M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (9) 〜空きがあっても速度低下〜

Time MachineによるSnap ShotでSSDの空きが埋め尽くされたらSSDの速度,特に書き込み速度が大幅に低下し,酷いときにはプチフリーズが起こる,という前項での結論で完結,と思いきや,SSDに空きがあり,まだSnap Shotが1つしかないのに,SSDの速度の低下を確認しました.

Snap Shotで空きが全部埋まっているときに比べれば速度低下は小さいです

また,プチフリーズについてですが,キー入力をしていると時々0.数秒表示が遅れますが,プチフリーズなのか,候補のリストを作成するのに時間がかかっているのかは微妙なところです.

このSSDの速度の測定をしたとき,ファイルシステムとSnap Shotを除いたSSDの空きは1TBのうち320GBあります.ただひとつのSnap Shotでしたが32GBもありました.たぶん,仮想マシンの仮想ディスクの差分だと思います.

Snap Shoptについては記録を残しそびれたので,次回同様の速度低下が認められたらスクリーンショットを撮ることにします.そのSnap Shotを消したら,通常の速度に戻りました.

もし数個のSnap ShotでSSDに十分な空きがあっても速度低下するとなると,これはAPFSの根本的な問題のように思います.

測定時のStressは5GBに統一しています.

VMWareからVirtualBoxへ

VirtualBoxは随分前,AMD64 (x86_64)版をIntel Mac miniで試したことがありますが,ホスト(Mac mini)を巻き込んでフリーズしてしまうようなことがあり,この不安定性では安心して使えないと判断して使うのをやめました.VMWare Fusionが個人ユーザーの非営利な利用には無料となったことも大きく,VMWare Fusionに一本化していました.

そのVMWare Fusionですが,Broadcomに買収されてユーザーアカウントもBroadcomのサイトに統合されましたが,ダウンロードさせてくれないのです.VMWare Fusionのアプリからの更新もできなくなっています.このあたりネットで調べると情報がありますが,chatか電話でカスタマーサービスに不具合の解消を頼まなければならないようです.今回一度解消できたとしても将来的な不透明感もあるので,今後の利用はやめる方向で考えています.

VMWare FusionでなければParallelsだろうと思って調べたら,サブスクリプション制になっていていい値段がします.

そこで,久しぶりにVirtualBoxを試している次第です.

独特なUIは相変わらずですが,昔に比べると安定したのかなという気もします.qemu-imgのconvert機能でVMWare Fusionで動いているマシンの仮想ディスクイメージvmdkをVirtualBoxのvdiに変換したらそのままブートできます.今この記事もVirtualBoxで動いているDebian ARM64 13.2で動いているFirefoxで書いてます.

当分VirtualBoxで遊んで,様子を見てみようと思います.

M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (8) 〜Intel Mac miniのケース〜

度々書いてますが,史上最強のIntel Mac miniを持ってます.このIntelのCPUを積んだ最終版のMac miniは,これまでのモバイル用でなくデスクトップ用のCore iシリーズを搭載しています.しかも筆者所有のものはCTOでCore i7にしていますので,大げさでなくて正真正銘史上最強のIntel Mac miniです.

さて,前置きが長くなりましたが,そのIntel Mac miniはこれまでSnap Shotを削除するような必要に迫られたことはありません.念のため確認すると,Time Machineを動かしていますから,SSDの空きは全てSnap Shotに埋め尽くされています.M4 Mac miniのSSDが著しい速度低下を起こしているのと同条件です.

その時の1TBのSSDの書き込み・読み込み速度を同じBlack Magic DesignのDisk Speed Testで測定するとこのようになります

M4 Mac miniの同条件と比較すると十分使える速度だと思います.

そしてSnap Shotを全部削除して,空きを240GBにしたときが,次の通りです.

たしかに,書き込み速度は改善しますが顕著とまでは言えないですね.Snap ShotでSSDが満杯状態でも実用上支障がないと言えます.

さてこうなると,M4 Mac miniの著しい速度低下は,

  • M4の性能に依存(Intel Core i7の方が性能が良い)
  • macOSのバグというか仕様というか限界
  • SSDのFirmwareの問題
  • SSDの個体の問題(外れ品)

のいずれかということになります.

Mac mini 2020.
Stress=5GB.

M4 Mac miniでプチフリーズ頻発 (7) 〜Snap Shotが原因〜

11月23日にクリーンインストールして,SSDの速度は復活しましたが,4日経過した今日になってまた低下してしまいました.

クリーンインストールしたら復帰してしばらく使うと低下.それはTime MachineのSnap ShotがSSDの容量を圧迫しているからに違いない.ようやく原因が見えたようです.

さっそくディスクユーティリティでSnap Shotを全部削除したところ,復活しました.

めでたしめでたし.

Time Machineは外付けの3TB HDDに取るようにしているのでそれで十分なので,Snap Shotを撮らないようにしたいのですが,そういう設定は現状ではないようです.仕方ないので当分は週一くらいでSnap Shotを消すようにします.

このようにSSDの速度低下については,はっきりしました.しかしプチフリーズについては原因がSSDの速度低下だろうというのはそれらしい推測ではありますが,確実ではありません.なにより,最初に1週間空けて3回生じたプチフリーズはその後発生していないのです.

しばらくは前述のように定期的にSnap Shotを削除しながら様子を見たいと思います.

TL 73に

本日,Pokémon GOのTrainer Level (TL)が73になりました.課題のうち最後に残ったのはシャドウポケモンのリトレーンです.

100匹目は近所のポケストップに出てきたGOロケット団の下っ端とのバトルで獲得したメリープです.

そして,晴れてTL73に.

TL 72に上がるときは,なかなかほしのすな集めがはかどらずけっこう課金していまいましたが,今回はいつもの自分のペースでできました.

今後も自分のペースで無理なく続けたいと思います.