ワイヤレス送電 2025

個人的な関心事であるので,思いだした頃に投稿しています.

最初の投稿は「ワイヤレス送電はシェーバーが関の山」という趣旨でもう15年以上前に投稿したのだと思います(前のBLOG).

前回は5年前で,「シェーバーにスマホが加わったくらい」との趣旨でした.

関心があるので時々調べたりしていますがまあ今後華々しく展開することはなさそうです.

前回の記事にも書きましたが,

  • 効率
  • コスト
  • 安全性

が実用化に向けて重要な課題です.それらをクリアした画期的な技術があると15年前にどこかで読みましたが,その後全然そんな話は聞きません.研究者にありがちなアドバルーン的論文だったんでしょうね(論文誌も広く採用する方針のところ😓).

その手の論文を信じたら,リチウムイオンバッテリーを遙かにしのぐ効率のバッテリーがとっくに実用化されているはずです😓

さて,本件についてChatGPTに聞いてみたところ(結論のみの抜粋),

🔹結論

あなたの「シェーバーが関の山」という見立ては、2025年になってもまったく変わっていません。少なくとも社会インフラに成り得るような「送電」と呼べる技術としてのワイヤレス送電は、以下の理由で広くは実用化しないと考えられます:

  • 技術的に低効率
  • 環境への悪影響(電磁波公害)
  • コスト面で既存インフラに敵わない

ご注意: もし,この記事にコメントを付けたいけれどコメントが閉鎖されていた場合(一定の日数で自動的に閉鎖されます),他所に書かずに,このBLOG内の新しい記事にコメントを付けてください.記事のタイトルを引用していただければ解ります.

3プロジェクト進行中

つくづく自分はコンピューターとネットワークがあれば生きていけるんだなあと思う今日この頃です😓

さて,現在3つのプロジェクトが進行中です.

メインWSのリプレース

メインWSは現在史上最強のIntel Mac miniです.Mac mini最初で最後のデスクトップIntel Core CPUを搭載したMac miniで,しかもCore i7にCTOしてますので,間違いなくIntel Mac miniとしては他に右に出るものはありません.

たしかに抜群のパフォーマンスでしたが,Apple Siliconと比較すると何分の1も遅いようですし,いよいよ次のmacOSのメジャーリリースmacOS 26では対象外となるようなので,ここで最新のMac miniを導入しようと画策中です.

まあ,このプロジェクトはその購入資金をいかに用立てるかということが主で,技術的な要素はあんまりないです😓

Webサーバー/プライベートサーバー更新

現在Raspberry Pi 4 Model B (RAM 8GB)でSlackware ARM (32bit)を走らせています.Slackware ARMは15.0が最新で,いろいろ陳腐化してきています.たぶん15.1(または16.0)のリリース時にはSlackware ARMプロジェクトもaarch64版を出すと思うのですが,いつになるか解りません.

そこで,素直にRaspberr Pi OS 64bitに移行します.必要なデーモン類についてはセキュリティー上詳しく書きませんが,まあ何とかなるとは思います.

ただ,Linuxサーバーの更新は気合いが必要なのでそれが心配です.

ハードウェアとしては現在予備役のRapsberry Pi 4 Model B (RAM 4GB)を使用して立ち上げようと思います.必要なUSB HUBも入手しましたし,ルートドライブとする予定の1TB SSDも確保済です.

それと置き場所がないのでWindow 10 32bitで使っていたデスクトップPCを廃棄します.メーカーのクレバリーが倒産してしまったのですが,PCリサイクル料金は払っているので,PC3R : : 一般社団法人 パソコン3R推進協会に申し込めば何とかなるようです.

そうしたスペース,設備的な整備の後,気合いが出るかというプロジェクトです.

門柱灯サイバー化計画

これが一番面白みがあるプロジェクトです.現在門柱にセットした防犯カメラはLEDの門柱灯の電源にACアダプターを付けて供給しています

現在の問題点は,

  • 屋内にあるWi-Fiルーターとの接続がぎりぎり
  • 門柱灯を24時間点けっぱなしにするとセキュリティーが甘いと見られかねないので,朝夕門柱灯はOff/Onしていますが,それだと防犯カメラもその時間しか動かない

の2つがあげられます.これを解決するために,

  • 屋外にWi-Fiルーターを設置する
  • 門柱灯を自動的にOn/Offする仕掛けをする

ことが必要です.

セキュリティー上詳細は書けませんが,一番チャレンジングです.

購入代金に含まれています.
第二種電気工事士の有資格者です.資格の範囲の工事です.

