花粉症2023: むしろ症状の最盛期

これまで長年スギ花粉を主なアレルゲンとするアレルギー性鼻炎の患者をやってきた者として,スギ花粉で粘膜が大きなダメージを受けると,その年はスギ花粉ほど抗体価が高くないアレルゲンでもかなり深刻な症状が出るという経験則を持つに至っています.こうしたことが起こることは最近テレビ出演したアレルギー専門の医師も言っていました.

特に象徴的だったのは2014年のシーズンです.この頃はシダキュアは使用してなく,飲み薬と点鼻薬の抗アレルギー剤を使用していました2014年4月8日のBLOG記事には,前夜鼻水が止まらずほとんど眠れなかったとあります.9日には症状がひどくて休暇を取ったようです.当地でもこの頃はスギ花粉は終わってヒノキの花粉に変わっているはずで,筆者はヒノキの花粉にもアレルギーはあるもののスギ花粉に比べれば1クラスしたの抗体価のレベルです.それでもこのシーズン,スギ花粉の時期よりもヒノキの花粉の時期に一番症状が悪かったことになります.多分スギ花粉の時期にスギ花粉の抗体価が高まり深刻ではないけれど鼻粘膜の余り良くない状態が続き,そこにヒノキの花粉がだめを押したのでしょう.

シダキュアの服用を続けている今シーズンは,シダキュアの効果もあって4月に入った時点では鼻粘膜の状態はそんなに悪くなく,ときどき一次的な症状としてくしゃみ鼻水が出るくらいでしたが,10日頃からその頻度が増してきました.

シダキュア服用前との違いは,シダキュア服用前はスギ花粉でダメージを受けた上にヒノキの花粉の追い打ちになっていたのですが,現在はヒノキの花粉がほぼ最初の攻撃になっているということでしょう.

さいわいなことに,シーズン「最悪」でありながら,抗アレルギー剤の使用なしでやり過ごせそうなので,これはシダキュアの効果が間接的にヒノキの花粉にもある,といえそうです.

たぶん,NHK「あさイチ」.
たぶん,まだ保険診療になっていなかったと思います.
たぶん,ザイザルとエリザス.
対策は,鼻水が出たら鼻をかむくらい😓 鼻うがいは,4月に入ったくらいでやめてます.

Ferrari うるさすぎ

今日,犬の散歩をしていたら,久しぶりにFerrariを見ました.ネット検索をしてもモデルは解りませんでした.

信号待ちをしているアイドリングのときからかなりの騒音レベルでしたが,信号が青になって走り出したらものすごい騒音でした.珍走俗が束になっているような😓

今の時代に人間1人か2人移動するのにあんなに騒音をまき散らして,なんか幻滅です.

記事と写真は関係ありません.

NHK: ルポ 死亡退院 〜精神医療・闇の実態〜

昨夜は,サタデーニュースウォッチ9を見てから,ぼちぼち寝ようかなとしていたら,標記の番組が始まり,関心を引かれ,結局最後まで見てしまいました.

最近になって看護師らによる虐待や暴力が明るみになった滝山病院のルポです.

精神病院の虐待・暴力事件は昔からありますが,番組ではその実例として2つの病院の事件が紹介されました.

あれ,「朝倉病院事件」は紹介しないのかなと,不可解に思いましたが,なんと,滝山病院の現院長が朝倉病院の事件当時の院長だったという,なんとも恐ろしい現実が番組の後半に明らかにされました.朝倉病院事件もその時に紹介されました.

もしフィクションだとしたらかなり安易な設定ですが, “現実” です.悪魔のような所業を行った人物が場所を変えてまた悪魔のような所業を繰り返している.

滝山病院の内部告発による朝倉院長の発言(録音された音声)を聞くと,病院内の虐待や暴力が現場だけの問題ではなく,上から下までそういう体質であることがよく解ります.

このような人として許されぬ行為を行っている病院が,世の中の必要悪として存在するというのは何とも悲しいことで,その存在をみて見ぬ振りをして明らかにしてこなかった関係者たちの人としての罪は重いと思います.

たぶん,この種の事件で最悪だったと記憶しています.

冬の輪舞(完)

ここのところ欠かさず見ていた標記のドラマが完結しました.

最後はちょっと無理がありましたが,何とかハッピーエンドでした.とはいえ現実の話だとすると,この先どうなるのか不安要素が多数あります.フィクションなんでどうでも良いのでしょうが😓

前の感想にも書きましたが,1人の人生に1度あるかないか(たいていの人には起こらない)ような大事件が後半も次から次へと起こり続けました.

その原因は借金などの外的要因の他,遠野なぎこ演じる主人公のしのぶと,もう一人の重主要人物千鶴子の心の動きにもあります.この2人以外も主要人物の心は大きく動くので,人の心のありようとして一貫性がなさ過ぎるんじゃないかと感じることが多々ありました.

例えばしのぶは最初は百合を絶対に千鶴子に渡さないといいながら,後になると百合は千鶴子に育てられた方がしあわせだと言い切ります.もちろん途中で状況に大きな変化があったわけですが,心の揺れを通り越して,別人の考え方になったんじゃないかと感じるほどの心変わりです.同様の心の大きな揺れは千鶴子にも,母の則子にも,しのぶの母静子,父龍作にもありました

劇的に話を展開するのに無理矢理主要人物の心を変えてしまう,というか変えざるを得ないということなのだと思います.

フィクションだから,エンターテインメントだからと割り切って楽しむのが正しい見方なのでしょう.

いや,「最後も」
例えば都内の条件の良い土地とはいえ老朽化しているであろう大丸病院が建っている土地を売却して3億円からの借金は帳消しにできたのか,今後の大丸家の生計はどうたてていくのか,生体腎移植をした母子の今後の健康に問題はないのか等々
弟の澄夫と叔父の裕喜は例外的に一貫していました.
百合は強烈な心的外傷を受けて記憶を失った時期を挟んでいるので除外しても良いかも知れません.
龍作はそもそも人格に大いに問題があるので除外しても良いかも知れません😓