トラッキング対策

先週放送のNHK「所さん!事件ですよ」では,今治のタオル工場でトラッキングによる火災が頻発しているという話題がありました.タオルを織る過程で細かい繊維が飛び,電気系統に降り積もるので,まめに掃除をしてもどうしても火事になることがあるようです.

それを見て,わが家にはどうしても手が届かないところにあるコンセントにテーブタップのプラグを差し込んだままにしてあるのを思い出しました.

前から気にはしているのですが,重い本棚と壁の隙間なので掃除もできません.

廊下の本棚

文庫本など小さい本などは前後2列になってびっしり詰まっています😅

プラグを差し込んで少なくとも10年以上そのままになっているし,一昨年の秋にわが家にワンコが来てからは,ワンコが一度も行ったことのない2階の部屋までワンコの毛が飛来しているので,今回は忘れないうちに手立てをしようと決心し,早速着手しました.

まず調査ですが,本棚を動かさないまま,スマホのカメラのレンズで壁の隙間の状態を撮れそうなので,懐中電灯で照らしながら撮影したところ,それらしい様子が映りました.

本棚裏のコンセントの様子

なんとも恐ろしい様子です.左側が2つ口のコンセントで,下段にテーブルタップのプラグがささっていますが,埃に覆われてプラグを直に見ることができません.

これは湿気てたら間違いなくトラッキングが起きます.そこで,大変ですが本棚を動かして処置をすることにして,中身を9割がた出しました.

ようやく本棚を一人で動かすことができました.本棚を動かすことで直接確認できたコンセントの様子が次の写真です.本棚にくっついて幾分ホコリが取れて,少しはマシに見えます.

本棚裏のコンセントの様子

それでも危険な状況と言えます.わが家でも場所によっては湿気がかなりあって埃がジトッとしていますので,ここでトラッキングが起きなかったことはラッキーだったというべきです

電気掃除機とウエットティシューでコンセントや周辺をきれいにして,コンセントにはガムテープを貼ろうかと思いましたが,せっかくだからとホームセンターに出かけて差し込んで蓋をするコンセントキャップを買ってきました.

コンセントキャップを被せる

本当はもう少しつばの部分が広いものが欲しかったのですが,これしかなかったので仕方ありません.効能には子どものいたずら防止の他,トラッキング予防も書いてあるので信じましょう.

これで当分は大丈夫と思いますが,何年かに一度は確認したほうが良さそうです.

ここのホコリは湿気てなかったです.

iPhone vs Androidスマホ

最近某SNSで,「iPhoneを長年使ってきたけど最近Androidスマホにして特に不便はない」という投稿が増えていて,それに賛同する人も多いです.

昨今の円安でiPhoneは異常な高価格となり,よほど価値を見いだせる人でないと買わないほうがいいかもと筆者も思います.

実は筆者は長年iPhoneとAndroidスマホの2台持ちです.とはいえ,Androidスマホの方は最初がエントリー機,2代目3代目が初中級機なので,感じているところがそのままiPhone vs Androidスマホだというのは不適切でしょう.

それでも2種類のスマホを使って本質的な部分の優劣は感じます.

Androidはupgrade後のOSの出来が悪い

Androidスマホの最大のデメリットはupgradeのOSの開発が本気でないと感じるところです.これまで3台のAndroidスマホを買って,どれも一年内外でOSのメジャーなアップグレードがありました.例えばAQUOS sense4 liteでは購入時Android 11だったのが1年くらい後に12になりました.しかしこの12の出来が悪い.悪いにもほどがあります.ちょっと気温が上がると画面が暗くなり動作が遅くなります.真夏の一時期ならいいですが,だいたい3月から11月までで,むしろ冬だけまともとさえ言えます.冬場以外はAQUOS sense4 liteでPokémon GOは使い物になりません.

Sharpにしてみれば,スマホを売るときのOSは商品価値に直結しますから,不具合をなくして魅力的に作り上げる意義がありますが,購入後のupgradeは金をかけるだけ損ですからこういうことになるのだと思います.AQUOSの場合はSharpですが,その前の別の会社の2台も同様でした.

このことから得た教訓は「AndroidスマホのOSはupgradeしてはならない」,もしくは「AndroidスマホはPIXELを買え」です.PIXELを買うのでは価格的な魅力は減ります.

バカ高いSony等のスマホのOSのupgradeについてはどうなのか,興味がないわけではないですが個人的に知る必要性がないので調べません😅

Google Payが残念すぎる

これは以前も引用しました,ITジャーナリストの石川温氏の記事に詳しいです.石川さんの記事は6年も前のものですが現在も本質的なところは変わってないと思います.