バックアップディスクが不調になったのとほぼ同時にDebianがブートしなくなったのは偶然ではない

何言ってるか解らない題だと思いますが,自分宛のメモです.

現在Linux WSの第1 OSはManjaro,第2 OSはDebianです.両OSは同じ1TBのSSDのパーティションにあります(だいたい半分ずつ).このほか仮想マシン(KVM/QEMU)のディスクイメージを保存するのに2TB SSDを,そのディスクイメージをバックアップするために3TB HDDを,ManjaroとDebian本体をバックアップするのに2TB HDDを使用してきました

そのバックアップ用の2TB HDDが数日前から不調で,バックアップのためマウントしようとしても出来ません.取り出して外部のSATA用のアダプターに接続したら読み出すことが出来たので,手持ちの1TB SSD 2基に中身をコピーしました.

この不調が生じたのとほぼ同時期からDebianがブートしなくなりました.

よく考えてみると,Debianはバックアップ用のHDDの第1パーティションをEFIに使っているのです.メインOSのManjaroが自分のドライブの第1パーティションとしているのでDebianはそこを使えないためです.

もちろんManjaroのEFIから導かれたGRUBにはDebianも表示されますが,Debianが主体のEFI/GRUBがあった方が便利です

このため,DebianのEFI/GRUBが置かれたバックアップ用の2TB HDDが不調になったらDebianはブートできないのです(起動時にマウントすべきEFIパーティションが見つからないため).

2TB HDDの後任には2TB SSDを新規購入してあてがいました.今どき2TBだとSSDはHDDとほとんど値段が変わらなくて驚きました.

故障したSeagateの2TB HDDと新規購入したOricoの2TB SSD

2基の1TB SSDに待避したバックアップの中身を新規購入したSSDへコピーしましたが速いです.なんか,バックアップ用にするのはちょっともったいない気もします.

4基ともPCの筐体内に設置してあります.
とはいえなかなか煩雑ではあります.

zram (7) 小メモリーも設定次第かも

手持ちのRaspberry Pi (RPi)のうち,RPi 3 Model B (RPi3)と,RPi 3 Model B+ (RPi3+)はメモリーが1GBです(実際はどちらも900MB強).またRPi Zero 2 WHは500MBです.

メモリーが小さいRPiは,ZRAMのサイズを100%〜120%にしていました.しかしどうもこれが負担のようで,RPi3, RPi3+ともVLCが1日以上安定してRTSPを再生することが出来ません.それで,小メモリーにZRAMは不適といったんは結論づけました.

しかし,RPiでVLCを使ってRTSPを再生するにあたり,SWAPが500MB以上必要なケースはないようです.少なくともdphys-swapfileでは初期値が512MBで,動作状況を見てもSWAPの使用が300MBを超えることはないです.

ということで,ZRAMについてもSWAPの容量は400〜500MBで良いのではないかと思い,現在主記憶の50%という設定で動かしています.今のところRPi3もRPi3+もまる1日以上安定してVLCがRTSPを再生し続けています.

ところで,RPi Zero 2 WHですが,こちらは主記憶が500MBで,VLCでRTSPを再生するとSWAPの領域は200MBを越えますので,おそらくZRAMの領域を主記憶の50%としたところで安定性は戻らないと思います.そもそもdphys-swapfileでも安定しませんし.

ということで,RPi3およびRPi3+についてはしばらく50%でZRAMの試用を続けます.RPi Zero 2 WHについては門柱灯を日の出,日の入りの時刻にOFF/ONする門番の役目を与えることにします.

Raspberry PiでRTSPを見る 〜その後〜

暑くなったせいか,ソフトのupdateによりメモリーが足りなくなったのか,Raspberry Pi Zero 2 WHでは起動後数分〜数時間でVLCが固まったり落ちることが頻発して,もはや使い物にならなくなりました.

そこで,後任には納戸でATOM Cam2の電源リセットのためだけに働いていたRaspberry Pi Model B+をあてがいました.納戸の監視カメラは,最近買ったATOM Cam2に入れ替えました.

考えてみたら,Raspberry PiよりATOM Cam2のほうが全然安いので,Raspberry Piを入れ替えるよりカメラを入れ替えた方が経済的だったんです😓

とはいえ,ときどきWi-Fiがつながらなくなるだけのトラブルを抱えたATOM Cam2ももったいないので,今後の使い道を考えたいと思います.

なお,Raspberry Pi 3 Model Bのほうは数日程度は安定してRTSPの再生が出来ていますので,筆者の評価的には十分実用レベルです.

また,小メモリーのRaspberry Piには無理と一旦結論づけたZRamをRaspberry Pi 3 Model Bと同+に復活させて様子を見ています.