M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (11) 〜Geminiに聞いてみた〜

ここまで来れば,だれしもがプチフリーズやSSDの速度低下がTime Machineと関係しているのではないかと考えます.そこで,

M4 Mac mini micro freeze while Time Machine Backup

と,Google検索に投げてみました.例によって,RedditやApple Discussionsなどフォーラムの問答が表示されますが,しゃしゃり出てきたGeminiの回答が目を引きました.そこで,Geminiの回答を詳しく見てみました.

概要としては「リソースのボトルネック」または「ソフトウエアのコンフリクト」だそうです.詳細を見ていくと,特に外部ドライブとの接続についていくつかの項目があります.USBのコネクターの差し込み具合をしっかり確認する,USB-HUBを介さないで直接Mac miniにつなぐ等ですが,これについては思い当たる節があります.

現在M4 Mac miniのTime Machine用にしているのはWester Digialの3.5″ HDD 3TBで,LogitecのUSBケースに収納しています.このケースの側のUSBコネクターはUSB-3.x対応のStandard-B (Type-B)です.このタイプのケーブルで手持ちのものではPC側はType-Aのみです.

したがってUSB-CのレセプタクルしかないMac miniではUSB-HUBを使うしかありません.それも,死蔵品を2つも活用して,Thunderbolt 3 → 2アダプターを介して,CalDigitのThunderbolt 2 Dock経由にしています.

それで何が思い当たったのかというと,今回のプチフリーズの一連の取り組みの中で,このCalDigitのDockが怪しいと疑ったことがあったのです.

その時はDockが怪しいと思いましたが,そこにUSBでつながっているTime Machine用3TB HDDに関係あろうとは夢にも思わず真の原因にたどり着けませんでした.

USB-C ⇔ USB 3.0 Type-Bのケーブルを買ってMac miniとHDDを直結してみます.

M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (10) 〜Time Machineが現況か〜

前回プチフリーズが発生して,Snap Shotを全部消し去ってから初めてプチフリーズが発生しました.Fire FoxのURLの窓に検索しようと考えていた日本語を入力しようとして日本語モードに切り替えてすぐに文字を打ち始めましたが反応がなく,数秒後に打った文字が全部遅れて表示されました.これまで一番多く経験したプチフリーズです.少し後にもプチフリーズが起きました.そこでディスクユーティリティーでSnap Shotの状況を確認したら,最新のSnap Shotが現在の時刻の1分前なのです.ということは,プチフリーズが発生したのはSnap Shot作成中です.

Black Magic Disk Speed Testで測定したら少し書き込み速度が落ちていました.

このときそのSnap Shotのみを削除したら何か変わるかなと思って削除してM4 Mac miniを一旦再起動しました.少し改善しました.

これで終わりかなと思ったらまた,プチフリーズです.今回はマウスで文字を選択する動作をしても選択したところがハイライトせず,数秒遅れてハイライトしました.これが何度も続けておきました.Time Machineが動作していました.このときディスクの書き込み速度は大幅に低下し,書き込みのメーターはギクシャクしました.

Time Machineが動作しているときはいつもプチフリーズが発生したりディスクの速度がこんなに低下するわけではありません.

Snap Shotの数がたまってきたときにTime Machineが動作するとディスクの速度が低下してプチフリーズが起こる,ということではないかというのが現在の推測です.

ひらやすみ最終回

昨夜 表記の夜ドラ「ひらやすみ」の最終回でした.いつもは録画を翌日見ていましたが,この日は他のことをしていて気がついたら22時を過ぎたので,放送を見ました.

約2週間前,「面白いドラマ」に書きましたが,ほのぼのとした主人公(演: 岡山天音)の作り出す全体の流れとマンガチックな性格の従妹(森七菜)の組み合わせは相変わらず楽しかったです.しかし,最後の2週は主にクズな親友(吉村界人)が話題の中心となり,それはそれで悪くないのですが,好きな吉岡里帆はほんのちょい役で2会ほど顔を出しただけで残念でした.

ただ,終わり方として続編が期待できるような雰囲気 なので,なるべく早い時期の続編の放送を心待ちにしています.

2025年12月4日(木).
吉岡里帆が鍋パーティーの誘いを受けても良いのになんとなく断り,もし行っていたらどうなっていたのかななどと後で考えをめぐらしたり,元の家主(根岸季衣)との関係性も完全には明かされていない,など.

M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (9) 〜空きがあっても速度低下〜

Time MachineによるSnap ShotでSSDの空きが埋め尽くされたらSSDの速度,特に書き込み速度が大幅に低下し,酷いときにはプチフリーズが起こる,という前項での結論で完結,と思いきや,SSDに空きがあり,まだSnap Shotが1つしかないのに,SSDの速度の低下を確認しました.

Snap Shotで空きが全部埋まっているときに比べれば速度低下は小さいです

また,プチフリーズについてですが,キー入力をしていると時々0.数秒表示が遅れますが,プチフリーズなのか,候補のリストを作成するのに時間がかかっているのかは微妙なところです.

このSSDの速度の測定をしたとき,ファイルシステムとSnap Shotを除いたSSDの空きは1TBのうち320GBあります.ただひとつのSnap Shotでしたが32GBもありました.たぶん,仮想マシンの仮想ディスクの差分だと思います.

Snap Shoptについては記録を残しそびれたので,次回同様の速度低下が認められたらスクリーンショットを撮ることにします.そのSnap Shotを消したら,通常の速度に戻りました.

もし数個のSnap ShotでSSDに十分な空きがあっても速度低下するとなると,これはAPFSの根本的な問題のように思います.

測定時のStressは5GBに統一しています.

VMWareからVirtualBoxへ

VirtualBoxは随分前,AMD64 (x86_64)版をIntel Mac miniで試したことがありますが,ホスト(Mac mini)を巻き込んでフリーズしてしまうようなことがあり,この不安定性では安心して使えないと判断して使うのをやめました.VMWare Fusionが個人ユーザーの非営利な利用には無料となったことも大きく,VMWare Fusionに一本化していました.

そのVMWare Fusionですが,Broadcomに買収されてユーザーアカウントもBroadcomのサイトに統合されましたが,ダウンロードさせてくれないのです.VMWare Fusionのアプリからの更新もできなくなっています.このあたりネットで調べると情報がありますが,chatか電話でカスタマーサービスに不具合の解消を頼まなければならないようです.今回一度解消できたとしても将来的な不透明感もあるので,今後の利用はやめる方向で考えています.

VMWare FusionでなければParallelsだろうと思って調べたら,サブスクリプション制になっていていい値段がします.

そこで,久しぶりにVirtualBoxを試している次第です.

独特なUIは相変わらずですが,昔に比べると安定したのかなという気もします.qemu-imgのconvert機能でVMWare Fusionで動いているマシンの仮想ディスクイメージvmdkをVirtualBoxのvdiに変換したらそのままブートできます.今この記事もVirtualBoxで動いているDebian ARM64 13.2で動いているFirefoxで書いてます.

当分VirtualBoxで遊んで,様子を見てみようと思います.