馬鹿か忖度か

与党間の意地の張り合いで給付する10万円を現金5万円とクーポン5万円に分けることになったようですが,それに関する大手メディアの報道が馬鹿すぎです.

クーポン支給のために事務経費が1000億円近くかかることを多くの大手メディアは「多すぎる」というスタンスで報道していますが,それが例えば500億円になれば「大幅に減らせて良かった」という姿勢で報じるんでしょうか.

そもそも最初から全部現金支給にしていれば,クーポン支給に関する費用は1円もかからないのです.現金支給は手続きが始まってから途中で金額変更ということになれば追加費用がかかるでしょうが,最初から金額が決まっていれば,5万円でも10万円でも現金支給にかかる事務手数料は変わりません.

納税者目線からすればクーポン費用は全部無駄金です.

与党の「現金だと貯蓄に回る」をこれまた大手マスコミは大本営発表の垂れ流しをしていますが,今回支給対象になっている人たちの貯蓄額はどのくらいのレベルなのか,貯蓄に回す余裕がどれほどあるのか,調べてからものを言ってもらいたいものです.

そして,巨額の事務経費がまたD通に中抜きされるのも見え見えですが,どの大手マスコミもその可能性に言及しません.そしてこれも何度も繰り返されたことが明らかになっていますが,中抜きの一部は自民党に環流します.当然,また中抜き・環流と同じことが繰り返されるのに,次の来るべき段階について大手マスコミは一切触れません.

真珠湾攻撃の記念日(やその前)に,NHKでは太平洋戦争開戦の頃のマスコミや人々の空気感を資料から読み取るような番組を放送していますが,一番反省がなく空気を醸成する危険な存在はNHKを筆頭とする大手マスコミ自体ではないでしょうか.

足の裏の飯粒

職場でまだ若手だった頃,先輩が学位について,「足の裏の飯粒」と言っていました.そのこころは,「取らないと気になるけど,取っても食えない」ということです.

その頃はまだ自分は関係ないと思っていましたが,そういう年頃になったら言い得て妙だなと感じるようになりました.

取っても取らなくても,国際学術会議などに行くと,若手〜中堅の年齢なら “ドクター何々” と呼ばれ,ベテランの年齢になると “プロフェッサー何々” と呼ばれます😓 それを後ろめたく感じなければ博士号は取る必要はないかもです😓

アマチュア無線での自分にとっての足の裏の飯粒は Mt. Athosです.何しろ免許人が1人しかいない状態が何十年も続いています.たまに突然出てくるようですが,先代😓のアポロ神父のときは,自分のアクティビティーとマッチせず,信号を聞いたこともありませんでした.

出ないなら出ないで,定期的に大々的なDXpeditionを認めるような寛容さが欲しいなあとずっと思っています.

寛容さって神の教えの一番大事なところじゃないのかな,って誰か言ってました.

代替わりして,Monk Iakovos Kutlumusian, SV2RSG局が最初に出てこられた2016年に21MHzで交信し,QSLカードももらったのですが,後にARRLが “/Aが着いていないからMt. Athosとは認めない”といちゃもんを付けたので,ただのギリシャのカードになってしまいました.

今年になってRSGさんが再びアクティブになり, “/A”を付けて出て来られました.同じ場所から運用しているのに, “/A”が着けば珍エンティティー,なければ普通のギリシャです.夏に14MHz CWで,またつい先日14MHz FT8で交信しましたが,どちらも最後が聞こえない,取れない怪しさの残る交信になってしまいました.

今朝ですが,RSGさんがログをClubLogにuploadしてくれたようで,ダメ元というか恐る恐る確認したら,さいわいにも両方ともヒットし,Log Matchingも成立していました

ということで,長年の溜飲が下がったはずなんですが,うれしくてしょうがないと言うことはなくて,なんか,飯粒のたとえを思い出したのでした.

博士号.
特にアジア.
個人の感想です.
あるいは0人.
名字がどちらか解らないし,日本語で公式にどう表記すべきか解らないので,以下, “RSGさん” とします😓
LoTWはやってませんが,マッチング方法をClubLogと共通にしているはずなので,登録してログをuploadすればコンファームできる見込みです.たぶん,しないですが.
残りがひとつ減っただけ😓