/tmpをtmpfsにしてみました

今更ながらの話ですが,/tmpと/var/tmpの使い分けってどうなっているんだ,ってちょっと調べれば,FHSで,/tmpは起動毎にクリアしてよく,/var/tmpはクリアしてはいけないと定められていることがわかります.

多くの/tmpをtmpfsにすることを推奨しない人たちの言い分は,「メモリーを圧迫する」ということのようですが,筆者のWSは無駄に32GBメモリーを積んでいて,いまだかつてメモリーが圧迫されて困るような事態はありませんので,この際,/tmpを4GBのtmpfsに割り振ることにしました.

もともと,/tmpを含むルートドライブはSSDなので,スピード的なメリットもそれほど大きくはないと思いますが,無駄なメモリーの有効活用,という意味合いです.

それと,ときどき手で/tmpをクリアしてましたが,その手間も省けます.

今更の話ですが.

Ubuntu 〜compizが重い (2)〜

どうも,KVMのみで重いようです.

なぜ,KVMでUbuntuを動かす必要があるかといえば,さすがにSCIM + Anthyによる日本語の入力に疲れたからです^^; Mozcならば,まとまった日本語を打つのに十分耐えます.かといって,SlackwareにMozcをインストールするのはなかなかハードルが高いです

せっかくKVMが動いているんだから,その中で日本語のWS環境を整えれば良いわけで,Ubuntuをインストールしてみました.インストールも簡単だし.

しかし,どうもUbuntuとKVMの相性(たぶんグラフィック)が良くなくて,重くて実用になりません.VMWareではさくさく動きます.

いっぽう,Gentooは,Kernelを自分でbuildできる関係で,グラフィックはVirtioを選択することができて,KVMでもさくさく動きます.そもとも,compiz使ってないし.

その後の調査で^^; どうも私にはUbuntuのUIが使いにくくてしょうがないことがわかりました.長年KDEを使ってきたことによる,単なる慣れの問題なのかもしれませんが,compizが重いという問題もあるので敢えてUbuntuを使う理由もないかなぁと思います

ということで,日本語環境は,Gentooに決定ということにしました.Slackwareがホストで,日本語WSであるguest OSがGentooとは,なかなかオタッキーな組み合わせではないかと思います.

以上すべて当社調べです

SlackwareにKVMをインストールするよりは楽な気もしないでもないですが,やる気が出ません^^;
Ubuntuは,Virtioをグラフィックに選ぶとインストールDVDが機能してくれません
Ubuntuには,インストールが簡単で,その後のパッケージ管理も楽という大きなメリットはありますが.
いちいち「当社調べ」って書かなくても,当サイトの情報はいつも当社調べですので,苦情などを他のサイトに書かないように.

Firefox 46 Linux版で日本語入力できない (2)

SlackwareのWSは,GTK3を上げたり下げたりしているうちに,Firefox 46で日本語入力ができるようになりました.これは,SCIM + Anthyという,今どき誰も使っていないだろう構成ですが^^;

ここのところいじっている,というか自分のほうがもてあそばれている感じのGentooでは,iBus + Mozcで,gtk3のUSEフラグを設定してもFirefox 46〜47で日本語入力できません.

いろいろネットで調べると,iBusは評判が芳しくないので,uimを試すことにしました.しかし,uim自体はMozcもサポートしているのですが,GentooのuimはMozcをサポートしてないのです^^;

まだ,どこかいじって対応を試みるというのは,やれるレベルではないので,Gentooがサポートしてくれないものは使えないとあきらめました.

もう一つのバックエンド,fcitxというのを次に試しました.これは,GentooのパッケージもMozcをサポートしています.

64bit版はサクッと動きましたが,32bit版ではいろいろやってようやく動きました.どのようにいろいろやったかは自分でもよく覚えていませんので割愛^^;

現在は,47にしてますが,問題なしです.

Gentoo

Gentooは,大昔にPowerMacにインストールを試したことがあったと記憶しています.当時はPowerMac用に使えるdistroがあまり多くなく,あってもRPM系ばかりでおもしろくないから試したんじゃないかと思います.しかし,当時のGentooは,かなり早いステージから,GCCをソースからbuildするというステップがあって,また当時のPowerMacのスペックではこれが宇宙的に時間が必要で,早い段階で諦めたんじゃないかと思います

久しぶりにGentooのインストールを試みています.今回は,普通のx86マシンなんですが,相変わらず一筋縄ではいかないですね.とにかく,最初から選択肢がありすぎで,これまで,Slackwareのような緩いパッケージシステムのdistroをカスタマイズして使ってきたような人でないと,初手からつまずくと思います.

Kernelのオプションについては,これも,自分で日頃Kernelのbuildをして,ちゃんとブートさせてきた人でないと難しいかも知れません.仮想マシン,例えばVMWare Fusionだと,Fusion MPTをONにしないとSCSIでbootしないなどと言う訳の分からないトリックもありますし.ディスクをSATAにすればいいんですが.

VMWare Fusionでスクリーンショット(以下”SS”)を撮りながら進めていくんですが,たいてい,「やっちまった」時,その直前のSSがないのです.で,ずっと前に戻る^^;;

特にsystemdについては,インストールガイドではほとんど触れられていません.systemd自体はそんなに難しい話ではないので,別のsystemdのマニュアルと読み合わせながら進めることになります.

それで勘所が何とか解ってきて,自分的に満足のいく,x86_64で,KDEで,systemdな仮想マシンが一つ仕上がりました.

今,KVM/QEMMで,x86 32bitな仮想マシンの仕立てに取り組んでいますが,これがなかなかうまくいってくれません.途中でマシンが突然死してしまいます.

VMWare Fusionと違って,動作中にSSが撮れないのもめんどくささを増しています.

あんまり難航するようだったら,VMWare Fusionで仕立てて,ディスクイメージの変換をして,KVM/QEMMで動かないか,試してみようかとも考えています.

以上,すべて当社調べです

すいみません,多少でも英語かじった人間としては「スクショ」とは略せませんです^^;