な仕様です.家族別々に固定電話を活用するという時代でもないので,共通にしてくれてもよかったんですが,そこは,電話帳の送信機能が付いていてるので自分で同期するのも楽です.

本体のボタンが大きいので,本体で登録しましたが,後で修正などのため操作したところ,子機,または受話器子機のほうが操作性がよかったです^^;

大きな違いは,MN128SL11は,受けたい人も拒否したい人も一つの電話帳に登録し,着信/拒否のフラグを設定するのに対して,VE-GD72Wでは,受けたい人は電話帳,拒否したい相手は,番号だけをブラックリストに登録する,というところです.

本当は拒否番号登録も電話帳形式のほうが,いつ,なぜブラックリストに登録したのかというメモが登録できて後々便利なんですが.

それでも,電話帳は150件,ブラックリストは300件登録できるので大丈夫でしょう.MN128SL11では,合計128件までだったので,いっぱいになっていて,やりくりというか,良い人も悪い人も,古いのを削除して新しいのを追加する,という方法にしてましたから,特に”いつ”という情報は重要だったんです.

あとは,光電話への切り替えの連絡を待つばかりです.

コードが雑然としているのは,仮設置のためです^^;