舌下免疫療法開始(続)

続きです.

これまでさんざん待ちましたが,アレルギー外来は毎月第1, 3月曜日ということで初診のわずか3日後の21日(月)となりました.

この日の予約は15:30でしたが,診察室に呼ばれたのは16:00でした.

医師から説明を受けた後,さっそく最初の一錠を舌下に置いて,そのあと診察室内の待合席で30分待機しました.別の患者1人のあとまた呼ばれて,問題ないので,次は2週間後ということになりました.その時が,大学病院の最後の診察と言うことになります.

19日の朝から弱い方のシダキュアを服用しはじめました.

今のところ特に問題はありません.

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「営業日」的には翌営業日.
ちょうど2週間後の11月4日は振替休日なので,繰り上げて11月1日となりました.

舌下免疫療法開始

受ける気になる

錠剤による舌下免疫療法が数年前に承認されて,既に治療を受けた患者・施した医師などからはBLOG・SNSでポジティブな評価が多く出ています.

私は高校生の時にスギ花粉症の正式診断を受け,以来40年以上,その時点で自分に最適と思われる点鼻薬と服用薬を使用してきました(アレルギーを抑える薬です).それらの薬もだいぶ進化して,この10年ほどは若い頃に比べるとずいぶん楽になりましたが,それでも2月末から5月初めまでのシーズン中は辛く,そのうちの数日は何もできないほど体調が悪くなります.

そんなわけで,この舌下免疫療法に大いに期待していたのですが,まだ当該の薬を処方してくれる医療機関が多くありません.まずは,長年かかっていて,今のベストの組み合わせであるザイザルとエリザスを勧めてくれた,耳鼻科クリニックに問い合わせてみましたが,やっていないとのことで,残念ですが他を調べてみました.

制約条件としては,自転車で通える範囲です.わが家では,わたし専用の車だけはないのです^^; 真夏でも真冬でも通えるとなれば,片道5kmくらいまでが限界と思います.ネット検索で見つけた,3kmほどにあるクリニックは,日に5名ほどしか診ないという独特な方針のところで,直接医師に電話連絡して予約を取るらしいのですが,3日間,頃合いをみては電話したもののつながらないのであきらめました.

次に見つけたところは,5km強で,厳しい気候の時期には限界と思われるのですが,行ってみることにしました.最初に行ったのは,9月初旬のまだ暑い日でした.

クリニック

こちらの事情(病歴)を説明したところ,リスクがゼロではないので当医院ではできないので,どうしてもやりたければ,大学病院に紹介状を書くので,行ってきてください,ということで,何かあまり勧めたくないような雰囲気でちょっとがっかりしました.それでも,抗体検査のため採血され,1週間後に来てくれとのことでした.

1週間後に行くと,検査の結果,スギとヒノキの花粉に抗体があるので,スギ花粉の舌下免疫療法を希望であれば,大学病院に紹介状を書きますとのことで,このときは前回とは違って勧めてくれる印象でしたので,書いてもらうことにしました.

帰宅後に大学病院の予約センターに電話をしたところ,耳鼻咽喉科は非常に混んでいると言うことで,約1か月先の10月18日の予約になりました.

それでもまだ大学病院では,治療を勧められないのではないかという不安がありました.

大学病院

紹介先の大学病院には,家族の付き添いで何十年も前に行ったことがあるのですが,自分がかかるのは初めてでした.予約の30分前までに初診受付に行ってくださいと予約センターの人から聞いていましたが,まあ,様子も分からないので余裕を持って1時間ちょっと前に病院に着きました.

初診受付で30分待って順番が来て,保険証と紹介状と記入した用紙を渡し,さらに電子カルテと診察券などができあがるのに30分待って受け取り,耳鼻咽喉科の受付に提出してさらに30分待って,予約時間の30分遅れで診察室に呼び込まれました.

完全に治療を開始する前提で説明を受け,喉と鼻と舌の下の様子を診察され,今回処方する薬を次回持ってきてください,ということで終わりました.

いろいろ不安もありましたが,これで間違いなく治療に入れると一安心しました.

会計でさらに30分待ち,この日の待ち時間は合計2時間となりました😓 待ち時間以外は非常に順調にいきました.

処方せん薬局

いったん帰宅して,他の買い物のついでもあるので,出直していつも処方薬を買う,近所のドラッグストアに行きました.今回処方されたのは,最初の一週間使用する弱い薬と,その後使用する強い薬8日分です.

どこの処方せん薬局にもあると医師から聞いてきましたが,最初の7日分の薬は,需要が少ないためか,この薬局に在庫がなく,薬剤師から近所の別の店舗から持ってくるので30分くらいかかりますと言われ,この日5度目の30分待ちとなりました.まあ,今どきスマホをいじっていれば30分くらいはなんとか持ちます.

話通りに30分くらいで薬がそろい,楽天Payで支払って,買い物のあるスーパーに行きました.

処方された舌下錠.最初の7日間服用する分(2日分は使用済み)

(つづく)

ヒノキの花粉の治療薬はまだ存在しないそうです.

いじめ・ハラスメント・差別(ヘイト)

いじめやハラスメントは,する側がどう考えてするか,ということは全く関係なくて,される側がどう感じるか,だけが問題なわけです.これは,その手の研修を受けるまでもなく,良識ある人なら分かる話です.

