Slackwareには標準でscim+anthyがついてきますので,.xprofileに
export GTK_IM_MODULE=xim export QT_IM_MODULE=scim export XMODIFIERS=@im=SCIM
って書いとけば日本語入力できます.
しかし,anthyは不完全な連文節変換で,開発も止まってしまっていて,今後も改善されることは期待できません.昔のDOSの単漢変換よりは遥かにましですが,文節の区切り方がどうもにもこうにもなレベルで,入力のリズムが途切れます.
UbuntuではMozcが利用できます.ちょっといじってみたら十分使えるレベルです.これを手でSlackwareにインストールするのは大変そうだなと思い,ネット検索したらSlackbuildスクリプトでbuildできるようにして公開してくださっている人がいます.
少し前に試したのですが,肝心なソースのURLが無効になってしまったようで,残念ながらbuildできませんでした.
つい先日その不具合を修正してくださったようで,先ほど試したらエラー無しでfcitxとMozcがインストールできました.いま,その環境で入力しています.
これなら,メール, Web, LibreOfficeによるドキュメント作成も十分実務に耐えられると思います.
関連項目
Slackware 15でMozcは,〇32bit, ×64bit (2022/6/9)
SlackwareARM 15でMozcはNG (2022/6/10)
Notes:
1. ただし,Ubuntu 16.04 TLS現在では,デフォルトでは使えませんので,設定の変更が必要です.どうするかは,他を当たってください^^;
2. LibreOffice Writerでは,インライン入力ができないようで,これでは実務には無理かもです.^^;
ただし,Ubuntu 16.04 TLS現在では,デフォルトでは使えませんので,設定の変更が必要です.どうするかは,他を当たってください^^;
LibreOffice Writerでは,インライン入力ができないようで,これでは実務には無理かもです.^^;