ここのところ欠かさず見ていた標記のドラマが完結しました.
最後はちょっと無理がありましたが,何とかハッピーエンドでした.とはいえ現実の話だとすると,この先どうなるのか不安要素が多数あります.フィクションなんでどうでも良いのでしょうが😓
前の感想にも書きましたが,1人の人生に1度あるかないか(たいていの人には起こらない)ような大事件が後半も次から次へと起こり続けました.
その原因は借金などの外的要因の他,遠野なぎこ演じる主人公のしのぶと,もう一人の重主要人物千鶴子の心の動きにもあります.この2人以外も主要人物の心は大きく動くので,人の心のありようとして一貫性がなさ過ぎるんじゃないかと感じることが多々ありました.
例えばしのぶは最初は百合を絶対に千鶴子に渡さないといいながら,後になると百合は千鶴子に育てられた方がしあわせだと言い切ります.もちろん途中で状況に大きな変化があったわけですが,心の揺れを通り越して,別人の考え方になったんじゃないかと感じるほどの心変わりです.同様の心の大きな揺れは千鶴子にも,母の則子にも,しのぶの母静子,父龍作にもありました .
劇的に話を展開するのに無理矢理主要人物の心を変えてしまう,というか変えざるを得ないということなのだと思います.
フィクションだから,エンターテインメントだからと割り切って楽しむのが正しい見方なのでしょう.
Notes:
1. いや,「最後も」
2. 例えば都内の条件の良い土地とはいえ老朽化しているであろう大丸病院が建っている土地を売却して3億円からの借金は帳消しにできたのか,今後の大丸家の生計はどうたてていくのか,生体腎移植をした母子の今後の健康に問題はないのか等々
3. 弟の澄夫と叔父の裕喜は例外的に一貫していました.
4. 百合は強烈な心的外傷を受けて記憶を失った時期を挟んでいるので除外しても良いかも知れません.
5. 龍作はそもそも人格に大いに問題があるので除外しても良いかも知れません😓
いや,「最後も」
例えば都内の条件の良い土地とはいえ老朽化しているであろう大丸病院が建っている土地を売却して3億円からの借金は帳消しにできたのか,今後の大丸家の生計はどうたてていくのか,生体腎移植をした母子の今後の健康に問題はないのか等々
弟の澄夫と叔父の裕喜は例外的に一貫していました.
百合は強烈な心的外傷を受けて記憶を失った時期を挟んでいるので除外しても良いかも知れません.
龍作はそもそも人格に大いに問題があるので除外しても良いかも知れません😓