M4らしく使えない

M4 Mac miniが届いてからまる2か月が経ちました.その間,もちろんこれまで使っていた史上最強Intel Mac miniのしていた仕事をまるまる引き継ぎました.まあ,現時点ではほとんどのアプリケーションがIntelとApple Siliconのバイナリーを同包しているので,かつてのMotorolaのMPUからPowerPCに移行したとき,そのPowerPCからIntelに移行したとき程の過渡期だぁっていう感じはないです.

Apple Siliconが速すぎてIntelのバイナリーをエミュレートしてもインテルのCPUより速いといううわさも聞いていたので,それも試してみたいところでしたが,そんな機会もほとんどありません.

昔と違ってコンピューターにおける作業のほとんどがWebブラウザで済んでしまうという事情もあるのかもしれません.

そんなこんなでM4ならでは,という場面になかなか遭遇しないのです.

どうもApple Pay機能が利用できるということですが,そのためにはTouch IDを搭載したMagic Keyboardを買わなければいけないようです.値段が2万円以上するのも困りますが,筆者の場合はKVMスイッチを使って4台のコンピューターを切り替えて使っている関係でBluetoothのキーボードはNGという事情もあり,導入はなしです.

M4らしさを活かせることなんかないかな.

カフェイン中毒はわりと簡単に断ち切れるらしい

今朝は,ChatGPTとコーヒー談義をし,無料枠を使いきってしまいました😓

話の発端は,カフェインレスコーヒーのことです.筆者は若い頃からコーヒーが好きでした.ただし,結構若い頃から睡眠のトラブルがあり,夕方以降はコーヒーを飲まないことにしていました.現役時代はだいたい午前と午後のお茶にコーヒーを飲んでいました.

引退後も朝食後にコーヒーを飲んでいましたが,最近になってどうも胃の調子が良くなく心当たりとしては夕食時に飲む緑茶ではないかと思いました.そこで緑茶と合わせてコーヒーもやめてみたところ,1か月もしたら胃の調子も元通り快調に戻りました

ですが,家族が飲むコーヒーの香りを嗅ぐとコーヒーを飲みたい気持ちが沸き起こりました.そこで,ネットで探してカフェインレスのコーヒーの粉を買いました.

味的には悪くなかったと思います.毎日ではもったいないのでだいたい2日おきくらいに飲み,1か月半くらいもったのではないかと思います.

それでまたコーヒーが切れたのですが,今度は家族がいれるコーヒーの匂いを嗅いでも以前ほどコーヒーを飲みたいという気持ちがわいてきません.もちろん良い香りに違いはなく,飲んでもいいとは思いますが,そんなに強い気持ちではないのです.

たぶんこれはこれまで脳がコーヒーの香りとカフェインを結びつけて飲みたい衝動を起こす一種のカフェイン中毒であったのが,コーヒーの香りとカフェインの関係がないということを学習することで衝動がわかなくなったのだと思います.

ということをChatGPTに聞いたら,だいたいそうだとの答えでした.ただし,ChatGPTは質問者に寄り添いすぎるきらいがあるのは念頭に置く必要があります.

ATOM Cam 2のRTSPをRasPi3で見る update (2025/09/26)

その後もATOM Tech社のATOM Cam2が出力するReal Time Streaming Protocol (RTSP)をRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)および同+ (RPi3+)で視聴するシステムを少しずついじりながら運用しています.

現在の状況 (RPi3, RPi3+共通)

システム構成

  • 1GB RAM, 32GB microSDカード (RPi3+は64GB)
  • Raspberry Pi OS 12 (Bookworm)
  • dphys-swapfile 512MB 使用 (インストールのデフォルト設定),ZRAM不使用

VLCの起動

$HOME/bin/run_vlc.sh

#!/bin/bash
killall vlc
sleep 3
DISPLAY=:0 /usr/bin/vlc   \
	-f \
	rtsp://カメラのUserID:パスワード@カメラのIPアドレス/live	\
  	> /dev/null 2>&1 &

systemdの設定

$HOME/.config/systemd/run_vlc.service

# run_vlc.service
[Unit]
Description=Run vlc
DefaultDependencies=no
After=graphical.target

[Service]
Type=simple
ExecStart=/PATH/TO/THE/SCRIPT/run_vlc.sh
TimeoutStartSec=0
RemainAfterExit=yes