また,こちらの記事でも,

ユーザーエクスペリエンスの大きな差を読み取れます.

そもそもGoogle Payに登録できるクレジットカードの種類が少なすぎます.筆者はなんとも無駄なことに9枚クレジットカードを持っていますが,すべてApple Payに登録できます.そのうちクレジットカード自身のワイヤレス決済(NFC決済)可能なものが6枚です

一方Google Payには基本的に元のプラスチックカードがNFC決済可能でないと登録できないようで,9枚中2枚だけ登録できています

また,Apple Payでの支払いではID, QUICPay+, NFC決済のどれでもカードの上限設定まで支払いに使えます.もちろん生体認証で暗証番号の入力は不要です

一方のGoogle Payでは生体認証は不要な代わりに上限が3万円です.生体認証が不要なことをメリットに挙げているまとめサイトがありますが,FaceIDにしてもTouchIDにしてもデメリットと言うほどの手間ではなく,セキュリティーを考えたらむしろメリットです.上限が3万円という方がはるかに大きなデメリットになると思います.

上述のApple PayとGoogle Payの比較 (現金いらず.com) (2024年2月27日)では,「利便性としては圧倒的にApple Pay優勢」とまとめています.

キャッシュレス・スマホ決済マニア😅にはiPhoneということになると思います.

Macintoshとの親和性が良い

これはまあ当たり前ですが,iCloudでデータを共有するアプリはもちろん,シンクロすることで写真や音楽も簡単に同じ内容にできます

もちろんAndroidでもGoogle DriveとGoogleのアプリを使えばいいわけですが,iPhoneやMacではGoogle Driveや関連アプリも使えるのでさらに便利といえます.

ただしこの件に関してはMacintoshを使わない人には全然関係ないですね.

まとめ

ということで,Macintoshを使わない人,キャッシュレス決済に何ら価値を見出さない人,夏に外でPokémon GOなどのゲームをしない人にとってはiPhoneはただバカ高いスマホということになるので買わないほうがいいと思います.

iPhoneがないと生きていけない人にとっても今の円安は由々しき事態ですから,日本の国力を上げ,円安で潤う一部大企業のわがままを排して,円が強くなるような政策に一刻も早く転換してほしいと思います.

高い製品を買ったユーザーからはメーカーや製品を養護するようにレビューしか出てきませんし.高い製品を選んだ自分を間接的に弁護するということです.
ほとんどが特定の店の割引やキャッシュバック・ポイントをもらうためのもので全部年会費無料です.
その他の3枚はIDまたはQUICPay+経由のみ.
最近何枚かNFC決済可能な更新カードが届いたのであとで登録できるか更に試してみます
IDの場合は暗証番号の入力が必要なようです.
ただし,IDに関しては暗証番号に入力でカード上限まで支払い可能なようです.
多分Macintoshにためた写真の位置情報もiPhoneの “盗難ディバイスの保護” などで利用されていると思います.
個人的に特に便利に感じているのはメモ帳です.

Macbookを有線接続に

どうもリビングで使用しているMacbook(Retina, 12-inch, 2017, 1.4 GHz デュアルコアIntel Core i7)のWi-Fiの具合が良くなく,speed.cloudflare.comにつないでテストをすると10〜20%くらいのパケットロスが出て,総合判定はひどいときには Poor, Poor, Poorです😅

Cloudflareによるテスト結果.パケットロスが毎回10〜20%出る.
ネット品質の総合判定.上のパケットロスと同時の測定時の結果.ひどい時には全部Poorとなる.

それで色々考えました.まずはUSBのネットワークアダプターを探しましたが,最近のMacintoshは皆Wi-Fiを内蔵しているしマーケットが小さいのでmacOSに対応したものは見つかりませんでした.

AliExpressで探すとWifi6対応のMac用USBアダプターが見つかりますが,日本には売ってくれません.たぶん技適の関係だと思います.

ドライバー無しでWi-Fiを使えないか.そうだブリッジモードのあるWi-Fiルーターを買えばいいのだと探してみましたが,Wifi6対応というと,頭のおかしい人が使うような形をしていて,素人としてはとても買う気になれません(というかデカくて高い😅).

MacbookとWi-Fiルーターを繋ぐのは有線LAN接続ではないか.それならMacbookを有線で繋げばいいだろうとようやく気がついてつないでみました.

