ようやくCatalinaに(3) 〜Netatalk+Time Machineは1勝1敗〜

Linux ARMのサーバーに3TBのドライブをつなぎ,Netatalk(afp)でTime Machine用のNASにして,Macbookからバックアップをかけたら,初回,その後の追加バックアップも問題なく実行できるようになりました.

さらに検証のため,メインWorkstationであるMac mini core i7からもバックアップを仕掛けたら,初回の途中でエラーとなり(開始からまる2日くらい経った頃😓),その後続きのバックアップを何度となくしてもエラーになって継続できませんでした.

ということで,Linux ARMのサーバーにつないだ大容量ドライブをTime Machine用NASとして使った場合1勝1敗の結果となりました.

本来のバックアップ対象であるMacbookのほうは問題なくバックアップが継続できているので,良しとします,

ようやくCatalinaに(2) 〜Time Machineは構成変更〜

前回,メインのWorkstation (Mac mini core-i5以下旧WS)をCatalinaにした時,旧WSにつないだ外付けドライブをMacbookからのTime Machine用のドライブに使えなくなった(WSがMojaveまでは問題なく使えていた)のが,WSをMojaveに戻した大きな理由のひとつでした.

今回も現行のメインWorkstation(WS)につないだドライブをMacbook (こちらは既にCatalina) からafpでつなぐと,これまでTime Machine用に見えていたドライブ(2.5″ HDD 3TB)がマウントできません(マウントの候補として見えてこない).Formatし直して試しましたが,やはりそれでもマウントの候補になりません.

しからばとsmbでつないでみると,初回のバックアップはできます(要まる1日)が,追加のバックアップでドライブに接続できないとかなんか文句を言って,使えなくなりました(記憶では,追加の1回目はできたと思いますが,2回目ができませんでした).

たぶんこれらは,旧WSをCatalinaにした時経験したことそのまんまだと思います.

Macbookにドライブをつなぐことも考えましたが,ドック経由でつながなければならないので,ノートパソコンの簡便性がなくなってしまいます.

そこで,思い出して,Slackware ARMのサーバーにその3TBをつないで,Netatalk経由でマウントしてバックアップを試みたところ,何の問題もなくできました(ext4のformatに半日かかりましたが😓).

これで当分行きます.

ようやくCatalinaに

メインのWorkstation(Mac mini core i7 6core.以下 “WS” )は,昨年1月に購入した時は,Catalinaがpreinstalledでした.しかし,いろいろ不都合があるので,Mojaveにダウングレードして使ってきました.全く問題ありませんでしたが,サブスクしているATOKを最新版にupgradeできない,Wacom Tabletの最新ドライバーがインストールできないなど,細かい不都合がだんだん出てきました

最近になって大きな不都合が起こりました.それはGoogle DriveアプリがMojaveではどうにも動いてくれないことです.勝手にGoogle Installerがupgradeしておきながら動かないというのはけしからんのですが,Google Driveを使えないのは生活に大きな支障を来すので,OSのupgradeによっていくつか動かなくアプリがあるのはあきらめてmacOSをCatalinaにしてしまえと言うことにしました.

OSのupgradeで手間取る

最新版のBig Surにするのは,環境設定からボタンいくつか押せば簡単にいくのですが,古いOSにupgradeするのは,少々手間がかかります.それでも,あちこちに書いてある通りです.そうした記事のリンクをたどると,App StoreからCatalinaのインストーラーをダウンロードすることができます.

ところが,その手順を何度行っても,ダウンロード完了直後の後処理のスクリプトがどうかしたという意味不明のエラーを吐いて,異常終了してしまいます.

困って,現在Catalinaで動いているMacbookで同じリンクをたどったら,無事 “Applications” フォルダー内に, “macOS Catalinaインストーラー” が出現しました.それでそのインストーラーをWSにコピーし,起動したら,「開発元が不明なので開けない」とかほざきます.自社製品の開発元が理解できないとは,一体全体どういう教育を受けているのでしょうか.