[Timer]
OnBootSec=15sec

[Install]
WantedBy=timers.target

設定

ユーザー権限にて

systemctl --user enable run_vlc

再起動の仕組み

$HOME/bin/rerun_vlc.sh

#!/bin/bash
systemctl --user restart run_vlc 

$HOME/.config/systemd/user/rerun_vlc.service

# rerun_vlc.service
[Unit]
Description=Re-run vlc
DefaultDependencies=no
After=run_vlc.target

[Service]
Type=simple
ExecStart=/PATH/TO/THE/SCRIPT/rerun_vlc.sh
TimeoutStartSec=0
RemainAfterExit=no

[Install]
WantedBy=default.target 

$HOME/.config/systemd/user/rerun_vlc.timer

# rerun_vlc.timer
[Unit]
Description=Rerun vlc every day at 11:32
After=graphical.target

[Timer]
OnCalendar=*-*-* 11:32:00
OnCalendar=*-*-* 04:30:00

[Install]
WantedBy=timers.target

設定

systemctl --user enable rerun_vlc.timer

解説

従前と一番大きく異なるのは,run_vlc.timerを無くして,その機能をrun_vlc.serviceに合体させたことです.

他は大きく変えていませんが,ATOM Cam 2は毎日11:30に再起動するようにして,RPi3(+)はそれに対応して毎日11:32と,念のため4:30にVLCを再起動させるようにしています.

安定性としては,RPi3,RPi3+ともに1日に1度くらいのハングアップです.

Debianでpartition swapを永久に止める

これ色々苦労しました.前にうまくいったのにメモが残っていないので今回も苦労しました.そこで,BLOGに残す次第です.

Raspberry Pi OSではdefaultのインストールでpartition swapを使いませんが,Debianではデフォルトのインストールでswapのパーティションを切られそこがアクティブになります./etc/fstrabでそのパーティションの記述をなくしてもtypeがLinux swapのpartitionがある限り強情にpartition swapが起動されます.

いろいろやりましたが,どれが効いているか解りません.ChatGPTは,

  • /etc/fstab → swap 行コメントアウト
  • systemctl mask dev-sdaX.swap
  • /etc/initramfs-tools/conf.d/resume 削除 & update-initramfs -u
  • grubresume= パラメータ削除 & update-grub
  • sgdisk --typecode=N:8300 /dev/sda でパーティションタイプを変更

といいます.たぶん全部するのがよいと思います.

swapoffしてfdiskでパーティションのtypeをlinux-swap以外にするのがpatition swapを使わない必要条件だと思います.しかし他の手続きをしておかないとブート時にタイムアウトまで待つようなことになって起動時間が余計にかかるなどの副作用があったように記憶しています.

ちなみに,今いじっているDebian ARM64 13 TrixieはM4 Mac miniのVMWare Fusion上で動かしていて,マスストレージ(仮想ディスク)は,/dev/nvme0n1で,swap partitionは,/dev/nvme0n1p4でした.

ついでに,M4 Mac miniのVMWare Fusion上で動かすDebian ARM64 Trixieは,他の仮想マシン・実マシンのどの環境よりも早いDebianです(当社比).

筆者はfdiskを使います.

草刈り5周目 (2025)

9月12日(金)にわが家の草刈り4周目が終わりました.9月17日から今年最後の第5周目に入りましたが,これからは草の成長も今まで程ではないのでペースダウンします.他のこともしたいです.

現在畑の広い面積に生えているのがこの草です.

ツルを伸ばして広がっていきます.地面から刈っても1週間でまた出てきてしまいます.Google画像検索にかけてもよく解らないとのことです.

また部分的に生えているのはこの小松菜のような雑草です.

こちらはGoogle画像検索でギシギシと判明し,ギシギシの情報を探すと特徴が一致しています.多年草でなかなか根絶しにくいそうです.

いずれも膝丈までは伸びないのでしばらく様子を見てから刈ろうと思います.

記事のタイトルには “終盤” とありますが,この日で終わりました.