Prawn Chips

生活の中のできごとやSNSの投稿を見て昔のことを思い出すことがしばしばあります.特にオーストラリアのことが多いです.

この大手スーパーのプライベートブランド商品,本当は買うつもりはなかったのです.このシリーズ中の揚げせんべいが気に入っていて先日炎天下買いに行ったのですが,その商品だけ売り切れていました.仕方ないので適当に選んだのがこのえびチップスです.

大手スーパーのプライベートブランド商品「エビチップス」

意図しないで買ったわけですが,これはオーストラリア時代中華レストランでテイクアウェイしたprawn chipsを思い出させます.

オーストラリアに赴任していた間,通常食事は近所のスーパーで惣菜や米を買い普通に調理していたわけですが,たまに中華レストランからテイクアウェイをしました.

テイクアウェイはどこのレストランでもやっていました.利用したのはピザ,タイ料理,そして中華で,普通の食事になるので中華は一番多かったです.それも最寄りの駅前にある中華レストランは徒歩で行けるので一番利用回数が多かったと思います

電話をかけて注文して,料金を聞いて,頃合いを見て徒歩か車で出かけました.

あるとき前の客が受け取るのを見ていて香ばしい紙袋に入ったのを店主が “prawn chips” といっていたので,次の時に頼んでみることにしました.

その次の機会に実際に頼みましたが,紙袋に入った大きめなエビ風味のせんべいです.オーストラリアではシドニー以外でも “prawn chips” でしたが,世界的には “prawn cracker” と呼んでいるようです.

油で揚げたてのものを紙袋に入れてくれるので紙袋は油でベタベタになります.それでも家に帰ったくらいに食べてもパリパリとおいしい食感です.

たぶん,2000年にアデレードを訪れたときも中華レストランで2回ほど買っているはずです

そんな,後にしてみれば思い出深い食品なのに写真が一切残っていません.ついでに言えばオーストラリア時代にテイクアウェイした料理はひとつも写真がありません.

大手スーパーのプライベートブランド商品のエビチップスも,そこそこおいしく,そんな思い出に浸りながら食べました.

しばしば当BLOG内で言及していますが,筆者は仕事の関係で1996年3月から1997年6月までの15か月間家族を連れてシドニーに赴任していました.
日本では米語由来の “テイクアウト” が一般的ですが,オーストラリアでは “Take away” = “テイクアウェイ” です.
と,この記事を書いているときには思いましたが,あとで思い返してみたら,たしかに最初に prawn chips を購入したのは駅前の店ですが,利用回数が多かったのはPymble駅前の “Very Good Restaurant” でした.ちなみにどちらのレストランも2025年9月現在存在していません.
レストラン名は “LIM’s Restaurant” と記憶しているので,ここだと思います.
油がギトギトでない分ずっとましかも😓

サラリーマン時代の習性がなかなか抜けない

サラリーマンをクビになって,はやン〜年の歳月が流れました.

全く生産性のない,まさにS田M脈元議員に存在価値を否定されているおっさん(間もなく爺さん.いや,既にか😓)として生きています

勤労勤勉なサラリーマンではありませんでしたが,一日・一週間の生活パターンがなかなか変わりません.

例えば,この時期,草刈りは朝の早いうちにすれば多少は楽なんですが,どうしても,朝食後一服してから支度をして,庭に出るのが9:30とかになります.日によってはその時間で既に熱中症予防情報が「危険」になっています.実際日差しの下では暑くて,最初の頃は30〜45分間作業したらもう限界でした.しかし,空調ベストを導入したり体が慣れたりして,なんとか1時間〜1時間半くらいは作業ができるようになりました.

あとは,敢えて変えていないのは曜日による “休み” です.これは,外作業などをして不慮の事故を起こしたときに,医療機関にかかりやすいかどうかで決めています.

土曜日も開いているクリニックは多いですが,かなり混むらしいので,原則作業は平日で,毎日やっては体がもたないし,自分の時間も作れないので,月・水・金にしています.

草刈りの成果
男は子供を産まないから杉T水O氏の主張に従えばそもそも生産性はないんですが.
熱中症や怪我,スズメバチやマダニに刺されること等が想定されるトラブルです.

毛量カースト

差別に無自覚であることの責任

まだ南アフリカでアパルトヘイトが行われていた頃のドキュメンタリー番組を思い出しました.白人と黒人の女子高校生の日常を描いたものです.

白人の女子高生は日本人から見てもうらやましい環境にある豪邸に住み屈託なく暮らしている.一方黒人の女子高生は治安や衛生に問題がある地域の貧しい家に住んでいる.健気に生きているけれど暮らしには貧乏の影が落ちている.

白人の女の子はあからさまに黒人を差別するとか,まだ高校生ですから搾取構造の中で生きているということはないのですが,そういう社会構造で差別・搾取する側にいて罪はないのだろうかと思いました.

ChatCPTに聞いてみたら「差別に無自覚であることの責任がある」というのでなるほどと思いました.

なぜこんな昔のドキュメンタリー番組を思い出したかというと,最近SNSで「自分は若い頃から毛量カーストの底辺にいる」との書き込みを見たからです.

筆者自身は幸いなことに若い頃から高齢者になるまで毛量で悩んだことはありません.そういう立場からすると,薄毛の人はもちろん多かれ少なかれ悩みを抱いていることは解りますが,カーストの底辺いるような重圧をいつも感じて生きていたことまでは想像さえできませんでした.

そう,そのカースト構造の存在を自覚なく生きてきた責任を感じているところです.

バカだぁ

筆者は幸いなことに生まれてからこの方,他人からバカ呼ばわりされたことはありません.唯一の例外を除いて.

小学校の時の登校班の上級生です.中学で一緒になったことはないから3学年上だったと思います.何かあるとすぐ「バカだぁ」が口癖でした.同級生や上級生には言いません.

何度言われたか解りませんが,幸いトラウマほどにはなっていません.それでも何かあると思い出すことは確かです.さんざん人にバカだぁと言ったその上級生は,凡庸な高校から幹部が不祥事を起こして補助金を停止されるような大学に行ったようです.

まあ,人をさんざんバカ呼ばわりした報いでしょう.

まさにその期間中に在学.