それでも,右クリックで起動して開くを押したらインストーラーは起動するのですが,なかなかアプリのウィンドウが開きません.ターミナルからtop -o cpuで見ると,100%のCPUサイクル使ってなんかしてます.これは,多量の外付けHDD(Time Machine用)をいろいろ調べているに違いなと判断して,インストーラーを強制終了してからWSの電源を落とし,Time Machine用のHDD3機(全て3TB)を外してから起動して,Catalina インストーラーを起動したら「当たり」で,ようやくOSのupgradに取りかかってくれました.

wsjt-x

インストーラーが動いた後は無事にupgradeが進み,Catalinaで起動できるようになりました.最初に確認したのは,wsjt-xです.この際なので2.2.xから,最新の2.4.0に上げました.例によって,shared memoryが何たらかんたらいってそのままでは起動しませんが,インストールdmgに入っているなんとかかんとかplistを指定の場所にコピーして,WSを再起動してからもう一度wsjt-x 2.4.0を起動すると起動してくれました.

しかし,USB-serialで接続している無線機のCATとPTTを認識してくれず,当該USBアダプターを抜き差しして,システムリポートでポートを特定して,設定し直しました.これが案外手間でした.

Catalinaになったら,英語表示に切り替えられるのかと思いましたが,正攻法ではダメのようです.下図のように,言語の選択ができません.

あとで,日本語リソースを削除しちまいたいと思います(できるかどうかは不明).

Time Machine用ファイルサーバー

これが確か,前回CatalinaからMojaveにdown gradeする最大の理由だったように思います.このWSには,3TBのHDDを付けて,Macbookのバックアップ用にしているのです.しかし,Catalinaにするとどうしたわけかバックアップ用に使えなくなったと記憶しています.

少しチャレンジしてみますが,ダメならダメで,リモートでなくて,Macbookに直接つないで使うことにします.

その他

他にも,いくつか問題があったので,追々確認して記事にします.

厳密に言えば,Mojaveだった先代のWSの起動ディスクの内容をそのままコピーして使いました.
最新機能を利用できない,というのは,たいした損失ではないですが,セキュリティー上に懸念を残します.
多数のアプリに,起動不能のマークが付きましたが,今日必要としているアプリはないと思われます.

Gentooのメンテあきらめ

もとは同じだと思うのですが,2つのGentooの仮想マシンがあります.一つは多分メインのWSとしての可能性を調べるために実マシンにインストールして,その後メインとしてもサブとしてもWSとしては使えないという判断をしたものの,いつか実マシンに復帰させる可能性を残して,仮想マシンに移行させたイメージです.

もう一つは,もともとあった古いGentooの仮想マシンをup to dateにするのは不可能と判断して,前述のWSとしての実用性をテストしている実マシンから,VMWare Fusionの仮想マシンに移行して,さらにLinuxのKVMにコンバートして,元々あった古い仮想マシンの後釜に据えたものです.

Gentooのメンテは実マシン・仮想マシンにかかわらず,基本的に週にそれぞれ数回パッケージのデータベースを配布元にシンクロして,その後updateコマンドをかけるのですが,基本はソースからbuildするのでものすごく時間がかかります.時間がかかるだけなら,放っておけばいいのですが,ときどき,なんか警告が出て,よくわからない注意書きを読まされ,設定の変更を要求されます.これがただ残しておくだけが目的の仮想マシンに行うのはめんどくさいです.たぶん,してはいけないほうの判断を時々したと思います.

そんなわけで,いろいろ重荷なのに,仮想マシンで動かしても,「動く」という以外全く意義がないので,update作業はやめることにしました.

ディスクイメージはとっておくことにしますが,まあ,将来的に使うこともないでしょう

あるいは,仮想マシンでインストールを開始して途中で実マシンに移行したかもしれないけれど,もはや思い出せません.
可能かもしれないけれどものすごい調査と手間と試行錯誤が必要.
Gentooは,update作業をさぼると,up to dateにするのが非常に困難になります.

Mojave/Catalina updateがうまくいかぬ

どうしたものか,今回のupdate “2021-004 10.14.6″は,Mojave(Mac mini 2018 core i7)でうまくいきません.再起動してリンゴマークが出て残り1分未満と表示されてから何時間経っても進みません.あきらめてバックアップから復元しました.

同時に降ってきたCatalina(2017, Retina 12-inch, core i7)のupdateも全く同様で困ったものです.

ただし,Big Sur(別のMac mini core i7)は問題なしでした.さっさとBig Surにしろと言うことなのでしょうか😓

追記(2021/06/10)

その後,何度か試しましたが,全く同じく残り1分から進まない状態でした.しばらく放置していましたが,今日またupdateが降ってきた様なので,内蔵SSDを外付けSSDにクローニングしてから内蔵SSDにupdateをかけたところ,うまくいきました.

本当は慎重にもう2手間くらいかけてますが😓