だいたい何でもできます

Raspberry Pi 3にSlackware ARM 14.2をインストールして,サーバーに仕立てて,今までx86, AMD64版Slackwareで動かしていたサービスを「復元」していますが,ほとんどなんでも動きますね.

しかし,(サーバー・デーモンじゃないけど)FirefoxとThunderbirdは動きません.同じRaspberry PiでもRaspbianにはFirefoxとThunderbirdが用意されていますが,Slackware ARMでは自分でBuildするしかないでしょう.

手も足も出ないのはKVMです.

サーバー切り替えトラブルシュート

Webサーバーはほとんどあっさり移転できましたが,いつも悩みの種はメール関係です.

今回,GMailからのテストメールは受け付けましたが,iCloudからは受け付けません.ログを見ると,送信元のIPアドレスが逆引きできないと残っています.すぐさま,家内外^^; のWSからhostコマンドで調べると,やはり逆引きできません

逆引きできないサーバーからのメールをリレーするかどうかについては賛否あるようですが,これまではsendmailのデフォルトである拒否設定にしてました.

今回マシンが非力になったこともあるのでDNSの負荷を軽くする意味合いも含め,送り元サイトIPアドレスの逆引きをしばらく停止して様子を見ることにしました.

DNSの一時的な問題だったようです.

New server on Raspberry Pi 3 UP & RUNNING!

ようやくのことで,サーバーをこれまでのCore i7 + SSDの高速マシンから,Raspberry Pi 3による省エネマシンに切り替えました.

IPv6, https, STARTTLSは機能しているようです.

IPv6経由のIMAPS接続がまだできていません.古い作業メモを見ながら設定してみたいと思います.

作業手順・確認内容

だいたい,以下の順番で作業・確認をしていく予定です.

  1. named動作確認
  2. Let’s EncryptをRPi3にインストール
  3. rsyncスクリプトを実行して,データベース類をup to dateにする
  4. ルーター設定変更して,外部からのアクセスをRPi3に振り向ける
  5. ダイナミックDNSをRPi3に切り替える(IPv4は特に関係ないがIPv6は必須)
  6. RPi3でLet’s Encryptで証明書を取得
  7. sendmailの動作確認
  8. imapdの動作確認
  9. wgetによるドメインのupdate
  10. ddclientによる隠しドメインのupdate

さらに思いついたら追記・修正していきます.