Slackwareのbuildスクリプトのバグ発見

UW IMAPは,make時にIP=6を与えないといけないのです.

普通は,configure時のオプション設定で,そうした設定をして足りるんですが,たまにこういうオレ流なパッケージがあります.

Slackware-currentのalpine.Slackbuildですが,

# Build and install:
# Since we build non-compliant to RFC3501 we have to answer 'y' half-way:
echo y | make EXTRACFLAGS="-fPIC" SSLTYPE=unix || exit 1

# Build and install:
# Since we build non-compliant to RFC3501 we have to answer 'y' half-way:
echo y | make EXTRACFLAGS="-fPIC" SSLTYPE=unix IP=6 || exit 1

にしないと,IPv6サポートになりません.

そう,これだけのこと^^; オレの週末を返せぇ!

Slackware付属のIMAPデーモン(サーバー)が,IPv6で使えない問題の解決策の話です.

UW IMAP見えてきました

まずはpatchを探すということで,取り組み始めたら,RPMのパッケージの修正記録に,

* Tue Apr 27 2010 Rex Dieter <rdieter@fedoraproject.org> - 2007e-11
 - SSL connection through IPv6 fails (#485860)
 - fix SSLDIR, set SSLKEYS

というのがあるのを見つけました.

やっぱりそうなんです.SSL接続するときにはIPv6が使えないのです.IMAPアクセスするのに,SSL接続しないなんてことは,普通は考えられないのですが.

ということで,一条の光明が見えました.昼飯担当なので,午後,昼寝を返上して取り組みたいと思います^^;