64bit専用に(Slackware 14.2へその4)

AMD A6マシン(GW4)に, Slackware64 14.2をインストールし,日本語フォントを追加して,ユーザーのデータをコピーしました.

ユーザーのデータをコピーしましたが,これから作業をしているうちに,ずれてくるので,rsyncで同期させるbashスクリプトも作りました.

そして,現在の私にとっての三種の神器であるFirefox, ThunderbirdとFileZillaの64bit版,さらに,LibreOfficeもインストールして,普通のWSとしては十分使えるようになりました.この記事も,当該マシンから書いてます.

たいていのソフトは,64bit版が手に入るので,multilib化はしないことにしました.multilib化しない方がメンテ性もいいでしょう.

次は,いよいよmariaDBのデータ移転ですね.これも,bashスクリプトでrsyncを動かして,バイナリー転送でうまくいくのか,動作確認しておきます.うまくいくようであれば,最終的な段階で,rsyncして,up to dateにします.

それより先にwebサーバー関係かなぁ.

id_rsaからppkを作成

どうってことない話ですが,ネット検索すると,ppkファイルからsshのキーファイルを作る方法は山ほど見つかりますが,その逆がなかなか見つからないので,メモっときます.

ppkファイルは,PuTTYで使用する鍵の型式なので,基本的にはPuTTYかその付属ツールでしか作れないようです.

わたしの場合は,WindowsからSSHでつなぐなんてことはしないので,OpenSSHのid_rsa鍵は各マシンに作っていますが,ppkファイルはありません.

ppkファイルが必要になったのは,FileZillaでキーファイル認証のsshホストにつなぐためです.

まず,PuTTYのソースからbuildします.今どきのLinuxディストロ上であれば簡単にできると思います.できあがったputtygenというツールを使います.

puttygen ~/.ssh/id_rsa -O private -o マシン名など.ppk

であっさりできます.

Mac OS XではGTKの関係で,PuTTY本体のbuildができませんが,puttygenはできます.ただし,Makefileのうちの,

WARNINGOPTS = -Wall -Werror

WARNINGOPTS = -Wall

とする必要がありました

あくまで,当社調べです.

少なくともわたしの環境では.

サーバーいろいろいじりました

結局,RAIDはLevel 1(以下”RAID 1″)に戻しました.最大の理由は,GCCやGLibcといった,根幹に関わるソフトのupgradeをしたかったからです.RAID 1にしておけば,GLibcのupgradeをする前に,片方のarrayを外してブートさせて,片肺飛行にして,その状態でupgradeをして,もし不具合が生じたら,外しておいた方のarrayからbootさせれば元に戻せます.これ以上の簡単なsnapshotはありません.

HDD/SSDに余分があれば,外したHDD/SSDをPCから物理的に外して保存し,代わりのHDD/SSDをRAID 1アレーにすればよいです.また次の大手術の時に交換させれば良いです.

で,GCCを5.2に,GLibcは2.22にしました.世の中では,GCCは既に6.1に,GLibcも2.23となっているようですが,Slackware Currentでは,ここまでのようです.

たしか,このGLibcにすれば,FileZillaのインストール条件となるなんかのライブラリーをbuildできたと思います

こんな調子で,しばらく使いつづけようかと思います.

あと,KDE 5を何とかインストールできないかなぁと考えています.

この件は,全くの勘違い.