ヘイトや差別も同じです.する側がどういう経緯に基づいていようが,どういう考えていようかは関係ないです.される側がどう感じるか,それだけです.

さすがに今の世の中いじめやハラスメントについてはどんな人でも解るので実社会では,はばかられるようですが,そういう傾向の人がやりばを求めて匿名SNSにあふれ出ているような気がします.

残念なのはそういう残念な人の残念なつぶやきに,友人・知人が共感するのを目の当たりにすることです.最近そういうことが増えて某匿名SNSにはいづらくて,離れています.

Catalinaにするか迷い中

今後のサポート・セキュリティーの観点から,いずれはCatalinaにアップグレード(以下 “UG”)すべきですが,まだちょっと迷っています.

私が現在管理者になっているMacintosh(“Mac”ときどき “マクド”)は,自分のメインワークステーション(“WS”)と,家族用のMac mini (Core i7のわが家最強Mac),自分用のMacBook(ときどき “マクドブック”)です.

最初にWSからUGしましたが,ここで問題が発覚しました.

  1. ルートに作っていたイメージファイルなどのディレクトリーが行方不明となりVMWare Fusion(“VWF”)がそれらを発見できず,仮想マシンが動かない
  2. 上記イメージファイルなどを自分のホームディレクトリーの下に移して,VWFは仮想マシンを動かすことができるようになったが,MacBookでは,仮想マシンの画面表示が出ない(真っ黒のまま)

1は,今までのオレ様流が通用しなくなるのをあきらめることで済みますが,2の解決のためには,VWFの有料UGをしなければなりません

それと,WSを使う上でかなり大きなウエートを占める「写真」が悪くなりました.「モーメント」がなくなり,日別の写真では勝手に写真のサムネールに大小が付けられて,いくつかの写真は表示されず「+2」などの表示で省略されてしまいます.また,「全ての写真」で表示すると,日ごとの境目が解らなくなります.

WSでは,写真を楽しむと言うよりは管理をするので,この仕様変更は困ったものです.まだ発見はできていませんが,設定で変更できるかも知れないのでちょっと探してみます

VWFの問題も,写真の管理の問題も,MacBookと家族用Macでは大きな問題ではないので既にCatalinaにUG済ですが,メインのWSのみ,バックアップから,Mojaveに戻して使用中です.

ネット検索すればいろいろ出てきますが,最新のVMWare Fusion 11.5をインストールして試用モードで起動して,なんやかんやして,自分のライセンスのあるVWFに戻すという手が無いわけではないですが.
表示の様式を元に戻す設定はないようですね.

FileVault

長年,公私のMacの起動用HDD, SSDは,macOS標準装備のFileVaultで暗号化してきました.

初期のFileVaultでは,暗号化をオンにすると,乱数の英数文字列が暗号化のマスターキーとして表示されて,これを使えばパスワードを忘れてもディスクが復元できる,という型式でしたが,何代か前のmacOSから暗号化をオンにしようとすると,「復旧キーが、勤務先、所属学校、所属団体により設定されました。」という恐ろしいメッセージが表示されるようになりました.

何が恐ろしいかというと,その復旧キーを設定した組織が何かが解らないのです.最近知ったのは,/Library/Keychains/内にある,FileVaultMaster.KeychainとFileVaultMaster.cerが,その復旧(暗号化)キーの実体らしいです.そのタイムスタンプは,たしかに私はある組織に所属していましたが,本当にその組織のキーなのか確認しようがないです.Yosemiteが出る何年か前のことですし.

最初にそのメッセージが出現した頃は情報も少なく,この得体の知れない復旧キーの使用を回避するため,

  1. 起動可能な外付けHDD(SSD)に,システムをまるまるコピーする(Carbon Copy Clonerを使用)
  2. 外付けドライブから起動する
  3. 内蔵ドライブをディスクユーティリティでAPFS 暗号化の設定でフォーマットする
  4. 再びCarbon Copy Clonerで,外付けドライブから内蔵ドライブにまるまるコピー
  5. 内蔵ドライブで起動して,3の時に設定したパスワードをディスクパスワードとして入力する
  6. 管理者である自分のアカウントにログインして環境設定のFileVaultで,自分(や共同使用者)のパスワードでディスクがアンロックできるように設定する.

という手順をとりました.手順は単純明快ですが,1と4で時間がかかります.コピー中にWebの閲覧やクラウド上のファイルの編集はできますが,ローカルディスクの内容や設定を編集・変更すると,コピー先に反映されない可能性があるので,注意が要ります.

時間がかかる上,正攻法ではないので,もやもやする部分はありますが,1度設定すると,OSのupgradeでも起動ディスクは暗号化されたままなので,そのままにしてきました.

今回たまたまFileVaultMaster.Keychainの作成手順を知りましたので,得体の知れない「勤務先、所属学校、所属団体」による呪縛から逃れるために自分の復旧キーを作成して入れ替えました.

現在,この「勤務先、所属学校、所属団体」とは私自身です😀

手順はアップルサポートのサイトに書いてある通りで問題なかったです.

関係資料

ざっと調べたら,macOS 10.10 Yosemite以降らしいです.
その後,いろいろ調べて解りました.たしかに筆者がかつて所属した職場の出張所のものでした^^; 退職した組織だし,その部署は今は存在していないので,その暗号鍵が作られた経緯は解りようがなく,当然秘密鍵なども厳正に管理されていようはずはなく,一掃すべきなのは間違いないです.