そもそも外付けモニターをつなぐために,アダプターを使っていて,LAN端子もあるのでした.手持ちのケーブルを使ってとりあえずただで済みました.

パケットロスはなくなりましたが,スピードは全然出ません.モニターの接続にバンド幅が使われているんでしょうか.

有線接続ではパケットロスはゼロ.
スピードはもう少し欲しいですが,総合判定はまずまず.

ということで外部モニターを外してみたところこんな感じでした.

ダウンロードは多少は速くなりましたが,総合評価は下がっています😅

当分はこれで行くしかなさそうです.

2024年4月28日(日)のスピード

休日のほうがネットのアクセススピードは速い傾向があります.

これだけ出れば良しとしましょう.ちなみに,Mac mini 2018 (3.2 GHz 6コアIntel Core i7)の有線接続ではこんな感じです.

Packet Lossはどちらも0%です.

他のWi-Fi接続のMac, iPhoneでパケットロスが出ることはありません.
稀に最悪の “Bad, Bad, Bad” も出ます.
「頭のおかしい人」はほめことばです.
というか,USBアダプターもこのアダプターを経由しないと接続できない.

DOSEmuメモ (2) NFS

割とあっさりできました.ここを参考にしました.

デーモンの立ち上げは,Slackware64 15.0ではこんな順番でした

/etc/rc.d/rc.rpc start
/etc/rc.d/rc.nfsd start

唯一引っかかったのは,サーバーへ接続しようとしたクライアントのポート番号が大きすぎたため,最初の設定ではマウントできなかったことです.

これは,VMWareのクライアントであるSlackware64が,ホストであるMac miniのNAT経由でサーバーにつなごうとしたためだと思います.そこで,ホストの/etc/exportsに “insecure” オプションを追加しました.

nfsでマウントさせるディレクトリー    MacminiのIPv4アドレス(insecure,rw)

これで,マウントしたサーバーのディレクトリーをdosemuのD:ドライブにして,dosemuから読み出せることを確認しました(書き込みはまだやってませんが😅).

Linuxマシンの間ではUser IDを統一しているので,そのへんの問題も生じませんでした.

rc.rpcとrc.nfsdを実行可能に変更したので,次のサーバーのブート時には自動的に起動するはずです.

DOSEmuメモ (1)

これまでの経緯をざっとまとめますと,Windowsへの依存なくDOSアプリを動かすために,FreeDOS/V + 鳳(単漢変換FEP)の動く環境をいろいろ試してきました.

その結果VMWare FusionBochsではFreeDOS/V + 鳳はブートして日本語フォントがロードされ,プロンプトまで出ますがその後エラーになって使えません.

QEMU/KVMではプロンプトが出ても安定ですが,Control+Spaceで単漢変換モードになりません.

Manjaro AMD64のもとで動くQEMU/KVMで,FreeDOS/V + 鳳をインストールしたHDDイメージからブートして日本語モードとなり安定であるが,CNTL+Spaceを押しても漢字入力モードにならない.

結局昔から動いていたDOSEmu以外はNGです.DOSEmuは素晴らしいですがCPUのエミュレーションはしてくれません.また,macOS + MacPortsではbuildできないので,現在までに確認したDOSEmu + FreeDOS/V + 鳳を動かせる環境は,

です.なぜ同じVMWare FusionでFreeDOS/V + 鳳を直接動かすことはできないのに,VMWare Fusion上のSlackware64の上のDOSEmuで動くのかは不明です.

また,まだ試していませんが,

  • x86_64の実機で動くManjaroのQEMU/KVMのもとで動くSlackware64の中のDOSEmu

でFreedos/V + 鳳が動く可能性はあります.しかし,Manjaro AMD64でDOSEmuが動きますから,これはあまり意味がないです.

いずれにしてもCPUのエミュレーション機能がないDOSEmuということで,Raspberry Pi 4/5 Model Bでの作動はあきらめざるを得ません.

仮想マシンを動かしてその中でエミュレーターを動かすというのは,今ひとつスマートさに欠けますが,動かないのでは話しにならないのでしょうがないです.

Linux上のDOSEmuで行くとなると話は単純で,アマチュア無線のログのオリジナルを保存しているRaspberry PiのサーバーのディレクトリーをDOSEmuのホストのLinuxのファイルシステムのどこかに何らかの形でマウントすればいい,ということになります.

とりあえずはNFSでやってみますが,もう何年もいじってないのでどうなるかはわかりません.動くところまでたどり着くのは紆余曲折あって構いませんが,動き出したら安定して動くことが重要です.

特にmacOS下では.